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カテゴリ:IT
ITmedia 4月8日13時45分配信
ビッグローブの提供するデータ通信と端末のセットプラン「ほぼスマホ」が7月をめどに音声通話機能やMNPに対応する。「価格競争に陥らないよう連携サービス強化を」と腕時計型ウェアラブル端末も開発中であることを明かした。 ビッグローブは4月8日、データ通信と端末のセットプラン「ほぼスマホ」で、7月をめどに「090」番号による音声通話機能やMNPに対応する予定だと発表した。同社はNECによる売却に伴い4月1日付けで社名変更。格安SIMカードでは値下げ合戦が続くが、「単なる価格競争に陥らないよう、連携サービスやデバイスを強化したい」と古関義幸社長は話す。腕時計型のウェアラブル端末のプロトタイプも公開した。 「ほぼスマホ」の新サービスはオプションとして提供。「090」番号を使える上、MNP(番号ポータビリティ)に対応するため、乗り換えも可能になる。料金などの詳細は未定という。 新生ビッグローブは、「サービス」「ネット接続」「端末」の3つをキーとして掲げる。ネット接続は、(1)家庭向けの光回線、(2)SIMカードなどのモバイル分野、(3)公衆Wi-Fiスポット――の3つの側面で強化。他社の通信インフラを用いてサービスを提供するVNO(バーチャルネットワーク事業者)である強みを生かし、BIGLOBEブランドとして一元的に提供することで、より便利に快適なインターネットが楽しめる環境を作りたいという。 モバイル分野は、月額900円(税別)で下り最大150Mbps/上り最大50MbpsのLTE通信1Gバイトまで&全国のWi-Fiスポットを使えるSIMカード「エントリープラン」や、同プランと端末をセットした月額2776円(税別)からの「ほぼスマホ」が好調だ。通信料金を抑えるニーズや、安価に2台持ちをする手段として支持を伸ばしており「市場全体として右肩上がり」(古関社長)と期待する。現在20万弱のユーザー数を、2016年度末には100万人まで伸ばしたいという。 2月に提供を始めた「ほぼスマホ」の契約数はすでに数千台規模となり、当初予想を上回るペース。MNPや音声通話への対応でユーザー拡大を見込み、現在提供している「AQUOS PHONE SH90B」に加え、端末の拡充も検討していく。 ★★★★★★★ 今までスマホの料金が高いために、一般の携帯電話からの乗換えをためらっていたという人も多いと思います。今回のBIGLOBEの新しいサービスは090の番号をNTTドコモのネットワークで利用できるというもので、低料金で高品質な通信でのスマホを利用できるようになるというものです。 とくに、1ヶ月に1GBまたは2GB程度しか通信を利用しないライトユーザーにとって、かなりお得になりそうです。 こうなってくると、NTTドコモ、au、ソフトバンクなどの携帯会社も通信料金を下げざるを得なくなるのではないでしょうか。ますます競争が激しくなりそうな予感がします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年04月08日 19時53分36秒
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