北京にいます

さっきの日記から約１０時間。
根性で課題をひとつ終わらせる。
と、いっても、まだ修正が必要だろうけど、
とりあえず、一通り。

ぜんぜん話してなかった課題の内容、
ちょっとここでお話してみます。
自分が民間企業の人間になって、
ある発展途上国をひとつ選んで、
そこで小学校を６個建てる。
そこでのコストや歳入、資金の調達方法、
また事業のリスクを自分で仮定して、
この学校建設が利益になるのかというのを説明する、
という課題。

プロジェクトファイナンスっていう授業の課題で、
国が民間企業にインフラ関係のお仕事を委託、
そのインフラ建設を如何に成功させるか、
というのがこの授業の話の中心。

PPP(Public Private Partnership)っていう
言葉がよくでてきて、その名のとおり、
公共セクターと民間セクターが協力し合って、
よりよい事業を展開しましょう、というもの。
たとえば、小泉さんが進めてた郵政事業民営化、
とか高速道路の民営化（だったっけ？）は
まさにプロジェクトファイナンスそのもの。

今までだったらインフラ関係は公共機関が
やることが多かったけど、
競争がないこともあって、めちゃくちゃ非効率。
だったら任せられることは民間にできるだけ
任しちゃいましょうよ、っていうことが
話の根本になってる。

僕もまだ全然わからなくて、
何も詳しいことはいえないけれど、
経済とか勉強してた僕にはとても
興味深く移った。

さっきまでいた友達に、
実用的なことやってるね、って
言ってもらったけれど、
内容が初歩の初歩過ぎて、まだまだ。

でも、やっぱり楽しかったかな。

今日はよくがんばった、
疲れたからもうかえろ。
明日は今回の論文の修正だ。