2006/10/08(日)15:30
ナチュラル・ハイジーンによる正しい果物の食べ方
いきいきロハスライフ!を読んで、もう一つ、良かった、というか、へぇ、と思った事があったので、それをきょうは書きます。
いきいきロハスライフの著者のイデ トシカズさんは、アメリカでロハスの考え方に出会う前もロハス的な生き方をしていた、と書かれていますが、イデさんがアメリカで出会った本に、『FIT FOR LIFE』という、聖書の次に売れた本、とされている本があるそうです。日本語訳は、『ライフスタイル革命』(キングベアー出版)です。
『「ナチュラル・ハイジーン」という人間の自然治癒力に基づく健康法をベースに、生命と調和した生き方と食事の基本原則について書かれた本』だそうです。
人間の体の、一日24時間のリズムに合った食生活をしよう、というのが大まかな骨子らしいんですが、ちょっと驚いたのは、常識とされている、朝にしっかり食べよう、という事とはかけはなれた提案がされているところです。
結論から先に言うと、朝は果物だけを食べるのが望ましい、という事だそうです。
食べ物に関する人間の体のサイクルは、『正午~午後八時:摂取(食べることと消化)、午後八時~午前四時:同化(吸収と利用)、午前四時~正午:排泄(体の老廃物と食物カスの排泄)』となっていて、『朝の排泄の時間には、新鮮な果物とフルーツジュース以外は何も摂取しないこと』が、人間の体のリズムに合っているのだそうです。
人間の祖先は、本来は果物を主食としていたのだそうです。そういう意味でも、生命力のある果物を沢山食べることが重要だそうです。
果物は人間の体に合った食物である為、とても消化が良く、胃の中に30~40分位しか留まらないのだそうですが、他のものと一緒に食べたりデザートとして食べたりすると、他の物の消化に時間がかかってしまい、せっかく食べた果物が消化される前に胃の中で体温で腐ってしまうそうです。これが消化不良などの原因となってしまうのだそうです。そう言えば、果物が体に合わない、食べるとお腹をこわす、という方、結構居る様な気がするのですが…。ひょっとしたら、こういう事が原因なのでしょうか?
つまり、果物を食べるのは空腹である時の方が望ましく、また、消化が良くすぐにエネルギーに変わる為、朝果物を食べると、一日をエネルギッシュに過ごす事が出来るのだそうです。
FIT FOR LIFEでは、この「果物の正しい食べ方」を含めて、食べ物に対して三つの原則があって、「水分を含む食べ物を多く食べ、一日に70%は摂ること」、「タンパク質と炭水化物を同時に摂らないこと」を薦めています。
そう言われても、家では朝はご飯とお味噌汁と野菜とお魚か卵、という形式も、お魚やお肉をご飯のおかずに食べる事も、家族の反対でやめられそうにありません。
でも、果物は他のものと一緒に食べないほうが良い、という事くらいは実践できそう。私だけでも朝は果物だけにするとか、おやつは果物だけにするとか、やってみようかな?
ナチュラル・ハイジーン的朝ごはん、つまり果物だけを食べる朝ごはんを、家族で試して見ました。結果はコチラへ!