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ワイヤークラフト @ アクアリウム @ そして、おやじの日常!

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2013.03.18
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カテゴリ:水草水槽

夜間のエアレーションを行う人と行わない人、それぞれにそれぞれの理由があります。
では、何故エアレーションをするのか?または、しないのか?

一般的にエアレーションをすると、どうなるのか?まとめてみたいと思います。

 

1、水面に発生する油膜を取るためにエアレーションをする。

 

 まずは、なぜ油膜が貼るのか?を突き止める方が優先です。
 

 水槽内への餌の供給量が多い場合、餌や糞に含まれるタンパク質や脂肪分によって油膜が貼る場合があります。
 一般的なテトラなどは、毎日餌を与えなくても大丈夫です。魚の太り具合を見ながら、出来るだけ餌の回数を減らしてみてはいかがでしょうか?毎日、餌をあたえていると肥料過多の方向へ進みやすくもなりますので、必要なら生体の数を調整する方が良いです。

 

 そして水草水槽を維持していると、必ずと言って良い程出てくるのが、水草の気泡による油膜水草のトリミングよる養分の染み出しなどで油膜が貼ります。
 さほど酷く無い状態なら、シャワーパイプの向きを上向き調整するくらいで、上手く対応出来る事もありますが、気泡を出す水草の量が多かったりトリミングした直後などは、結構油膜が貼ると思います。
 小容量のエアーをかけてみて、次の日に綺麗になっているなら、問題無いかと思います。

 

 次に、鉄バクテリアによる油膜があります。鉄分は水槽内のいたるところに存在し、無くす事は不可能かと思われます。
 油膜に指を突っ込んで、油膜が割れたままだと、大半が鉄分による油膜です。
 これも、餌の供給量が多かったりすると、酷くなる傾向にありますが、薄く貼っている程度なら問題無いレベルですので、エアレーションで対応しても良いかと思います。

 

 基本的な原因が、タンパク質・脂肪分・鉄分ですから、養分過多な方向へ傾いていると考えられます。
 まずは原因となっている物を抑えた上でのエアレーションを心がける方が良いと思います。
 夜間エアレーションを一日止めた程度では、水草にはほぼ影響が出ないので、飼育している生体次第では、一日止めてみて自分の水槽がどうなるのか?見てみるのも良いかもしれませんね。


 

2、生体(エビなど)の酸欠防止や濾過バクテリアへの影響を考慮してエアレーションをする。

 

 エビは一般的に、酸欠に弱いとされています。
 照明が付いている間は、水草より放出される酸素で・・・夜間はエアレーションする方法が一般的ですね。
 冬場は、さほど気にかける程度では無い様に思いますが、夏場は濾過バクテリアが活発になりますので、エアレーションが必ず必要になってくるかと思います。
 しかし、クーラーを接続している水槽や、24Hエアコンの効いた部屋に置かれている水槽など、26℃以下を維持出来る状況にあるなら、状況次第になるのかな?なんて思います。
 エビを水草水槽で飼われている方は、酸欠で星にする事を避けるでしょうから、必要以上にエアレーションしている事もあるでしょうね。
 エビが居ない水槽や生体の少ない水槽では、酸欠になる事は少ないと思います。
 我が家でも試した事がありますが、5cm~6cmクラスの一般テトラを60cm水槽に20匹程度なら、冬場はエアレーション無しで問題ありませんでした。
 夜間エアレーションをする事によってPHが上下しますので、生体次第ではこっちの方が問題になるかもしれませんね。
 水槽内のバランス次第では、夜間エアレーションをせずともエビが☆になる事は無い水槽もある様ですが、私はエビ全般飼わない人なので、そのあたりの詳しい事情は解りません。

 

3、夜間はエアレーションをしない。

 

 溶存酸素量が多いと藻類が活性化するから、夜間はエアレーションを控え藻類の発生を抑制するという考えがあります。
 これについて、実感出来ている人は居るのでしょうか?
 私は水温を一定に保てる冬場に、3ヶ月近くエアレーションを止めてみましたが、特に変わる事なく苔が発生していたイメージがあります。
 苔の発生要因は色々とありますから、他の方の水槽では効果が見られるかも?
 逆に、悪い事も無かったのですが、試される時はよく考えた上で自己責任で・・・スマイル

