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ひたすら無題

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個人情報保護とか

2005年03月09日
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カテゴリ:個人情報保護とか

前編より続き


閑話休題

というか本当に小倉君は…自己中心的だな。自分がニフティに住所氏名登録してるからなんだというのか。

匿名談義の時も似たようなこといってましたね。『コメンターが何故か実名を出せない』とか言う…。

実は当時から小倉君の個人情報への意識の低さが垣間見えていた…ということだな。当時は全然知らない人だったのでスルーしてたが、まさかこんなところで再会することになるとはな。
はてなでオカシな管理をしようとしているから自己情報を預けられないという話で、自分がニフティに登録してたらどうして他の人がはてな問題が気にならなくなるのか…自己情報コントロール権すら知らないでIT法の専門家と名乗っているのかと思うと泣けてくる。
前も言ったが、自分が公開してるからといって他人もそれをするのがあたりまえだと言うのはエゴイスティックな考え方なのではないか?と。


それとこれとはどんな関係が?

それはさておき。つまりだな、ファイルローグ事件では不法行為発生が確実にわかっているのに対策が不充分だったことが問題とされた。それを匿名禁止社会システムに適用しようとすると…

『匿名が発生することがわかっているのでISPは対策を…』ですかね。

匿名って犯罪なの、カー?!と、そういうことになる。もしかして『匿名コメンターの96.7パーセントは小倉弁護士を中傷しているから』なんてことを言いたいのだろうか?

このあたり落合弁護士も似たようなことは言ってますね。「特定の事例に対する事例判断であり普遍化、一般化されるような裁判例ではない」と。

その反論において小倉くんも一般化の難しさは認識しているはずなんだ。

ファイルローグとblog事業者

そして、ファイルローグ事件地裁判決は、著作権法上の自動公衆送信の主体=プロバイダ責任制限法上の「発信者」という判断、および、戸籍上の氏名および住民票上の住所を正しく登録させていないから過失ありという判断をするにあたって、「mp3ファイルに関しては著作権侵害ものが約97%云々」という特殊事情があることを前提としているのか、逆に言うと、著作権者等からファイルローグ事件地裁判決を引用して責任追及がなされたときに、著作権侵害情報の割合がそれほど高くないから、著作権法上の自動公衆送信の主体=プロバイダ責任制限法上の「発信者」という判断、および、戸籍上の氏名および住民票上の住所を正しく登録させていないから過失ありという判断にはならないのだということを裁判所は言ってくれるのかというと、具体的な事案の違いから適用される規範を峻別するのは難しいのではないかという気がします。blog事業者を免責するには、ファイルローグ地裁判決の論理自体が否定される必要があり、両者を併存させるのは難しいのではないかと言うことです。

どこで区切っていいのかわからない上に、否定形の混在で非常に読み取り難い文章なのだが……まとめると「『サービス提供者が個人情報を収集する必要がある』という判断をするのは事案が違うから難しい」つまり、ファイルローグ事件の結果が他のサービスに適用されないと言い切れない。判断はつかない、と言ってるわけだ。多分な。

反論になってないですな…。

まぁ、『適用される可能性はあります』という話だから、『対岸の火事ではない』というのは確かに嘘ではないのだが。……問題は「適用される規範を峻別するのは難しい」事例を根拠としてあげても意味ないだろう、ということだな。ファイルローグ事件と、『匿名コメンターによる小倉ブログの議論』の類似性がどこにあるのかわからない、対岸の火事かもしれないモノなのだ。『ファイルローグ事件が影響する可能性があります。だから住所登録が必要なのです』にはならないだろう。

まず類似性を説明してからですよね。確かに何故ここで『ファイルローグ事件』かわからなくなってきましたよ。

J2氏も『個人攻撃や悪質な書込みを抑止するのになぜ「現実社会の人格」をトレースする必要があるのか、私には全く理解できません。』と言っておるが、確かに私も理解できない。
落合弁護士とのやり取りで小倉君が主張しているように、Webによる意見交換にすら影響してくる一般的な判例であったならわかる。…だがそうとは言えない。そんな曖昧なものをもって『現実社会の人格をトレースする必要がある根拠』にはなりえないのではないか。
そりゃあJ2氏もわけわからんと思うだろう。

それが小倉先生のおかしなところファイルローグ編ですか。

落合弁護士のところで見たときから変だ変だと思っていたんだ。今回初めてまともに調べてみたが、やっぱり変な点は拭い去れなかった。住所登録必要性の真偽と、ファイルローグ事件と匿名とレースの類似点。この2点を理由に「何のためにファイルローグ事件をもってきたのか?」の是非明確な説明を希望したいところだな。このままでは意味がわからない。と、以上をもって長期にわたり考察してきた個人情報トレースシステム非現実性について終わりとする。

長かったですね…。

長かったな…。小倉君のエントリが断言が無くて曖昧だったりする点を「そんなこと言ってない」というツッコミを食らわないように何度も考察しなおしたからな。捨てた文章もエントリ3つ分以上あるよ。

3万文字も捨てないでくださいよ!

