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2006年07月03日
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1000の風
1000の風

久しぶりの更新です(^^;

え~、今日は仕事で関わったYさんのことを。

以前にも此処で書いたことがあるかもしれませんが、8年ほど前に僕は父から家業を継ぎました。

父は病気による急逝だったので、引継ぎはほとんどといってありませんでした。

なので、お客さんとのつながりも、どこでどんな経緯からお付き合いいただいているのか

よく分からないのと、業界に入って日が浅かったため、お客さんとの人間関係や

父との仕事ぶりとの比較でかなり戸惑った日々を送りました。

毎日が不安感に苛まれ、お客さんのひと言ひと言にビクつく状態の中、

特に緊張し、怖いなぁ~、、って思っていた人がYさんでした。

Yさんは、ウチの一番大口のお客さん(会社)の経理担当で、この会社の社長さんは

父の同級生ということもあり、父とは気が合ったようですが、息子のボクとはなんの接点も

ありませんでしたから、ボクが引き継いでからは、ほぼ このYさんを通してくれ、という感じでした。

社長さんもかなりの迫力ある人物で、機嫌を損ねたらエライことになるぞ..という緊張感がありました

が、Yさんにも同様の雰囲気が感じられました。

電話ひとつかけるのにも何度も躊躇して次の日に先延ばししてしまったり..(^^;

凄い剣幕で怒られたこともしばしばありました...(;^_^A

しかし、時間というものは少しずつ人間関係の距離感を縮めていってくれるもので、

必要に迫られ何度も仕事でお会いしていくうちにチョットした会話の中に笑顔が

うまれるようになり、かなりのスローペースでしたが、極度の緊張感も薄れていくようになりました。

ある日 偶然 とある会合(講演と懇親会)でご一緒になり、となりでお酒を呑む機会がありました。

ボクはお酒はそんなに強くない方ですが、キライではありませんし、酔ったときの気分の高揚感が

大好き(依存?)なので、かなりリラックスしてYさんとお話しました。

その時、彼の口から

「じゅん@菩薩さんはオヤジさんより この仕事 向いてるよね~!」というコトバがポロリ...

Yさんはボクが順調に家業を引き継いだ印象があったとさえ言ってくださいましたъ( ゜ー^)

先述の通り、社長もYさんも父のことはよ~く知ってましたし、かなりの信頼をおいていただいていた

ことは感じてました。だからこそ、息子のボクにはかなりのモノ足りなさを感じてるんだろうな~、って

思ってましたから、コレはホントに意外なひと言でした。

ある意味、一番ボクに不満を持っている人だと思っていた人が、一番ボクを理解してくれるコトバを

かけてくれたんです!

未だに電話での無愛想さに「お、怒ってます?..(^^;」なんてこともありますが、ほぼボクの

とりこし苦労です。

仕事面でも、会社とのお付き合いだけでなく、今ではYさん個人もボクのお客さんです。

・・・・・・・・・・・・・・・

先日、Yさんの奥さんがご病気により急逝されました。

あまりに急な訃報でした。

数日後、Yさんのご自宅にお邪魔しましたが(告別式は家族葬だったので)

かけるコトバが見つかりません。

その後、ボクの仕事場に来ていただきましたが、喪失感と孤独感をボクに素直に

話してくださいました。

できることはお話を聞くことだけでした。

「時間」というものがボクの父への喪失感を和らげ、Yさんとの接点を生み出し、

距離感を縮めてくれたように

Yさんにとっても「時間」が喪失感や孤独感を少しずつ和らげてくれることを祈るばかりです。






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最終更新日  2006年07月05日 09時14分34秒
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