ブログ散策：天皇制の危機(33)

2006年01月08日

〔ブログ散策〕　今回のテーマは、天皇制の危機(33)

　この天皇制シリーズの他の記事を参照したい場合は、《目次　ブログ散策：天皇制の危機》からどうぞ。

「寛仁親王：「一度切れた歴史はつなげない」女性天皇に異議」について（続弾！弁護士岡村善郎の思考実験　2006年1月4日）
↑側室制度のほうが経済的だという斬新な主張。管理者曰く：下世話な話で恐縮ですが，旧宮家の復活には，毎年数十億円要する。皇太子側室制では，たかだか，お手当てとして２～３０００万円で足りる。この程度であれば，内邸費を，やりくりすることで工面できる金額であり，国民の税負担もない。いかに皇太子側室制が経済合理性に裏打ちされているかもお考え願いたい。

拝啓　自民党議員の皆様へ！（日本の心を育むネットワーク　2006年1月4日）
↑自民党内閣部会で大勢が決するので、自民党議員にメールを、というお願い。管理者のメール文書(?)があるので、これをもとにメールしたらどうでしょう。

寛仁親王　「一度切れた歴史はつなげない」女性天皇に異議（時事あれこれ　2006年1月4日）
↑〔注目記事〕各地の社寺境内に建立されている日本伝統建築の三重・五重塔には芯柱があるが、天皇をこの芯柱にたとえ、日本国の芯柱を守ることのほうが緊要の問題である、と主張。

皇位継承問題の議論のための資料として（ほうのしはい　2006年1月4日）
↑湯浅赳男著『日本近代史の総括　　日本人とユダヤ人、民族の地政学と精神分析』からの転記：「日本社会は東洋的専制主義の単一中心社会ではなく西ヨーロッパ型の多数中心社会なのである。天皇は日本社会の唯一最高の権力保持者ではなく、権力によらずに社会の時間を回すいわば虚の中心なのである。」

寛仁親王殿下インタビュー要旨（小泉内閣の支持率が一桁台になるまで　2006年1月4日）
↑管理者曰く：公平無私で国民を思い、五穀豊穣を願い、世界平和を祈念されている皇室の存在は、私は人類の宝だとさえ思っています。

一度切れた歴史はつなげない（小泉内閣の支持率が一桁台になるまで　2006年1月4日）
↑管理者曰く：女系天皇制になると国民との役割分担関係が崩れるのではないかと私は思います。その意味でも「一度切れた歴史はつなげない」かもしれません。

寛仁親王殿下へのインタビュー（思うて学ばざれば則ち殆し　2006年1月4日）
↑昭和天皇の新日本建設に関する詔書（いわゆる人間宣言）で、天皇が天照大神の末裔であることを否定したという謬説が流れているが、「信頼と敬愛」を付加しただけであって神話を否定したのではないと明言。

日本の歴史は軽くない（ＨＩＲＡＫＡＷＡ的「言の葉」ブログ　2006年1月4日）
↑管理者曰く：皇室、天皇陛下は即位されたら選挙なんてものはなく人生の長さに於いて君臨されます。そして天皇家、皇族で世襲されていく別格の地位です。「日本国天皇」の地位は民が軽々しく決めるものでなくそうやって国の有史の中で永く継承されてきたものであって、原則男系譜で継いできたものは何があっても遵守されるべきで、時代が違うとかほざくのは愚かです。これは守らなければならない国としての絶対文化、絶対伝統、国家規則なのです。

皇室典範改正を批判する（脳天氣なプチナショ　2006年1月4日）
↑〔お薦め記事〕管理者曰く：歴史的に見て、皇室典範を政府や議会が論じることは駄目である。……人権思想を土台とした政府・議会が、本来ならば両立不可能な王権についてズカズカと踏み込んでしまうことが問題。……ご皇室に関するこまごまとした事柄は委細、天皇陛下と皇族の方々によってのみ協議、改変が可能であり、政府や議会は予算や運営といった外側の大まかなことのみ決めるという点にとどめる。……人権思想を背景とした政府・国家という海に、ご皇室という王権の船が浮かんでいる訳ですから、海が船の中に進入すれば、結果として船は海中に没してしまうことになります。

「正論」新春鼎談　第２１回「大賞」受賞（３－２）（小桜魂　2006年1月4日）
↑最初に「天皇」が使われた事情を藤岡氏が説明。「翌年もう一度、遣隋使を派遣する段階になって、日本の君主の称号をどうするかが問題になった。このときに使ったのが天皇という称号です。」

「女性天皇問題」から見る「変化の兆し」（２）（日常感覚　2006年01月06日）
↑女系天皇になれば、日本の精神も滅ぶという主張。管理者曰く：好きとか嫌いに関わらず、「天皇家がなぜ尊いのか？」それが理解できないのは、縦のつながりが実感できていないから。
血統によって「いのち」をつないでいくということの意味合いが理解できていないから。

女系天皇III（丘の上の雲　2006年01月07日）
↑数学者の藤原正彦氏の見解。数学者にとって最も重要な素質は美しいものを美しいと感じる情緒であり、A→B→Cと論証する過程における最初のAは理屈ではなく、論理を超えた仮説であり、それを瞬時に見抜くのは情緒である。皇位の継承における最初のAは、2650年以上も厳然と続いてきた男系維持の伝統（父をたどれば神武天皇になる）である。

漸く分かった！女系天皇／男系天皇問題（Slown-In Fast out.煉獄篇　2006年01月07日）
↑男系維持の意味について、はじめての人にもわかりやすい。管理者曰く：とりあえず、も少し男系理論が日本全体に定着する（理解される）前に決めるのだけはやめた方がいいと思った。今回心底感じたけど、男系天皇理論って絶対に全く理解されてない。むしろ右翼理論の変形としか思われない。

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