まぁ、細かいツッコミを入れてもしょうがないからな…。ともかく疲れた。オチが無いけどいいかげん疲れたので笑いは無いまま終わる。

きっとそれが正しいはずなんですが…左翼応援するときに笑いを考慮してどうすんですか。







最終更新日  2005年03月09日 23時48分15秒
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カテゴリ:個人情報保護とか

ということで長期間繰り広げてきた個人情報トレースシステム非現実性の考察であるが。

要するに説明不足…というか啓蒙不足のまま一人で必要だと叫んでいることが問題だということですよね。

うむ。本当に必要ならコストの多寡に関わらず『やらなければならない』という話ができる。匿名禁止社会システムの『重要性が見えないのにコストは大きく見える』というアンバランスな状況で現実性を語られてもな……という問題を提起して本件を終わりとする。

あれ?………もう一件何かやるっておっしゃいませんでしたか?

いや、その…最後にファイルローグ事件をやろうかな、と思ったんだが…。

ファイルローグ事件は小倉先生が被告側弁護士として担当して敗訴した事件ですよね?

その件に関してちょっと小倉君の言ってることがおかしい気がするのだが……

いいからちょっと待て、この素人。ファイルローグ事件は小倉先生が隅から隅まで知ってるはずですよね?!

その小倉君の解釈がおかしい気が、と……わかったよ。何がおかしいか細かく詳しく説明するから。

読んでどちらが正しいかツッコミ入れてくださいということですね。わかりました、説明してみてくださいよ。

J2氏への回答

 ある情報の発信者がどこの誰であるのかをどのようにトレースできるようにするべきかを論ずるにあたっては、技術的な観点のみならず、コスト論的な観点や社会学的な観点、法学的な観点が必要です(もちろん、技術的に可能であることは大前提となります。)。したがって、ある情報の発信者がどこの誰であるのかということのトレーサビリティを向上させるためには関係各所で役割分担をする必要があり、その役割分担について、裁判所が事後的、不意打ち的に決定するのはおかしいというのが私の主張です(ファイルローグ事件地裁判決では、入会申請時に、会員の戸籍上の氏名と住民票上の住所を登録させなかったことが「過失」を基礎づけるものとされています。IPアドレスは取得可能だから、ISPを経由して、違法情報発信者の氏名・住所はトレース可能であるという反論は、裁判所が採用するところではありませんでした。)。

おそらく。『おそらく』だぞ。前後の文脈からして、小倉君はファイルローグ事件をもって『住所登録の必要性』の補強材料としていると思う。

そうですね。ファイルローグ事件のときは個人情報の登録が必要だといわれたので、当然今回も必要になるのかな、と。判例法という奴ですかね?

そこでもう何が言いたいのかわからない。ここでファイルローグ事件を持ち出しても意味ないだろう、と。こじつけというか無理やりというか。……何で素人の私がこんなツッコミをせねばならんの、かー?!

落ち着いてくださいよ!そんなにこの小倉先生の文章がおかしいんですか?

簡単に言うとだな。「ファイルローグ事件で個人情報登録は必要ではなかった」と私は解釈している。


ファイルローグ事件で個人情報登録は必要ではなかった

落ち着いてください!落ち着いてください!隊長貴方は何かにだまされている。それはきっと赤いやつだ。

誰がだまされるか!!失敬だな全く!ちゃんと考えた上で言っておる!

なに言ってるんですか。それじゃあ小倉先生が嘘言ってるってことになるじゃないですか。担当した弁護士ですよ?自分の事件ですよ?いいですか?よーく見てください。秘書の柏崎さんに頼んで小倉先生の発言を拾ってきました。

ファイルローグとblog事業者

そして、ファイルローグ事件地裁判決は、著作権法上の自動公衆送信の主体=プロバイダ責任制限法上の「発信者」という判断、および、戸籍上の氏名および住民票上の住所を正しく登録させていないから過失ありという判断をするにあたって、

弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」2004-11-05

# 小倉 『少なくともファイルローグ事件地裁判決は、日本エムエムオーがユーザー登録の際に戸籍上の氏名と住民票上の住所を入力させなかったことをもって「過失」と認定しており、驚くことに、この認定に異を唱えている評釈者が、最近公刊された教科書等を含め、ほとんどいないというのが我が国の実情で、奥村先生がおっしゃるとおり「黙ってると、そのうちなんかの流布犯罪の正犯か幇助犯になってるんじゃないですか?」という危機的状況にISP等はおかれています。』

# 小倉 『そんな状況下で、正しい氏名と住所を登録してもらうというはてなの方針って、そんないわれ方をしなければならないほどけしからんものなのかなあという疑問はあります。私は、cocologユーザーでニフティに氏名・住所を把握されているわけですし。』

