テーマ:ニュース(100222)
カテゴリ:政治と法律
毎年毎年この時期になると首相の靖国参拝がマスコミで大騒ぎされて、こっちはいいかげん馬鹿馬鹿しくなってきている。だからこの問題はスルー・・・といきたいところだが、おもしろい記事を見つけたので書いておく。 《駐中国大使が中国側抗議に反論[共同通信社:2006年08月15日 19時15分]》 【北京・共同】宮本雄二・駐中国大使は15日、中国の李肇星外相から小泉純一郎首相の靖国神社参拝について抗議を受けた際に「国際正義への挑戦」と言われたことに対し「全くの見当違いと言わざるを得ず、受け入れられない」と反論。北京の日本大使館が明らかにした。また靖国問題を理由に首脳会談を拒否している中国の姿勢に不満を表明した上で、日中交流を推進すべきだとの考えを伝達。 偉いぞ!(^_^) 駐中国大使が変わるとこんなにも対応が変わるものか。A級戦犯は、少なくとも服役したり処刑されたりしたことで日本は国際正義は果たしているでしょ。国際社会は一定期間ののち彼らを赦免したにもかかわらずまだ責め続けるというのなら、むしろそちらのほうが国際正義に反しているのではないか。全くの見当違いというのは、まさにその通り。 《<首相靖国参拝>朝日新聞社の取材、靖国神社が拒否(毎日新聞 2006年8月15日13時44分更新)》 靖国神社は、今回の首相参拝で、朝日新聞社の記者とカメラマンの敷地立ち入りを禁止し、取材を拒否した。同社は「報道の自由に抵触する」として抗議する方針。 朝日新聞は、首相の靖国参拝に反対して大いに反対派を盛り上げている。はっきり言って燃料を投下しているとしか言いようがない。それだけ朝日新聞信奉者をカッカとさせておいて、さらに12日付朝刊で職員寮などの地図を記載するなんて、まるで憤っている多くの人々のうちのほんの一握りの人々でも職員に危害を与えてくれないかと期待しているかのようである。あるいは靖国神社の所有不動産に誰かが火でも付けることを期待しているのだろうか? はっきり言ってそこまでの情報を与える必要はあるまい。まあ、それほどバカな日本人がいなかったようだからいいようなものの、たとえ朝日新聞がそれを意図していなくても、それが起こる可能性を十分に高めているのである。 取材される側としては、マスコミの意図とは関係なく自分にふりかかる危険をできるだけ最小に留めようとするのが当然である。マスコミは、それだけ社会的影響力が強いとなれば、結果責任も十分に考慮に入れて行動すべきであろう。 朝日新聞は「報道の自由に抵触する」という馬鹿げたことを主張したいらしい。反対に、取材される側にはそれを拒否する自由とその正当性がある。この場合には、靖国神社側が12日の報道に対して、職員の身辺保護の観点から朝日新聞に抗議する正当性があると言えるくらいである。嫌だでシャットアウトされるのは、朝日新聞の自業自得である。 靖国神社は御霊をお祀りすることが仕事であって、それが静謐な環境の中で行われることを願っている。神社は祈りの場なのだから、本来は報道陣を一切シャットアウトして然るべきなのである。中国国内の取材がしたいからといって中国政府に屈した朝日新聞は、その卑屈な態度をもって、靖国神社に都合のいいことだけを報道することを条件に特別の取材許可でもしてもらったらどうかね? 読売新聞は、昭和戦争(大東亜戦争や太平洋戦争のこと)を総括するという意味でこれまで取材してきたものをここ2日間の紙面で詳しくまとめている。私は歴史学者ではないからそれがどの程度正しくまとめられているのか確言はできないが、とてもよい仕事をしていると思う。いい加減で戦争被害者のトラウマを利用した反戦平和のお祭騒ぎはもう卒業して、客観的にじっくりと歴史を振り返るべき時期が来ているのではなかろうか。いや、本当は手をつけるのが遅すぎるくらいなのだ。もしこの特集記事を論評している方がいらしたら、是非ともトラックバックをお願いしたい。 ついでに読売新聞に掲載されていた写真を。 戦時中の写真ではありませんよ~。(笑) 暑い夏ももう少しで終わるから頑張ろうね。(;^_^A 人気blogランキング ↑この記事が面白かった方、またはこのブログを応援してくれる方は、是非こちらをクリックしてください。 「p(^o^) 和の空間」の Window Shopping |
|