《「天皇はどこから来たか？」連載中》

5月13日『NHK俳句』　兼題「春眠」または自由　　選者　安原 葉
選者による入選十二句から、私が注目した句をいくつか。

離陸して春の眠りに入りにけり

秩父市　中島由美子

　気圧が低くなるから、ついつい眠くなっちゃうんだよね。

そっと抱く春眠の児の重さかな

東京都世田谷区　小川晋一

　人間は眠ったり泥酔したりすると重くなります。なぜなんでしょう？　ま、それはともかく、重くなった児を抱いて父親として感慨ひとしおみたいなところがあったりするんでしょうね。

春眠につづいて狸寝入りかな

大和市　杉浦正章

　何か起きにくい事情でもあったんでしょうか？　家族に自分の噂されているとか・・・。(^^ゞ

春眠のテレビを消され覚めにけり

福岡県宇美町　清水元英

　うちの親父がそうらしい。春眠ではないが、高いびきで眠っているのに、テレビを消すとすぐ目を覚ますんだとか。





最後にσ(^^)の一句

春眠や 気候のよさに感謝する

桜井和空

《『NHK俳句』のホームページ》





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