隊長。これらを見ても小倉先生は「住所登録がないから過失だった」と。

そこがおかしいんだ。これを見てくれたまえ。

◆H15. 1.29 東京地裁 平成14(ワ)4249 著作権 民事訴訟事件

c 実際にも,前記前提となる事実のとおり,被告サーバが送受信の対象としているMP3ファイルの約96.7パーセントが,市販のレコードを複製した電子ファイルに関するものである。そして,市販のレコードを複製したMP3ファイルのほとんどすべてのものが,その送信可能化及び自動公衆送信について著作権者,著作隣接権者の許諾を得ていないものであり,本件サービスにおいて送受信されるMP3ファイルのほとんどが違法な複製に係るものであることが明らかである。被告エム・エム・オーは,本件サービスの開始当時から上記事態に至ることを十分予想していたものと認められる(この点,前記前提となる事実のとおり,被告エム・エム・オーは,本件サービスの利用規約において,著作権を侵害する電子ファイルの送信可能化行為を禁止しているが,本件サービスを利用する者の身元確認をしていないのであるから,同規約の実効性が低く,本件全証拠によっても,他に,著作権侵害を防ぐに足る措置を講じていると認めることはできない。)。

(イ) この点について,被告らは,(1)本件サービスにおいては,利用者は,パソコンの画面上で,著作権等を侵害する電子ファイルを送信可能な状態としないことなどを内容とする利用規約に同意する旨のボタンをクリックしない限り,本件クライアントソフトをダウンロードすることができない仕組みとされていること,(2)被告エム・エム・オーの利用規約によれば,著作権等の権利を侵害する電子ファイルを送信可能化することを禁止すること,送信可能な状態に置かれた電子ファイルにより権利が侵害されたと主張する者から,当該ファイル公開の停止(共有の解消)を求められたときは,利用者は「ノーティス・アンド・テイクダウン手続規約」に従うべきとされていることから,被告エム・エム・オーの注意義務は尽くされている旨主張する。

 しかし,本件サービスにおいては,利用者の戸籍上の名称や住民票の住所等,本人確認のための情報の入力は要求されておらず,被告エム・エム・オーが講じたこのような措置は,著作権等侵害行為を防止するために十分な措置であるということは到底できず,この点の被告らの主張は採用できない(実際にも,本件サービスにおいて送信可能化されたMP3ファイルのうちの96.7パーセントは市販のレコードを複製したものであり,被告エム・エム・オーの講じた上記措置が全く実効性のないものであったことが明らかである。)。

いいかね?特に重要なのはここだ。『本件サービスにおいては,利用者の戸籍上の名称や住民票の住所等,本人確認のための情報の入力は要求されておらず,被告エム・エム・オーが講じたこのような措置は,著作権等侵害行為を防止するために十分な措置であるということは到底できず,この点の被告らの主張は採用できない』

戸籍上の名称…小倉先生の主張どおりですね。

単語だけはな。文脈をきっちり掴め、勅使河原君。小倉君は「ユーザ登録時に住所登録がないことを過失」としている。しかしファイルローグ事件の本当の過失は「著作権等侵害行為を防止していないこと」ではないのか?

あれ…このような措置は著作権侵害防止に十分でない……あれ?確かに…。

だからな、個人情報登録が必要だなどと言っていない。個人情報登録がないことは『日本MMOが主張した著作権侵害防止措置の不備点』と言う扱いなんだ。
そう。裏を返せば日本MMOが『規約による対策』以外に有効な措置を講じていれば、あるいは『ほぼ100%に近い違法利用状況を予測・知覚していた』という前提が崩れていれば、個人情報登録など要らなかったのではないか?

……規約による対策に個人情報登録が必要とは読めましたが、個人情報登録そのものが必要と読むのは厳しいですね。

これは『著作権侵害がわかっていて対策していない。日本MMO主張の対策は住所登録がないため対策と認められない』という内容だろう?だというのにどうして小倉君は『日本エムエムオーがユーザー登録の際に戸籍上の氏名と住民票上の住所を入力させなかったことをもって「過失」と認定』と言えるのか?
この結果を持って住所登録がないことが過失とするのはあまりに視点が狭い。自分の関わった裁判だというのに見方が一面的だよ。
もちろん小倉君も被告弁護士として頑張ったと思う。日本MMOはノーティス・アンド・テイクダウン方式採用で注意義務は果たしたのだと。
しかしそれが受け入れられなかった。『個人情報登録もないテキトーなサービス加入で除名処分なんかやってもまた再加入してくるから意味ないでしょ!』とな。いや『』中は想像だが、意味無いといわれたのは事実だ。
そこできっと小倉君の頭にインプットされてしまったんだろうな。『畜生。個人情報登録しなかったせいで負けたあああ!』と。本当は『意味の無い防止措置と判断されたから負けた』が正しいのだが。
そしてその敗北の悔しい記憶がもう頭から離れない。それでことあるごとに『ファイルローグで個人情報登録しろといわれた』と言っているのではなかろうか?もちつけ、と思うが。どうも頑張りすぎて熱くなってしまったのではないかと思う。

……小倉先生が勘違いしている、と?

