テーマ:政治について(19735)
カテゴリ:政治と法律
これについてはガンガン反対意見を提示していく。
要するに、経団連は企業が負担する冷房費を節約するために早めに仕事を切り上げて、そのぶんを個人に負担させようという魂胆なのである。まあ、そこまで勘繰らなくても、企業側としては早めの終業でエアコンの稼働時間を減らして二酸化炭素削減の企業努力をしたというアリバイを作りたいだけなのだ。日本人全体としては、家に帰ってエアコンのスイッチを入れるわけだから、まったく温暖化防止の対策にはなっていないのだが。 そもそもこんな発想でサマータイム制を提案しているのなら、わざわざ時計を動かさなくても夏用の時間割を作れば済む話なのに、その点はまったく考えられていない。企業側の責任逃れのために、夏時間を強制するというしわ寄せが国民に回ってくるのである。 地球温暖化が問題ならば、人間が活動を一切しないのが最大の解決策なのだが、それはできないのだから、せめて暑いときには活動しないというのが次善の策であり、ならばシエスタ制でもつくって、夏は昼寝でもしていたほうがいい。朝と夜に分けて仕事をするほうが、温暖化対策としてははるかに優れている。そのために、弱い冷房などでも熱射病にならないような建築様式を研究するなどが必要だろう。 そのほかに、各家庭に太陽光発電を普及させて、屋根から屋内に降り注ぐ熱エネルギーを冷房のために使うべきである。温暖化防止のための企業努力をしたいのなら、ビルの屋上には植物を植えるのではなくて太陽光発電のパネルを設置すべきではなかろうか。そう簡単には太陽光発電は各家庭に普及しそうもないから、まずは企業が率先してやって、発電装置の低価格化に弾みを付けるべきなのである。また、各家庭で発電して余った電気を電力会社に売ることができるというようなシステムも既にあるようだが、こういうのを企業が買うようなシステムをつくれば、企業努力としても評価できるのではなかろうか。電力会社は、いわば儲けを上乗せして企業に電力を供給するわけだから、各家庭から直接に企業に売ってしまったほうが効率的かもしれない。 温暖化防止の対策に関しては、私もあまりいいアイデアがない。猛暑の熱エネルギーを利用する科学技術を開発するのが最も有効な対策になるのだろうが、私は理科系には詳しくない。熱を吸収して電気か何かのエネルギーに変換してくれる魔法の箱でも誰か作ってくれるといいんだけどね。(^^ゞ とにかく私はサマータイム制には反対である。過去の例からいってどうせ失敗する。それに、私は絶対に冬時間で通すぞ。夏は一時間早く行動していると思ったほうが、よっぽど健康にいい。間違いえるといけないから、夏時間午前はsam、冬時間午前はwam、夏時間午後はspm、冬時間午後はwpmで記述することにしよう。 人気blogランキング ↑この記事が面白かった方、またはこのブログを応援してくれる方は、是非こちらをクリックしてください。 「p(^o^) 和の空間」の Window Shopping |
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