テーマ:俳句(532)
カテゴリ:俳句
長谷川櫂選の佳作から、私の注目した句にコメント。 柏餅は、やはり葉の存在感が大きい。そんな二句。 古き葉に力ありけり柏餅 さくら餅買ひに来たれど柏餅さくら餅には華やかさがあるが、柏餅には質実剛健の風がある。時期的に柏餅が新たに並んでいたのかもしれないが、目新しさで柏餅を選んだというより、その落ち着いた存在感にひかれて選んだと解釈しておきたい。 正直に生きし一生柏餅柏餅のように質素でも、地に足をつけて生きてきた。 柏餅七つ食べたが句の詠めずなかなかユーモラスな一句。とりあえず句になって、たくさん食べた甲斐があった。(笑) ちんぽこも健やかなれや柏餅選者の総評には「俳句に詠めないものは一つもありません。」とあるが、いやあ、こんな句が佳作に入るとは驚き。たしかに柏餅は男の子の節句の食べ物だから、「ちんぽこ」は、「ちんぽこを持った男の子」を意味するレトリックだととってもいいわけだが、それにしても型破り。(^^; 〔添削コーナーより〕 〔原句〕柏餅弟二人たくましきなるほど、一文字変えるだけで句中の切れが微妙に強くなっている。 《『NHK俳句』のホームページ》 人気blogランキング ↑この記事が面白かった方、またはこのブログを応援してくれる方は、是非こちらをクリックしてください。 「p(^o^) 和の空間」の Window Shopping |
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