という風にしか私は読めない。だから是非聞いてみたいものだね。『ファイルローグ事件で住所登録が必要とされたと言う根拠』を。いや、小倉君じゃなくてもいいのでどしどしお寄せいただきたい。

後編へ続く








最終更新日  2005年03月09日 23時49分21秒
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2005年03月07日
カテゴリ:個人情報保護とか

さて、今まで二回にわたって非現実的な部分を紹介してきたわけだが…

全く小倉先生も無茶な話をしますね。

…してきたけど別に無茶で実現できないとは言い切れない。

――今更なんですかー!?アンタ読者を舐めてんですか?!いい加減ギレン演説とか始めたらヌっ殺しますよ?!

ぐわーっ、おちつけ勅使河原クーン?!その左翼反省棒とか言う怪しげな凶器は片付けたま、えー!
……まったくほんとに気が短いな。だから、今更ひっくり返したいのではなくてだな。

だったら今更なんですか!

例えば似たようなことは既に出来ていたり、やろうとしていたりするだろう?そう、似たような話で勅使河原君は外国人の指紋採取とか言う話は君は賛成だったね…アレは面倒ではないのか?プライバシーの問題とかも出ているが。外人の指紋は良くて、日本人の住所は駄目かね?差別か?ああん?

え?いや、そういうわけでは…。

外国人のトレースは、ネットワーク上の匿名トレースほどの追跡可能性トレーサビリティ(追跡可能性)は無いと思うが。実現性で言うならよっぽどネットワークトレースのほうが楽だと思うが、何故ネットワークのトレースはダメで、外国人のトレースはありなのか!ダブルスタンダードか、キサマ!左翼を舐めてるのか!

いやあのそう言われても外国人の犯罪を防ぐという大義名分はよくわかるんですが、匿名を禁止するために同じことを必要といわれてもいまいちピンとこなくて……。

ピンとこいよ!議論できないんだぞ!こう、コメントスクラムが熊本城攻防戦のゴブリンのように雲霞のごとく…。

そんな作戦初耳ですよ!というか、コメントが目いっぱいくるのはそれだけ反響大きかっただけじゃないですか。そんな個人の事情でごちゃごちゃ言われても……

必要性がさっぱり理解できない、と。

J2氏への回答

 ある情報の発信者がどこの誰であるのかをどのようにトレースできるようにするべきかを論ずるにあたっては、技術的な観点のみならず、コスト論的な観点や社会学的な観点、法学的な観点が必要です(もちろん、技術的に可能であることは大前提となります。)。したがって、ある情報の発信者がどこの誰であるのかということのトレーサビリティを向上させるためには関係各所で役割分担をする必要があり、その役割分担について、裁判所が事後的、不意打ち的に決定するのはおかしいというのが私の主張です(ファイルローグ事件地裁判決では、入会申請時に、会員の戸籍上の氏名と住民票上の住所を登録させなかったことが「過失」を基礎づけるものとされています。IPアドレスは取得可能だから、ISPを経由して、違法情報発信者の氏名・住所はトレース可能であるという反論は、裁判所が採用するところではありませんでした。)。

さて、この言葉にあるように、我々があげたような『各種の』問題が発生することは小倉君も認識してはいるようだ。したがって関係各所で役割分担を――

分担を?

――役割分担をする前に、関係各所で事前に役割分担してまで匿名禁止社会システムが必要なのだろうか?

うわ、今更ですね…

今更になっても無いから言いたいのだが。『どのようにトレースできるようにするべきか?』という問題も重要だが、それには『どこまでトレースが必要か?』という認識があってこそだろう。トレーサビリティは本当に必要なのか?
つまり、実際に議論にならないのは匿名だけのせいだったということなのかね?

あ――言われてみれば、コメンターが荒らしだとか言う問題には『ブログ主不快だから』とかいう感情的な意見ばっかりでコメンターのほうの意見はほとんどスルーされて…。

その通り。議論にならない認識が小倉君と読者感でちっとも一致していない。というか小倉君の中でも一致してない。

プロバイダ責任制限法第4条の見直し

 私は職業柄、正しい言動を行ったことに対して批判、非難、誹謗中傷、嫌がらせ、個人攻撃、街宣活動等がなされる可能性があるという認識のもとで行動しますので、私のような一介の弁護士を批判するのにも匿名でなければいられない方々からブログを閉鎖せよと脅されてもこれをはねつけることができますが、では、平穏な生活を送っている善意の方々が同じような目にあったときに同じような行動が取れるかというと大いに疑問です。

コメントスクラムを受けてみて

コメントスクラムって、いざ自分が受けてみると、それ自体はたいしたことがないですね。

旗旗:ネットウヨと全共闘(1)

私は何度も申し上げておりますとおり、「1対多の消耗戦」には参加する気がありませんので。

 J2さんは、自分が何者であるかを相手方に明らかにするという一つの要素を自らクリアされた方なので、あの方とならまともな議論ができるのではないかと期待していたのですが、ギャラリーがそれを許してくれないようです。

いったいどっちなんだろうね。『自分は大丈夫だが一般市民が困る』のか、『自分も大丈夫じゃない』のか?
たいしたことがないのに、やりたいと思っていた議論すらできなくなっているとはいったいどういうことなのか?

