2006/08/23(水)11:42
甲子園のこと、やっぱり書いておこう
日記の今までの流れと全く関係ないんですが、やっぱり書いておこう。
どうしても、高校野球の余韻にひたってしまう。
こんなに熱心に甲子園を見たのは、今年が初めてでした。
(私的には)横浜対大阪桐蔭に始まって、(全試合を見た訳ではありませんが)感動しない試合がなかったくらい、素晴らしい大会だったんじゃないでしょうか。
個人的に、鹿児島工業と早稲田実業の試合なんか、良かったなぁ。
思い出すと、すぐに涙腺がゆるんで涙が出てしまうぅぅ。
決勝戦一回目のスコアボードを見ると、
000000010000000
000000010000000
と、七回までと九回から十五回まで、7個づつ0が並んでて、八回に一点づつ、というのは、なんだか88回大会を神様が祝福しているみたい。やっぱり特別の大会だったんだ。
最後のバッターが駒苫のピッチャーの田中君で、何度もファールを打ったのも、最高のドラマでした。
王さんが闘病中で88年越しの悲願の優勝をかけた早稲田に対して、駒大苫小牧は不祥事もあったりして、今回はヒールの役割を担ってしまっていましたかね?
ドラマって、敵役がカッコいいほど、盛り上がるんです。
私も早実が勝って大喜びしたクチなんですけれど、今思い出すと、斉藤君が表情を変えなかった事もあってか、田中君やメガネをかけた主将君をはじめ、駒苫の選手の表情の方がなんだか印象深く思い出されます。
もちろん、斉藤君はめっちゃんこ素晴らしいんですが、彼は今回の大会全体を通しての象徴で、どの選手を見ても大豊作の年だったように思いました。
みんな、これからの人生に、この経験を生かして欲しいです。と思ったら、私もすごく高校球児たちにパワーを貰っていたのでした。