大磯砂の酸処理
さて久しぶりに初心に帰り、大磯砂の酸処理についてです。食酢やクエン酸・塩酸・硝酸・・・っと、処理する液について色々とあります。どの方法で処理するにしろ、「におい」や作業時間の手間など考慮すると、やるだけの価値を見出せないです。実際、酸処理した大磯砂で水槽を立ち上げ、硬度やPHを測定してみると、当然の事ながら硬度・PH共に高めの数値を示します。その後、日が経つに連れ中性近辺に落ち着いてくる訳ですが、これって酸処理しない場合でも同じような感じなんですよね。行き着く先は、同じなのにお金と手間を掛ける必要性ってなんでしょうね?アクア業界全般で、よく見かける「人間の気持ち」によるものが大きいかと思います。「やらないよりやった方が良いに決まってる!」的な事が、アクア業界にまんえいしている悪しき風習です。水草を大磯砂で育てるなら、酸処理は必ず必要です!などと記載したサイトを見かけます。おそらくこう言うサイトでは、どこでどう言う大磯砂を購入しても対応出来る事を想定していると思います。貝類が多量に混ざっている大磯砂を購入してしまった場合は、やはり酸処理した方が良いでしょう。同じ販売店・同じメーカーの大磯砂を購入しても、購入時期によっては、貝類の混入に多少の違いは有るかと思います。なら初めから酸処理しなくても良いような、大磯砂を購入すれば良いだけの話です。通販で購入する際は、口コミや評判などを参考にするしかないですが、極力自分の目で確かめて貝類の混入が少ない物を選べば良いですね。手に取って見て、ほとんど貝類の購入が見られない様なら、酸処理してもしなくても変わり無いかと思います。酸処理したら、ソイル推奨の水草でも育てる事が出来るのか?って出来ませんよ(笑)大磯砂は、何をどうしようが、どこまで行っても大磯砂です。私は、Charmで購入し酸処理せずに使用、5年が経過しています。水草水槽にするためなら、60cm規格の水槽で、20kg前後は欲しいです。下記リンクの様な商品は、15kgとほぼ最低限のレベルだと認識しておいた方が無難です。2度洗い済み!どんな用途にも使用できる1分サイズの大磯!お一人様1点限り No.14 Classic(大磯砂) ミディアム 9リットル(60cm水槽用)(約15kg) 関東当日便大磯砂 1ミリ 20キロ(量り売り)大磯砂 3ミリ 20キロ(量り売り)