小倉先生自身もコメント参加者の実態がわからないと自分で言ってますからね。

そうだな。カミングアウト募集で実態がわからないから聞いてるんだ、と言っていた。このように『両者』の意見がさっぱり一致してない。
そもそも匿名禁止社会システムは、「匿名コメンターのせいで議論にならない」という小倉君の前提が元になっているもののはずだ。
裏を返せば、匿名禁止社会システムの必要性が認識できるのは「匿名コメンターのせいで議論にならない」と小倉君と同じように思えた人間だけ。

そりゃあ、別にそんなシステムなんてなくったって、私ら議論やってきたつもりですもんね…。無駄に手間かけてまでそんなもの作ってもしょうがないというか…。

その通り。『匿名と議論できない小倉君は』必要と思うかもしれないが、匿名がいても議論できると思ってる人間であればあるほど、システムの価値=必要性を認識していない。
『いるかどうかもわからないもの』の役割分担を論じられても―

――そんなめんどくさいことやってられるか、と。

そういうこと。なにも困っていないのに『負荷』を増やす、という結果それ自体が非現実的なのだ。
手軽に出来ないことこそ、重要性を周りに認識させてやらねばいかんというのに『自称「普通の市井の人々」は社会の一般的なルールなど従う気がないのですね。』で終わってどうするというのか。『自称「普通の市井の人々」がいかに一般から逸脱しているか』を一般ウケする形にまとめたのかね、小倉君は?

確かに、自分一人が欲しいからで法改正してたらきりがないですからね。

小倉君の『現実的』という言葉の中に、コストパフォーマンスやトレードオフといった概念が含まれているのか?そこが大いに疑問であるな。
言うなれば『システムがどうしても必要だ』という社会的要請が、まだまだ非現実的なレベルだ。

J2氏への回答

 真摯な批判者とは議論を行い、そのことによって理解を深めていきたいが、だからといって、匿名の陰に隠れた名誉毀損や侮辱、営業妨害、プライバシー侵害等「一線を越えた」ものを受け入れたくはないという心情が、立法等による保護に値しないエゴイスティックなものであるとは私は考えません。

個人の心情を守るために、社会全体で既に立法等で保護されつつある権利を捨てる必要があるとは思えん。守るのは構わないが、他人を巻き込む内容ならば、巻き込むに値する事かどうかを考えねばなるまい。『自分がそう思う』からといって、他人の権利を考えないのは逆にエゴイスティックであると考える―といったところか。実現性を語る前に『匿名が存在する問題』を一人で抱え込まずに一般化させていかなければならないだろう。

ぶっちゃけて言ってしまうと、あんた一人の希望で世の中は動かないよと

ぶっちゃけすぎだ!Σ( ̄■ ̄)……ってあれ?

あ……また一万文字越えましたね?嗤っていいですか?

うう…○| ̄|_あと、一回。後一回で終わるから!最後にファイルローグ事件を取り上げている点に軽く突っ込みいれたら終わりだから!

(続く)







最終更新日  2005年03月09日 23時51分28秒
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2005年03月05日
カテゴリ:個人情報保護とか

では再開しよう。前回に引き続き、個人情報をトレースできる社会システムが如何に実現困難かを考えたい

時間を空けた分、推敲できたのでよしとしましょう。……って、一回分減ったはずが、再び元の長さに戻ってませんか?!

多少減ってるはずだが……もう少し削らねばいかんかもしれんな。それに『法的』と言う部分は前回でほとんど使ってしまった気がするから、第二回はちょっと誇大広告気味か?…まあ、とりあえず再開しよう。

さて、前回は小倉君が提唱した『匿名禁止社会システム』設立の為に、議論の参加者の住所氏名を勅使河原君に集めてもらったわけだが。

すみません。誰も教えてくれませんでした…。

まぁ、無理だろうな。片方が「弁護士先生」もう片方が「匿名」と言う状況の議論で「議論で名前を隠すなんて」と言う反論が出てくるのは良くあるパターンだが、実際に住所氏名を公表してよいか、と言われれば話は別だ。
そして別だと言うことを認識してあげられないことがIT関連弁護士の小倉君の正気を疑うほどの内容であるもう一点となる。

現在のIT業界を見ていればどれほど個人情報にナーバスになっているか良くわかるはず。小倉君は知らないのかもしれないが「個人情報が漏洩して損害賠償」なんて言う事件はもう既に山ほど存在している。ちなみに個人情報の価値だが――例えば2004年2月のYahoo! BBの顧客情報470万人分が漏洩した事件で500円配られてたことは有名だろう。個人情報を明かさないことに『価値』が存在しているのは明白なのだ。ちょうどよく秘書の柏崎君がその他の事件もまとまった資料を見つけたのでこれを提示したい。一部を抜粋する。

個人情報はいくら?

