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このコラムを初めて以来元旦は年賀状を出さなかった方から来て分の返信を出しに行きながらチェーン店の喫茶店に行きそこで朝刊を読むのがパターンです、大みそからテレビを見ながら呑んでますので普段と違い体も動かして無いので丁度良い運動も兼ねて居るのですが。
そして元旦に書く記事は朝刊の感想なのですが特段スクープは有りませんでした、民主党小沢幹事長に対して事情聴取すると言う話は大みそかの夜には流れて居ましたので。 これが何処かのスクープならテレビニュースで後追い報道が出てるのですが。 例年のごとく各新聞社は大型連載の始まりと言う様な紙面でした。 中面などには今年がどうなるか専門家や記者の座談会形式の記事が出るのですが相変わらず竹中氏は自分が立案した改革は失敗してないと言う主張で郵政民営化延期などで政府を批判してます、それに対し反論する方の主張が弱いのです。 確かに地方で起きたサービスの低下の話を言いますが何せ都会で影響の少ない方々の討論なので竹中氏の反論が通ってしまう事が有るのです、でも都市近郊に住む私でも郵便局に行けば郵政民営化拠るサービス低下が良く解ります。 小さい郵便局は郵貯用窓口と書いて有りますけど郵便窓口が混んで居れば郵貯窓口で郵便関係の手続きが出来たのでしたそれが今は出来ません、そんか事で言う方が居るでしょうがもっと深刻なのはゆうパック・JPEXPの事実上の破たん状態なのです。 竹中立案民営化でゆうパック部門の強化と言う事でかつては宅配便部門で業界2位だった日通が佐川急便の宅配便開始で猛攻撃を受けて3位に逆転し赤字部門となったのでした、宅配部門の再構築を考えて居た日通は郵便の輸送業務を委託されて居る関係が有ったので両方の宅配便を統合すれば上位2社に及びませんが4位以下の会社との差を大幅に着けて追撃出来る量となるのでした。 その為日本郵政側が日通を引き取る体制が出来て居なかった状態なのに宅配便の新会社を作り昨年4月から業務を開始して昨年秋はゆうパックが統合して追撃する計画が事実上破たんしたのでした。 あまりにも準備期間が無く強引な計画だったので認可が取れなかったでした、だからJPEXP側はゆうパックとの統合を前提に配達網を構築したために日通時代の店舗の中には近くに郵便局が有ることで営業所を廃止したのでした。 と言う事は配達網が弱くなったのでした、それでJPEXPは一機に配達量が減ったのでした。 企業の中には宅配便以外でも日通を利用し配送していたのでした、だからペリカン便を使う企業が多かったのです。 しかし日本郵政主導の新会社ではその連携も出来なくなり他社の猛攻撃に遭い切り替えてしまった企業が多いのです。 このままではJPEXP自体の破たん懸念が出てきた為に慌てて日本郵政が吸収合併する事が決まったのでした、他にも宅配便を行う会社は有りますが2強は営業所を細かく出店し狭いエリアで細かく配達する体制を取っているのです。 しかし5位以下の会社は宅配便より企業からの大口荷物をメインにしてる為に一つの店舗で広範囲で配達してるのです、2強に対抗出来るだけの店舗網は日本郵政・JPEXP連合しか無いのです。 細かく営業所を置く方式の見本は郵便局のネットワークなのです、それを壊してしまったのが竹中案の郵政民営化だったのでした。 金融の効率化で計画した為です、民間の宅配・混載便業者から見れば作れない程のネットワークなのですから。 郵政民営化計画が上がった当時の状態に戻せば全て良くなると思ってません、私は05年の郵政選挙当時国民皆金融サービスを提供出来る体制を構築し民営化も含めた体制にすることで当時抱えて居た問題の改革が出来るのなら良いのですがそれ以外なら反対でした。 結局は国民皆金融サービス体制は構築出来ず民営化すれば何でも良くなる理論で民営化したので弱い部分でなおかつ都市部でも良く解り民間と比べても圧倒していない宅急便から失敗だと解る現象が出て来たのでした、金融は民間を圧倒してますのでその様な現象は当分出ないでしょう。 政界は昨年が関ヶ原決戦で今年は大阪の陣では無いかと思うのでした、戦国時代豊臣秀吉没後の主導権争いで豊臣家家臣だった石田光成と最高実力者徳川家康争いの最終形が関ヶ原でした。 関ヶ原で勝った家康は幕府を作り新政権を誕生させたのでした、しかし旧政権勢力の豊臣家と幕府に不満を持つ勢力が連携して倒幕向かわないように豊臣家潰しをしたのが大阪の陣なのです。 夏の参議院選挙で自民党が大敗すれば解党またそれに近い状態になるでしょう、政権が変わったとは言え日本中に自民党政権体制の力関係は強力です。 自民党でなければ人ではないと言う発想では民主主義に置ける民主的な政権交代が起きないのです、自民党とその支持者の方が従来の発想を変えてごく普通に政権交代出来る体制を作らなくては行けないのです。 そうで無くても民主党に近い思想の方は相当自民党支持から離れました、となると私がアホ保守と批判する極端な保守主義などの政党になってしまうのです。 それが野党第1党で再び政権の座に着くと極端な政策を取る可能性が高いのです、そうでは無い勢力が自民党の主導権を握れば民度の高い民主主義体制となるのですが。 しかし自民党内部に大改革をして再び政権を取ろうと言う運動より利権の維持と言う感じが見えてしょうがないのです、93年の野党転落当時は政権奪還作戦を練った人が沢山居たのですが今は。 豊臣家も滅亡も時代が変化してきてるのにそれを無視して自分の地位の対面に終始して滅亡でした、私にはそんな風に見えるのです。 有る経営コンサルタントの話では有ませんがトップ自らが改善出来ない企業は駄目になると、自民党は戦後復興と先進国に追いつけと言うのが政策でした。 そうではなく今度は追いかけられる方になってしまったのです、そうなると従来の発想では当然対応出来ないのです。 それを市場原理主義でして大失敗したのが自民党なのです、しかし未だにその総括もせずに居るのが現状です。 この1年は景気問題とこれらの問題が論議される1年になるでしょう。 ではまた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年01月03日 00時23分53秒
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