テーマ:ニュース(100222)
カテゴリ:歴史と教育
建国記念の日には祝賀式典がある一方で、あいかわらず反対集会も開かれている。
上の記事を見ればだいたいわかるように、反対者は1割強にすぎない。どうでもいい人を含めると、ことさら建国記念の日に反対している人々は日本国民の1割にも満たないはずである。ニュースは公平に両方を取り上げるべきだというのも一理あるが、きちんと人数まで報道しないと、まるで賛成派と反対派が拮抗しているかのような報道になってしまう。その点は注意してもらいたいものだ。 日本の各地でも祝賀式典や反対集会が催されている。 「建国記念の日を祝う千葉県民の集い」では《700人が「紀元節」合唱 建国記念の日祝う集い(MSN産経 2009年2月11日 16:13)》が催された。千葉県はサヨクの強い困った県だと思っていたが、普通に日本人やっている人もけっこういるのね。(^^ゞ 広島市内では、《建国記念日で賛否の集会(中国新聞 2009/2/12)》。中区の広島国際会議場では「建国を祝う集い」があり、約1500人が参加した。一方、憲法を守る広島県民会議、県原水禁、県平和運動センターの3団体は、西区の自治労会館で「紀元節復活反対」を掲げる集会を開き、約130人が参加した。平和・民主・革新の日本をめざす広島の会(ヒロシマ革新懇)も東区のホールで約100人の集会を催した。 広島は原爆を落とされた場所だから反対集会があるのは当然(?)なのだろうが、それでも反対集会の人数が祝う集いの2割に満たないというのが実態である。 《岩国と山口でも賛否の集会(中国新聞 2009/2/12)》があり、岩国市山手町の市民会館では「建国記念の日奉賛会」が祝賀式典を開き、市民ら約800人が参加、約600人が市内をパレードして歩いた。山口市では市内の自治会連合会などの約400人が参加し、奉祝大会。 上の新聞記事には、反対集会の言及はなかった。 《◆"紀元節"復活反対集会(動画ニュースSTV 2009年2月11日)》によると,靖国共闘会議が主催した「紀元節復活反対2・11道民集会」には、およそ600人が参加。 あいかわらず北海道は反対派が根強い。そして、ここでも“靖国共闘会議”とあるように、すぐに天皇=軍国主義という短絡的な思考になってしまっている。19世紀後半以降は、世界の先進国は軍国主義・帝国主義だったのだが、一方でそういう世界的視野が彼ら反対派には欠けており(わざと目を瞑っているのか?)、また明治より前の長い歴史に関しても日本国の存在を見ようとはしていない。非常に近視眼的な態度であると言える。 建国記念の日に反対する人々は、だいたい「君が代」も大嫌いなようである。 「君が代」が音楽として成立したのは明治時代だが、現在歌われている「君が代」は二代目らしい。初代「君が代」は、《【ヨコハマ初めて博物館】(2)君が代 英国人が作曲し、薩摩藩が演奏》で聴ける。 この記事によると、「フェントンは日本に国歌がないことを不思議に思い『君が代』の詞に曲をつけた」という。「君が代」反対派はよく「国歌なんか要らない」などというが、そういう感覚がどうかしているのは、「君が代」の成立事情からして明らかだろう。 人気blogランキング ↑この記事が面白かった方、またはこのブログを応援してくれる方は、是非こちらをクリックしてください。 「p(^o^) 和の空間」の Window Shopping |
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