テーマ:熱帯魚&水草の話(1118)
カテゴリ:水草水槽
今回で、ニューラージパールグラス水槽の立ち上げ終了までについて、記載したいと思います。
まず前回、作成したベースの上にソイルを敷いていく順番について! 一番初めに、プラチナソイル ノーマルタイプ 3L その次に、アマゾニア ノーマルタイプ 3L そして、最後に アマゾニア パウダータイプ 3Lを敷いて行きましょう。 初めの二つについては、どちらが先でも構わないのですが、2番目に敷くノーマルタイプがパウダータイプの上に出てきてしまう事があるので、同じアマゾニアで2番目・3番目を同じにした方が、色の違いが発生しませんので、この順番が良いかと思います。 ps ここで、1番目になぜプラチナソイルを使用しているのか?の理由について すべてアマゾニアでも構わないです。一番の理由が値段です。 アマゾニアって、結構お値段がするんです。 ベースの部分もすべてアマゾニアで、水槽前面5cm/後面15cmの高さで低床を敷くとなると、ビックリする値段に・・・。(金額的に余裕があるなら、すべてアマゾニアでもOKです) 私は、次のリセットの事やら、値段を安く抑えたいのでこの方法でやってます。 プラチナソイルについては、私なりに色々と調べた結果、アマゾニアの次に良さそうなソイルがプラチナソイルだったので、これを使用してます。 このあたりの低床ソイルについては、前回にも記載していますが、私自身は経験が少ないので参考程度にしてください。 まあ、この状況で3年くらいかな?ニューラージパールグラス水槽を維持してますおり、特に大きな失敗は無いので、参考にして貰って大丈夫だと思います。 この水槽を作る際に、失敗したのがこの部分です。 最後のパウダータイプを敷く前に、石を設置してそれから最後のソイルを敷きました。 この画像を見る限りでは、大きな失敗と判断出来る人は少ないかもしれません。 ここ、非常に重要なタイミングになります! 失敗ポイントは、石を沈めすぎた事です。 この後、ニューラージパールグラスが覆い茂っていくと、水草だけの厚みが2cm以上になってきます。 なので、この状況から石がさらに2cm下沈んだ状態に。 言い換えると石が見える範囲が、さらに少なくなるので、ここでのタイミングでは、石は上に上がりすぎ(見えすぎかな?)くらいが良さそうです。 ご自身でやる時には、今見えているもので判断するのでは無く、最終的に水草が覆い茂った時の状況をイメージしながら、石や流木などを設置する必要がありますね。 ここで、ちょっとしたテクニックですが、水槽に水を入れる際ソイルが舞ったり、崩れたりする事を防止するため、キッチンペーパーをこの写真のように敷いて、この上からゆっくり給水すると、ソイルの崩れが少なくすむので、困っている人がいるなら参考程度で。 また、これ以外にソイルが舞わない方法があれば教えて欲しいです。 っで、立ち上げについては最後になりますが、ショップで購入してきたニューラージパールグラスを田植えしていく訳ですが、極力多めに植えた方が立ち上がりが早いですし、ここでケチると失敗する確率がぐぅ~~ンと上がります。 立ち上げ当初で、この画面くらいの量を植える事が出来れば大丈夫だと思いますが、この状況の半分くらいしか無い!とかだと、ちょっと辛いです。 この状況から全面覆い茂るくらいに成長し、少しの厚みが出るまで1か月以上かかります。 立ち上げ当初から全面覆い茂らせるまでに、苔が必ずと言って良いほど発生します。 それも、結構な量の苔が発生します。 その時の写真があれば良かったのですが、見当たりませんで・・・すみません。 水草には糸苔や藻。ガラス面には茶苔。龍王石は全面緑色になるかと! このタイミング(立上から2か月くらいまで)が、失敗するか?成功するか?の分かれ道になります。 このタイミングでの注意点 1、水草の成長が阻害されるような事は避けましょう! ・照明の時間を減らす様な事はしない。 ・苔を抑制するような防止剤は使用を避ける。 2、大事なのは、水草の新芽が伸びてきて、水草の範囲が広がって行く事。 ・水草の成長と共に、苔も大量に発生します。 3、水草につく苔について ・あまりにも酷いものは、トリミングしていきます。 ・このタイミング(立上から2週目以降くらい)で、少し多めに苔取の生体を投入します。 (60cm規格水槽で、ヤマトヌマエビ30匹~50匹・オトシンネグロ3匹・サイアミーズフライングフォックス3匹)これくらい入れて居ても苔は出ますが、水草が成長して絨毯になるまでの辛抱です。 4、ガラス面やシャワーパイプなどの機器について ・これについては、週1回~2回 綺麗に掃除しましょう。 (掃除する事によって、苔の量より水草の量!になりますので、、、水草の量が増えていけば必ず苔より水草が優勢の環境になります。) 5、石や流木の苔について ・石の全面が緑色になるタイミングがあると思います。 (出来るのであれば、歯ブラシで磨いて取り除く。レイアウトを崩してしまいそうなら、緑色のまま放置でも構いません。水草の勢いが優勢になってくると、ある日突然ってくらいで緑色が少なくなっていきます。最終的には何もしなくても初めの石の色に戻ってます。) 6、水替えについて ・上の掃除のした直後などは水替えした方が良いです。 (掃除すると水中に苔が舞います。これを少しでも外に出したいです。常に「水草>苔」この状況になる事を心がけていれば大丈夫です。) ・苔がひどい時は、週2回掃除と水替えをしましょう。 ・水替えの量としては1/3程度。水槽の濾過が順調そうなら1/2程度行っても大丈夫 7、液肥など ・うちではテトラのフローラプライドと園芸用のメネデールを使用しています。 ・立上当初(立上から1か月くらいまで)は、メネデールを数滴たらす程度入れてます。 入れると結構苔もでます。ニューラージパールグラスの新芽(生育)の状態を見ながら数滴入れたり入れなかったり。少し難しいと思います。新芽が順調に成長している様なら入れなくてOKです。 ・水槽一面が覆われてくる頃(2か月以降)からは、適量より少なめの量を水替えの度に入れてます。今週苔が結構でたなぁ~なんて思うときは、減らしたり・入れなかったり。水草の成長具合を見ながらの調整になります。 <<まとめ>> ニューラージパールグラスの絨毯が出来たころ(2か月近くかかる)には、ほぼ苔の発生はなくなるかと思います。このころから上記で入れた生体は、苔(餌)不足のため死んでいきます。 うちでは、絨毯が完成してしまえば、サイアミーズ1匹・オトシンネグロ1匹・ヤマトヌマエビ5匹以下で十分な感じです。 可哀そうな事ですが、こればっかりは・・・お腹すいたよぉ~って言ってくれればねぇ~~ いずれの水草水槽にしても、立ち上げから水槽一面に水草が覆い茂るまでが、苔との闘いになります。 絨毯になってしまえば、ほんと管理が楽な水槽だと思います。 ps 今回記載していませんが、照明・Co2・外部フィルターなど水草を育てるのに必要な環境は、揃っているものとしています。 出来るだけ詳しく紹介したいと思いますので、ここらは次回に持ち越させてください。 ではでは! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.09.06 11:00:08
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