事件名「宇治市住民基本台帳データ大量漏洩事件」の判例
1999/5、京都府宇治市の住民基本台帳データ約22万人分が漏洩したもの。

この判決で注目すべき点は、
  • 基本4情報(氏名、住所、性別、生年月日)を漏洩した場合、慰謝料は1人につき1万円とする。
ということが、最高裁判所の判断として示された、という点です。最高裁判所の判決ですから判例として高等裁判所以下の判断を拘束することになるわけで、司法判断として個人情報の「相場」を確定した初の判決ということが、注目すべき点なのです。

このことは、今後、基本4情報を漏洩し、訴訟を起こされれば、原告1人あたり1万円の慰謝料を払わなければならない、ということを意味します。
ハイテク犯罪に遭わないために・・・

上記説明は鳥取県公式ホームページ以下の「警察」カテゴリにありました。
一人あたり15,000円の損害賠償が確定したと書かれていサイトもありました。
慰謝料1人あたり1万円、弁護士費用1人あたり5千円という事らしいです。

(この基本4情報全てを小倉君は必要としているか?あるいは漏洩は基本4情報全てだった場合に限らないのか?という問題もあるが、)小倉君が「明かすべき」としている情報価値は10000円程度の価値は公的にあるようだ。

どうやらマイクロソフトもほぼ同じ見解のようですね。

金額が一致しているな。それをユルイ条件で公開できる状態にしますというわけだから反発もでる。私の経験上でも「自分が別に構わない」と思っているからか、議論に相手の個人情報を求める輩は小倉君以外にも多かったが、彼らは他人の認識の尊重どころか法的に認められるようになったモノの価値すら満足に認識できていないだけだ。

しかし隊長、これでは匿名禁止社会システムなんてどうやっても作れません。

だから小倉君は法改正まで持ち出したのだろう。何故なら『小倉君の言う社会的なシステム』とするためには、全ユーザ―それは無理でも日本国の管轄においてできる範囲全てのユーザを対象にしなければならない。ならば公開を個人の好き好きに任せるわけにはいかない。匿名は議論に参加できないなどという選択的な状況が作れるわけがないのだからな。

やっぱり議論の参加者だけで良いってわけにはいかないんでしょうか?

駄目にきまっとる。批判を受けたら、と言っているのだから議論が始まって後追いでログ取得してもしょうがないからな。始まる前に網は張り終えていなければならん。
J2氏への回答」で小倉君が言うとおり、「なりすまし」や「否認」の問題もある。また、インターネット上で批判を受けた者全てが使えるべきシステムだ。特定のサービス上に限らない。掲示板、Blog、SNS、に限らず『意見を書けるところ』―Web全域でトレースなり制限なりできねばならん。となると何処でログを取るかだが…『現実的』に考えるならプロバイダ等のインターネット接続業者でとるしかないだろう。

議論が起きているサーバで取得…は無理ですねぇ。海外サーバまで法律及ばせられないでしょうし、個人のサーバなんかにログ管理を義務付けるのも無茶ですし。となるとやっぱり、プロバイダが管理するんですか?こんな話もありましたけど…

J2氏への回答

技術的には、ADSL事業者等と提携して、その窓口において、運転免許証などの写真付きの身分証明書を提示させ、登録希望者との同一性を確認できた場合に登録を認めるシステム等が考えられるので、それほど非現実的ではありません。

これ、何が言いたいのかよく分からん上に無茶な文だな。ADSL接続ユーザに限定したいわけでもないと思うのだが―小倉君がADSLユーザなのかな?ともあれ、一般的にインターネットに接続する際にはインターネット接続業者―プロバイダを介するわけだから、リソース(議論のある場所)で採らなくても入り口で採ってしまえばよい。私もこのあたりどのレベルまでログが取れるかは詳しくないが、プロバイダであればどこにいつアクセスしたかは認識できるはずだ。技術的問題は既にクリアできているのだから無理して他に振る業務でもない。それは小倉君も認識している。

J2氏への回答

役割分担という意味では、トレース可能な情報のほとんどはプロバイダが持つわけですから、ログファイルの保持期間など、具体的な規定を定めていけば済む話のような気がします。
一方で、無線LANアクセスポイントや、インターネット喫茶などの「開かれた入り口」でいかにトレーサビリティを確保するかが、抱えている問題としては深刻だと考えてます。(つまりトレーサビリティを阻害するのは、ほとんど「オフライン要因」なのです)