2018/10 編集
この効果を実感するには、常にPHが弱酸性にキープできる環境である必要があります。

​​​Co2を添加している間は、PHは下がっていきます。
水草が光合成するとPHは上がります。<<<酸素を出している。
(Co2を添加しているのに、HPが上がる水槽は水草の光合成が勝っている環境なんでしょうね!)
エアレーションをするとPHは上がります。
大事なのは、この下がった時の数値と上がった時の数値です。

このブログを書いていた時は、PHは測っていません。
おそらくですが・・・下6.7 上7.0 くらいだったのではないかと思います。
もしくは、まったく下がっておらず常に7近辺だったかもしれません。
PHがさほど低くない環境で、エアレーションの有無を実施してみても、ほぼ苔の発生具合は変わらないでしょう。大磯の場合、もともとKH(炭酸塩硬度)が高い人も多いかと思います。

Co2を添加している昼間とそうでない夜間で、それぞれ時間をずらしてPHを測定して、PHが常に6.5程度以下にキープできているなら、エアレーションをしない方が苔は発生しにくいです。
長時間エアレーションを行うと、みるみるうちに7.0(中性)近辺まで上昇していきますので、PHを低く維持したい人はエアレーションは難しいですね。

また、ここで発生しにくくなる苔には種類があります。
私の環境では、ガラス面に発生する緑藻について、間違いなく発生が少なく実感できています。(ですが・・・もともと別に苔の発生原因がある時に、PHの維持やエアレーションの入切を実践しても解らない場合もあります。私の場合、外部フィルター内の汚れが蓄積していた事が原因で、何をしても苔や油膜が発生していた時がありました。)

水槽の環境やどうにかしたい苔の種類により、それぞれに対処方が違いますので、苔としてひとくくりにして、どれも同じだと思わない様にして下さい。

 ​​​

4、初期立ち上げ水槽は、エアレーションは行った方が良い?

 

 立ち上げ当初は、濾過バクテリアがまだまだ繁殖しきれていません。
 種水や長期使用した濾材などが無い場合は、水槽の水自体が白っぽく透明でキラキラした感じにはなかなかなりません。
 ですが、あせらずに日々の管理をしっかりしていれば、必ず水は出来あがっていきます。
 濾過バクテリアの活性には、エアレーションは凄く効果的です。立ち上げ時などは、必ずエアレーションした方が良いと思います。

 

結局なところ、やはりエアレーションについても、自分の水槽は自分で必要なのか?無必要なのか?見極める必要があります。
水草の量、生体の量、餌の供給量、フィルター容量など気をかけなくてはならない部分は沢山あります。
色々なバランスが取れてこないと、苔だらけな水槽になってしまいます。
水草水槽は、生体メインの水槽に比べれば、数倍管理が難しいです。
具体的に、何をどうしたら良いのか?なんて無く、バランスを取る事が一番重要であり、そのバランスは水槽毎に違うって事を頭に入れ、自分の水槽バランスを探る作業が延々続くのです。

 

そのバランスを見つける事が出来た人のみに、美しい水景を見せてくれるんだと思います。



PS
私のお勧め!ポンプです。​​

SSPP-7Sは、30cm~45cm用のポンプなのですが、上記で書いているエアレーションの内容なら、小さなストーンに接続する程度かと思われますので、60cm水槽でも、これくらいの容量があれば十分です。
ポンプの先に、底面濾過やスポンジフィルターなどを使用するのであれば、水槽サイズの物を購入した方が良いかと思います。

私は、60cm用のSSPP-3Sを使用していましたが、エアーの調節量は常に「最小」でした。




水作 水心 SSPP-7S  【熱帯魚・アクアリウム/フィルター・エアレーション器具/エアーポンプ


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Last updated  2019.02.27 09:47:32
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