1027323 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【ログイン】

p(^o^) 和の空間

2007年08月10日
XML
和

これから展開する話は、天皇は中央アジアからやって来たとする私のファンタジーである。


 初期の天皇は、たたら製鉄とも密接に関わっていたのではないかというのが私の考えである。なにしろ神武天皇は媛蹈鞴五十鈴媛 命 ひめた た ら い す ず ひめのみことを皇后にしている。

 媛蹈鞴五十鈴媛命は大物主神が勢夜陀多良比売せろだたらひめに産ませた女である。私は大物主神がヤハウェくさいという見解をもっているが、そうすると、たたら関係の民族が西アジアから天山山脈の麓にやってきていたのではないかとも思われる。また、素戔鳴尊の子孫である大国主神の幸魂・奇魂が大物主神とされるから、出雲と密接に関わっていそうな感じもあるのだが、私はすでに、中央アジアに存在するはずの原始出雲はアラル海沿岸ではないかという見解を提出している。→《出雲国はアラル海沿岸にあった?!  ~天皇はどこから来たか~

 そこで今回は「たたら」をテーマに論じてみたい。

 まずは「たたら」の語源から。

たたら考
  たたらの語源

 中央アジアの民族タタール人が持っていふいた『皮袋』が、製鉄作業の送風器具(吹子)に使われたところから、『たたら』と名付けられたとも、インド地方の言語『タタール=猛火の意味』から転化したとも言われます。


たたらの由来
窪田蔵郎氏は、たたらをダッタン語のタタトル(猛火のこと)から転化したものでないかとしています。
また安田徳太郎氏によれば、古代インド語のサンスクリット語でタータラは熱の意味、ヒンディー語では鋼をサケラーと言うが、これは出雲の鋼にあたるケラと似ているし、ミャンマー語で刀はカタナと言うことなどから、たたら製鉄法はインドの製鉄技術が東南アジア経由で伝播したものではないかと言っています。

 ちなみに上記ページに掲載されている「製鉄技術の日本への伝播」という地図をみると、私のイメージしていた原始ヤマト民族の渡来経路とほぼ重なる。


 《神話の空間 渡辺 豊和(日本ペンクラブ:電子文藝館)》は、ヒッタイトと出雲が見えない糸で繋っているという説を展開しており、必見である。

 まずは、ヒッタイトの神話と八俣大蛇の話が類似している点。
怪龍イッルアンカを酒で酔い潰し縄をかけて退治してしまう神話がありこれは八俣の大蛇退治に酷似している。「都市とそこに住む人々には嘆く… 人々は悲しむ… 誰がこんな(大きな)蛇(註、ラップ)を産んだのか? ベルは天上に(ラップの姿を)描く。長さ五十マイル、その頭は一マイル… 誰が行ってラップを(殺し)、広大な国を救い出し王国を治めるのか?(後略)」(ヨハネス・レーマン、内野隆司・他訳『ヒッタイト帝国』佑学社)

 そこで女神イナールは大きな祭りの用意をした。そのあとで女神は都市ジイガラッタで男を捜し、彼に事情を話して協力を頼んだ。男は女神と寝ることを条件に、協力を約束した。女神は承知し、男を連れ出して隠した。それから女神は美しく身を飾り、イッルアンカを祭りに招いた。イッルアンカは酔いつぶれると男は縛り上げた。そこで天候神は蛇を殺した (ヨハネス・レーマン、内野隆司・他訳『ヒッタイト帝国』佑学社)

 女神イナールが櫛名田姫、男と天候神で二役になっているのがスサノオであり神話の構造自体は殆ど同一と言っていい。スサノオは天候神の性格を持っているのは高天ヶ原で暴れる様(さま)でも充分了解出来る。

