行政書士エース環境法務事務所（ブログ）

　ここまで来ましたか！　という感じですね。


　「名前を言ってはいけないあの人」他、
　著名士業成功者がセミナーをしてくれるそうです。


　いや、別に成功体験を語られるのは結構なんです。
　同業の人に役立つと考えるなら、ドンドン話すのが良いでしょう。


　ただ


　問題は、「羊頭狗肉」よろしく、
　「緊急性」や「即効性」で煽り立てる手法が気に入らんのです。


　「売れればイイ」ってことなんでしょうか！？
　「フェアプレイ」の精神はどこ吹く風？


　それに


　この手のセミナーを聞くだけで、自分も成功できる！　と思った時点で、その人自身の価値を安売りしてしまったことに気がつくべきです。


　他ならぬ、同じ失敗をしたワタシ自身が言うのだから、間違いない！！（笑）。


　とは言え、お手軽セミナーで、簡単に金儲けできる方法があります。


　ズバリ


　同じ内容のセミナーを、同業者に向けて開催するのです！
　そうすれば、参加費の１０倍くらいは回収できるでしょう。


　参加費×１０＝セミナー受講の効用


　だから　何？　　という感じです。
　見方を変えると、これは一種のねずみ講ですね。


　ねずみ講はいけないことだと　説明しなければならない「士業者」自身が、
　ねずみ講に手を染めているという矛盾


　「アフィリエイト成功法」などの、情報を高値で買う場合も同様です。


　もし、その情報が真実で、即効性があるものならば・・・・
　同様の手法を用いた競合者が、雨後の筍のごとく立ち現れ、情報はすぐに陳腐化するでしょう。


　もし、その情報のとおりに行動するのが困難で、即効性がないものであったなら・・・・
　再現性が無いゴミ情報を売りつける、詐欺的な商法と言えるでしょう。



　今改めて思いましたけど、
　こういう商法って、非常にアメリカ的なのよね。
　「売った後のことは知らん」みたいな


　ゴールドラッシュで一番大もうけしたのは、山師につるはしを売った人だ　　という例え自体、
　アメリカの話ですしね。


　こんなくだらない商法を、わざわざ日本人が真似しなくても良いと思うんだけどな。
　「短期的売上」が全てではないと思いますよ。


　「博打やギャンブルで一番儲けるのは胴元」ということを、常に覚えておかなくてはなりません。


　
　久々に激辛の記事になってしまった（汗）。
　同業の友人が減るかもしれません（笑）。

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