つまり、法的にプロバイダを『匿名禁止社会システム』のデータ管理業者にしてしまうわけだ。おそらくこれが最良―というかこれしかない。ここで非現実的なのは運転免許証のほうだな。わざわざ運転免許証の提示まで求めているのだから、偽装されないようにと考えているのだろうが…。

……はぁ。議論のためにそこまで確認がいりますか。

その考えも分からないでもないが、そこで思考停止してはいけない。そんな作業が必要か?と言うよりそんな作業をやってられるか、と言う部分のほうが問題として大きいのだ。
身分証の窓口提示と言うのは偽装を困難にしたいということだろうが、インターネット利用の為にプロバイダに契約するために窓口に足を運ばなければいけなくなる。

あ――そういえば、遠い過去には郵送で、ここ最近はメールで契約してましたね。プロバイダの人と会話したことなんてゼロでした。

そこでもまた管理コストが増える。ユーザの負担もな。単なる本人確認で流すのではなく『写真付きの身分証明書で本人確認』とまで言ってるから曲解や大げさな受け取りではないと思う。小倉君の考える本人確認に必要なレベルが読み取れる重要個所だ。
銀行の口座開設みたいなイメージで間違いないだろう。口座開設は窓口で行えば後はパスワード程度で本人確認して送金ができたりするわけだから、きっとイメージは近いな。
これからはプロバイダの営業所も銀行並に近くにある会社が必要とされるだろうな。まさしくオフラインの阻害要因だ。

もうむちゃくちゃですな……。

他の問題に漫画喫茶等をあげているが…そんなもの―未登録でインターネットアクセスのできる入り口の問題などまだしも簡単に解決できる、どうでもいいことだ。今もやっている漫画喫茶の身分証提示義務をより厳しくすれば良い。本当の問題はその「厳しくする」ためのコストだ。オンとかオフとかじゃないんだ。カネと手間。それを忌避する反対意見の抹殺こそ問題だよ

今よりめんどくさくなってお金もかかる…当然業者負担もユーザの負担に跳ね返ってくるでしょうしね。

でなければ税金でまかなうか、だな。それも結局ユーザ負担みたいなものだが。
情報保護にかかるコストや、ログ保存コストはプロバイダなら現時点でも必要だから見積もりから外すとしても、情報公開システムや登録の問題を考えると金も手間もかなりかかるだろうな。

こりゃ実現させようとしても賛同者出てきませんよ?コストの割りに得られる価値が「匿名が相手で議論が成り立たない」っていう主張のためだけでは。本当に成り立ってないと証明できてるわけでもないのに。

第一回で述べたが匿名性を排除するシステムは既にできているがな。ビジネスでどうしても必要になるからな。問題はどこにでもあるインターネット上の揉め事にまでそれを持ち込もうとしていることだよ。

結局だな。小倉君のこの意見を実現しようとするなら、『プロバイダに問い合わせたら(ほぼ)無条件で住所氏名を教えてくれるサービス』を法律で無理やりに強制するしかない。国家の方策なのだからコストの問題も無視させる。公社だかなんだかを作ってな。
そして、個人情報保護法を撤廃する。あるいは廃止しないのなら、個人情報の利用停止を求めたがる人間からはインターネットを使う資格を法的に奪う。インターネットサービス利用条件に「個人情報開示に同意すること」を法律で義務付けるんだ。そうしないとトレーサビリティが小倉君の望むレベルで達成できない。

議論一つでここまで非現実的なサービスが必要になってきちゃうんですか……。

なっちゃうと小倉君は主張しているのだ。『オフラインで議論するときはできているが、オンラインではできていない。だから議論のためにこのサービスが必要だ』と強硬に主張している。しかも現実的なレベルだと。さて、一休みして更に推敲したらまたしても文字数制限に引っかかってしまった。

……大作ですね。第4回までいったら笑いますよ流石に。

もう残りも僅か―小さなネタが一つあるだけだったが…ここで再度休憩としよう。

(続く)







最終更新日  2005年03月08日 00時18分11秒
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2005年03月04日
カテゴリ:個人情報保護とか

さて、風邪を理由に後回しにしてきたが、「J2氏への回答」をもってしても未だ…いや尚更、小倉意見が法的におかしい件について考えてみたいと思う。今回は左翼を応援するブログではなく、従来の知的な技術系に立ち戻るのだ!

……従来は知的って、今は恥的と認めるのか……しかし、弁護士の意見が法的におかしいって、隊長随分勝負に出ますね?

誰が痴的か?!全く…文章はつかみのインパクトが大事だ。それはともかく、以前から小倉君は議論に対し個人情報が必要といっているのだが、どこまで本気なのだろうか?

論者のトレースアビリティの話ですよね。「本気か」というのはどういう意味ですか?

どの程度真面目に論じているのかということだな。特に規模の話でもある。

規模?

