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ワイヤークラフト @ アクアリウム @ そして、おやじの日常!

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2020.10.13
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カテゴリ:水草水槽
はい!こんちわ。
前回の水質 PHの話に続き、水質 硬度の話です。


いやぁ~~、ここまで突き詰めてくると、完全にマニア的要素満載ですね。
もう初めに言っておきますが、全く気にしなくても平気は地域に住んでる人もいます。
岩を多量にレイアウトしている水槽や大磯砂を使用していなければ、ほんと無縁な話で済んでしまいます。


【まず初めに硬度について説明】


・ GH・・・カルシウム塩とマグネシウム塩の濃度で決まる総硬度
・ KH・・・炭酸塩硬度


★ ざっくりと硬度が高いとどうなるのか?と言う説明



1、水質がアルカリ性に傾きやすく、酸性側へ傾きにくくなる。
  (調整剤などで弱酸性へする場合、硬度が高いと多めに投入しなければならなくなる)
2、3大栄養素であるカリを、水草が上手く吸収できなくなる。
  (よって、水草が上手く育たない。)


★ そして水草水槽で使用されているソイルには硬度を下げる働きがあります。


正確には、ソイルのイオン交換により、ソイルが水中に含まれているカルシウムイオン(Ca2+)とマグネシウムイオン(Mg2+)を吸着・イオン交換することによって、水中の硬度を下げ、同時にPHも下げます。
(ソイルの種類により、この他にも色んな効果を有したソイルが存在します。ソイル選びは慎重に行いましょう。)


★ まとめると・・・


自分が住んでいる地域の硬度が低くて、ソイルを使用している人は、比較的簡単に水草水槽を維持でき。
また、逆に硬度が高い地域に住んでいる人は、水質に悩まされたり、いつまで経ってもコケが無くならなかったりするかと思います。


また、飼育する水草や熱帯魚の種類によっては、高い硬度を好む者も居ますので、きちんと調べて高硬度を好む者と低硬度を好む者が、同一水槽に共存しない様にチョイスする必要がありますね。



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以下については、参考資料として各HPよりデーターをコピペさせて頂いています。


☆ ウィキペディアより


一般的な硬度の程度(dGH または °GH) は、水硬度の単位であり、特に一般的な硬度の単位です。
一般的硬度は、カルシウム(Ca2+)やマグネシウム(Mg2+)などの二価金属イオンの濃度を水量当たりの単位で示します。
具体的には、1 dGH は 10 ミリグラム (mg) の酸化カルシウム(CaO) 1 リットルの水と定義されます。


炭酸水素(KH)は、重炭酸塩と炭酸塩のアニオン(電荷)のみを指します。硫酸塩や他の陰イオンを測定しません。
炭酸塩硬度は硬度を指すが、むしろ炭酸塩および重炭酸塩からのアルカリ性(酸を添加してpH変化に抵抗する溶液の能力)を指すので、混乱を招く用語である。


☆ 株式会社セラジャパン様のHPより


【飼育魚の水質目安】
・弱酸性を好む熱帯魚(ネオンテトラ・ディスカス・シルバーアロワナ):6~8°dGH
・弱アルカリ性を好む熱帯魚(グッピー・プラティ・ソードテール):8~16°dGH
・アルカリ性を好む熱帯魚(アフリカンシクリッド):8~18°dGH
・金魚・鯉・メダカ:10~20°dGH


【カルシウム濃度】
1°dGH = 7.14mg Ca/ Liter (mg/ Liter = ppm)


☆ クリタック株式会社様のHPより


【全国水質マップ】
自社調べらしいので参考で・・・。




自身のお住まい地域の水道局のHPへ行けば詳しい情報は確認できるかと思います。
ちなみに我が家の硬度を市のHPへ調べてみると、30~40mg/L あたりでしたので、めちゃくちゃ良くもなく悪くもなくってところでしょう!
色々調べてみると、硬度が低い所は10~20mg/L。 千葉県や埼玉県などのある都市では、100mg/L オーバー と約10倍の開きがありました。


高硬度の地域でお住まいの方は、テストキットなどで詳しく調べた方が良いかもしれませんね。

では、良いアクア生活を!





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Last updated  2020.10.13 15:22:38
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