昨日のニュースですが長野県で保険金の支払いを巡る裁判の判決が有りました、保険会社は自殺の疑いが有ると言う事で拒否したのでしたが判決は殺人事件だと認定したのでした。
この事件は当時人気のＡＶ女優と彼氏が燃えた車の中から発見されたのでした、しかし警察は自殺と言う事で処理しようとしたのですが人気ＡＶ女優の不可解な死と言う事でマスコミの注目の的となり両面で捜査と言うことで進展していません。
事実上捜査を放棄したのも同然なのです、事件が発生しその場所の警察の捜査能力で事件も事故として捜査を終わらせようとするのです。
昨年の秋田連続幼児殺人事件も最初の事件発生時に適切な捜査をしていれば2件目は起きなかったのです、その後の起きた幼児殺害事件はこの批判が起きた事で適切な捜査をして解決しましたが。
何度か取り上げましたが徳島自衛隊員殺害事件だって警察は自殺としてしまったので適切な捜査が出来ずに終わったのです、これも当時マスコミの注目となり批判が起きたのですが。
古い話ですが長野県警はあの浅間山荘事件を県警単独で処理しようとしたのでした、自分達にその能力が無いのに。
警視庁からの応援でもあれだけの犠牲者が出たのですから長野県警でやったら大変な事態になったでしょう、映画突撃せよで長野県警のお粗末な対応は描かれた居ます。
その他にもかつて騒がれた事件で長野県警のミスで大問題になったことが有るのです、近年でも松本サリン事件が有名ですこれも地元記者の目から県警の失態振りを描いています。
裁判で認定されたのだから捜査本部を立ち上げ真犯人を上げないと行けませんがさてどうするのでしょうかね、どうも対応はこれまでどうりの様ですが。
長野県警と言えば小説の世界で信濃のコロンボとか轟署長とか居るんですけどね、彼らが居たらもう犯人は捕まっていたかでも轟署長は金田一幸助が居ないと駄目ですけど。
　さて本題です、今週は東京都知事選の民主党候補の名前に有名キャスターの名前が出て世間を騒がしています。
4年前民主党は候補者を立てられず市民団体が立てた樋口さんを支持して惨敗しました、今回は日曜にそのまんまショックでとにかく候補を立てれば国民のチェンジと言う世論に合うと言う事が解り余計目の色が変わったのです。
今年は統一地方選の後には参議院選挙ですので各地で民主党は勝ては与野党逆転の可能性が出て来るのです、それは民主党の方針です。
負ければ分裂かとも言われて増すが分裂すれば大きなハンデを追うので一部が出て行くかも知れませんが、自民が勝てば戦前懐古とアメリカ追随の美しい国と言う何だか解らないアホ保守主義に行くでしょう。
それに反発する自民党内部で民主党と提携すれば分裂して政界再編するかも知れません、でも自民党と言う利権や権力から離れるという事はなかなか出来ないのです。
　一部では民主党の候補者選定が遅いと言いますが過去にも美濃部さんなどは２月になってからの決定でしたし今の石原知事だって選挙直前でしたので現職に勝てる候補者ならまだまだ大丈夫なのです、カッコいいことは言いますがアホ保守主義でオリンピック誘致で利権を取り身内に無駄な資金を提供する知事への批判は大きくなって居るのです。
だからこそ勝てる候補を立てれば勝てる可能性は高いのです、そしてそれが国会へも繋がるのです。
　知事選で勝利する為には国会でも与党を攻撃して責める野党にならなくては行けません、徹底的に追及したり国会ストップや牛歩だって有効な戦術なのです。
近年は牛歩すると批判が出ますが批判する方は自民党支持の方なのですマスコミ内では、何でも牛歩せよとは言いません戦術的に一番有効と思われるところでやるのが有効的なのです。
民主党の若手も批判するでしょうが単なる社会党コンプレックスなのです、それに変わる戦術が対案路線ですが前原代表時に機能せず終わったのです。
別に対案路線を否定しませんが様々な戦術を絡めると有効なのです。
　美濃部都政が誕生したのは高度成長の歪の是正でした、青島知事はバブル期の計画の批判で誕生しました。
石原知事は野党系の失敗と言う反発から発生し知名度が一番あったのと自民も信頼出来ないからという流れで勝利したのです、戦術も良かったと言う所も有りましたが。
福岡市ではオリンピック誘致で問題で批判を浴び現職が落選しました、立候補する開催年は大陸間の持ち回り順序からすれば落選は確実です。
１回の立候補で当選するのは大変ですが２回目でと言う方針が最初からあればよいのですが一部には有りますがオリンピック推進派は１回で勝つ予定なのです、日本は１回で結果を出すのが好きなようですが。
問題はそもそも東京で開催する名目が無いのです、前回は戦後復興からでした。
２回開催した都市は有りますが間隔は長いのです、だから久々に開催し都市の再整備をすると言うのが名目なるのです。
東京も再整備を言いますが間隔が短すぎるのです、運動資金を有効に使い再構築の一部にすれば良いと思うのですが。
長野オリンピックで問題化した運動資金の不透明や大型投資に拠る利権が発生し儲けたのでその再来を狙っているのです、それで長野はどうなったかは見れば解るでしょう。
それでチェンジしてくれという県民の願いで田中県政が誕生したのです、東京だってオリンピック開催後の選挙で歪の是正が声となったのです。
完全に石原知事は歴史に名前が残る事がしたいのです、それにはオリンピックが最適なのです。
もう小説家としてそして弟が大スターとして歴史には残るのですが弟裕次郎との歴史上の差を作りたいのでしょう、既に政治家として成田の鉄道整備などで歴史に残るのですが。
また攻められると直ぐに動きが止まる政治家になった息子の為なんでしょう、誘致に成功すればもしかすると総理の座を狙う位に資金が集まるでしょう。
成ったとしても立案は旨いけど相対的に総理としての能力が無いので低迷するでしょう、安部総理のように。
　この様な人物を後４年間知事に居れば東京は混乱するでしょう、日本の政治も悪くなります。
早期に民主党は候補を決定しマニフェストと出し対抗することが重要なのです、よっぽど酷い候補でない限り問題点を追求すればと国会でもしっかり攻めれば逆転は可能なのです。
ではまた。