大平建設：お客様提案係りy(うちエコ診断士)の日記

先日、「リビングに吹抜けを作る事は可能ですか？」というお問い合わせを頂きました。
その問い合わせに対する私の答えをここで紹介します。

リビング、居間という、「住宅の一次エネルギーの計算」における、”主たる居室”というくくりの空間に吹抜け空間を作ると、二階の廊下や階段も”主たる居室”に含まれます。階段の部分は一階にも加算され、二階にも加算されるので、リビングに吹き抜け空間を作ると、”主たる居室”の面積が２培くらいに広がります。

そうすると、吹抜けがない間取りより、暖房費がおよそ２倍になります。北国、雪国では、年間の光熱費のおよそ３分の1が暖房費なので、暖房費が２倍になると、年間の光熱費は、1.5倍くらいに大きくなります。
また、吹抜け空間を動く空気の流れも気になるので、「吹き抜け空間は作れるけど、お勧めはしない。」というのが私の答えです。

と、回答したところ、質問者さんから「エネルギー効率は悪化するのであれば、考え直さないといけませんね。」というお返事をいただきました。そうです！　リビングに吹抜け空間を作ったら、光熱費が、1.5倍ですよ～、そこんところ、少し考えてみましょうね♪　ずーっと払い続ける光熱費が、1.5倍ですよ～