 さらには、上記サイトの記者は、カシュガルには出雲の安来節とそっくりな民謡が昔からあると知り、漢民族は彼等のことをハッシと呼んでいるのはハッチ(=ヒッタイト)のことではないかと直観したという。
 1982年だったか3年だったかは失念してしまったが中国タクラマン砂漠の西カシュガルに数人で旅したことがある。ここの住人達はウイグル族で顔立ちは彫りが深く色白の明かにオリエント系の種族である。漢民族は彼等のことをハッシと呼んでいた。私達が訪れた時の直前にカシュガル市は始めて外国人に開放されたばかりであり随分珍しがられたがここには一週間近く滯在している間に民謡を聞く機会が何回かあった。そのうちの一つに出雲の安来節と酷似と言うよりも全くそのままのものがあり私は音楽を聞き分ける自信がなかったので仲間の音楽好きに聞いたら彼もまるでそっくりだと言う。この時私は漢民族がハッシと呼ぶのは実はハッテイのことではないかと直観した。消えたヒッタイトがウイグルとして存在しているのではないかと。カシュガルは随分古くから鉄細工が盛んで鉄製品の豊富なシルクロードのオアシスとして有名であった。それから安来節とそっくりの民謡も大昔から伝えられているとのことであった。古代出雲は砂鉄製錬の技術たたらの国であり安来節の踊は間違いなく砂鉄取りの姿を表わしているのであるから出雲のたたらは中国最西端のシルクロードオアシス、カシュガルから伝えられたのではないかと想像させた。それでなくても日本の祭ばやしと酷似する曲もあり同行の仲間達も盛んにその不思議を訝んでいた。それではそれはどの様な経路を経て伝来したのか。


 さて、以上のようなサイトから私の脳内に生じたファンタジー(笑)は以下のようになる。ヒッタイトが関連している製鉄民族が、西アジアからアラル海沿岸へ、さらにカシュガルへと移動してきた。その民族は、アラル海沿岸またはカシュガルでは物部氏に率いられていた。そのあたりで彼らは神武天皇の配下となり、その証として媛蹈鞴五十鈴媛命が皇后となった。あるいは事態は逆で、神武天皇が物部氏に担がれたということなのかもしれない。いずれにせよそこに原始ヤマト王朝が成立したのである。そこから初期天皇が日本へやって来る経路は、私見では北方経由だが、製鉄技術そのものはインド経由の南ルートかもしれない。私の想像では、物部氏が先遣隊として天皇よりも早く日本にやってきたのであり、それが南方経由であった可能性も十分に残されている。




「天皇はどこから来たか?」目次へ







人気ブログランキング人気blogランキング
↑この記事が面白かった方、またはこのブログを応援してくれる方は、是非こちらをクリックしてください。



「p(^o^) 和の空間」の Window Shopping
<日本人なら“”にこだわりたい>




 私の第2ブログ「時事評論@和の空間」と第3ブログ「浮世[あめ]風呂 @和の空間」もよろしく。ついでにこれも→WAHOO! JAPAN [和風日本](笑)


無料メルマガ『皇位継承Q&A』

登録はこちらから


↓ネット世論はこんな感じ。
皇位継承あなたの意見は?


 目次 ブログ散策:天皇制の危機 も合わせて御覧ください。


無料メールマガジン「皇位継承Q&A」 憂国メモランダム 皇室の歴史と伝統を守ろう。男系維持する方法あります。 「時事評論@和の空間」皇位継承を考える(1) へ

女性天皇に賛成。女系天皇に反対! 目次 ブログ散策:天皇制の危機



書の色紙(和)








最終更新日  2007年09月30日 22時02分25秒
コメント(5) | コメントを書く
[天皇はどこから来たか] カテゴリの最新記事

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カレンダー

コメント新着

 はりま@ Re:沖縄は朝鮮人が半占領中?(05/15) 誤解を生む記事を書かないでください。こ…
 一般人@ Re:沖縄は朝鮮人が半占領中?(05/15) ネトウヨ(笑 ちゃんと勉強してください
 学習しようね@ Re:沖縄は朝鮮人が半占領中?(05/15) じゃあなんで新垣村とかがあるんだよww 沖…
 沖縄に朝鮮人?@ Re:沖縄は朝鮮人が半占領中?(05/15) 沖縄は最近まで日本で2番目に朝鮮人が少な…
 機械の古語カラクリより来る@ Re:たたら ~天皇はどこから来たか~(08/10) 日本機械学会の一員として深く感銘を覚え…

Copyright (c) 1997-2017 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.