フリーランスで仕事をするということ
最近、若者の就職事情が変わり、入社後すぐ退職する人が多いらしい。理由は「思っていたのと違う」のが最も多いが、退職後の動きで気になるのが「個人でも十分仕事はできる。」という安易さだ。自分の意思で動くという意味では素晴らしいことだと思うが、あくまで個人でするなら、今から考えるのは難しいかも知れないが、老後のことも考慮して人生設計すべきだ。私も、上記のように個人や小さな会社でも、自分の意思で動ける仕事がしたいと思ったこともあるが、結局、大企業に入った。といっても、3年勤務した後、自分の意思でもっと上(やはり大企業)を目指して転職している。当時転職はめずらしいことだった。しかし引退し、老後の生活をしていて、初めて大企業の良さを感じている。公的年金のほかに、終身の企業年金があるからだ。終身年金は大企業に三十数年働いていないともらえない。職を転々としたり個人事業主ではもらえないのだ。いくら貯金があっても、月々に入ってくる十分なお金があるのとないのでは精神的に違う。大手企業の歯車なんかいやだと言って、冒険をするのもいいが若気の至りにならないように気をつける必要がある。「納得の内定」をめざす 就職活動1冊目の教科書 2025 [ 就活塾 キャリアアカデミー ]にほんブログ村