うむ。個人的にトレースしたいと思っているのか、世界的―正確には社会的、日本全国的にトレースできるようにすべきだと言っておるのか、どちらであろうか?

個人的にそうしたいというならよく分かる。彼はそういうことのできる環境でないと議論できませんと常日頃から言っておるようだし。
自分一人で始める分には特に問題あるまい。要するに、自分と意見の一致する(議論条件が一致する)者だけウチワでやりたいということになる。特に難しいシステムがいるわけではないからな。パスワード張って住所氏名を知っている仲間内にまわしてひっそりやればよいのだ。
我々がいちいち言うまでもない良くある意見だな。

とは言えないようですね。ここを見る限り『日本国的に』のほうじゃないんですか?

"ネットウヨと全共闘(1)"へのコメント

真摯な議論が行われるためには、
・少なくとも自分が相手方を知っている程度には相手方に自分に関する情報を開示すること

 私が提示しているのは、真摯な、それ故実りのある議論がなされるための条件です。それゆえ、現実社会では、たいてい守られているルールです。

『真摯で実りある議論のできる条件』ですから。自分のところだけそのルールでやりたいというレベルではないと思いますよ。これができないと議論なんて普通の活動ができないとネットワークを憂いているそうですから。

自分が知っている程度…これもツッコミどころだがとりえず置いておこう。だとしたらやはり思うのだが、小倉君は正気だろうか?

正気とまで…。

必須条件というにはハードルが高すぎる。この世のこれまでのネットワークで行われた議論の結末ほとんどに喧嘩を売るくらい高い。そしてハードルが高い必須条件の割に、ハードルを何とかしようという姿勢が皆無すぎる。

そりゃ、議論のハードルがそんなに高かったら、誰も議論できませんからね。

議論のハードルも高いが、その前にトレースのハードルが高すぎる。なんと非現実的かと。

それは、トレース機能を組み込むのは困難だと?

私は小倉君の正気を疑うくらい困難だと思うぞ。

当事者間で紛争を解決するためのトレーサビリティ

このエントリだが――感覚がおかしいのか、そもそも裁判に持ち込むために住所氏名が必要になる時点で、当事者の手を離れていると思うのだがまぁ、よい――『個人情報を議論で何に使うのだろうか』という一つの回答だな。裁判で『情報通信サービス関連事業者』が呼ばれるのが『不幸』だから、いちいち他人に頼らず自分で確認しなくて済むよう開示するということらしい。
その後小倉君の意見は更に発展したらしく、裁判に使うレベルだけでなくこのレベルでも開示できるとよいと述べている。

プロバイダ責任制限法第4条の見直し

 とすれば、社会的なシステムとしては、インターネット上で批判を受けた者は、自らを公然と批判する者がどこの誰であるのかを──それが正当な批判であれ、不当な批判であれ、批判の名を借りた単なる個人攻撃であれ──知ることができるというものが望ましいのではないかと思います。

当然ですね。「マトモな議論の条件」に必要なんですから裁判使用に限った話ではないでしょう。

裁判所への手続きを簡単にというレベルなら充分に納得のいくレベルなのだが…やはり正気か、と。

そこまで言いますか…?!

じゃあ、真面目に実現させてみよう。我々も論者の情報を取得できる個人情報DBを作成する。勅使河原君、情報収集をしたまえ。気をつけることは分かっているかね?

はっ。情報の利用目的を明確にし、それを通知・公表することです。

では行ってきたまえ。

了解しました。えー……「あなたが他人を批判した時に公表するので個人情報をください。」――隊長、この生き方はダメです。

私もそう思う。じゃなかった、ダメでもそうやるしかないんだ。そもそも個人の同意を得ずに第三者に情報を提供してはいかんのだから、あらかじめ同意を得よ。

分かりましたよ…あ、大河内さん、丁度良かった。ちょっと個人情報の登録をお願いしたいんですが…かくかくしかじか…

はぁ、はぁ、唐突に出番ですが……で、そのデータの公開基準はどういったものになっておりますか?

……ええと…隊長?

第三者が「批判された」と申請してきたらだ。

…………それだけ?

あたりまえだ。

公平な判断基準とかは……?

ない。よく考えてみろ。議論に必要な条件なのだぞ?批判されたらほぼ無差別にクエリ(問合せ)可能なのだぞ?大量のクエリになるだろうに、綿密な判断などやってられる訳がなかろう。
それに批判してきた内容が正当だろうと不当だろうと、といっているだろう?そんな審査をしておっては情報開示条件が厳しくなるではないか。今までは裁判所の請求により開示するという手間を踏むことで公正かつ客観的に審査することはできていたのだ。だが現行のやり方で不充分だ。それでは手軽さがないから法改正を提言したいと小倉君は言ってるのだからな。
プロバイダ責任制限法第4条の見直し」をちゃんと読んだか?それからこれもだ。

J2氏への回答

この点、現行プロバイダ責任制限法第4条は、情報発信者をトレースするために誰がどのような役割を分担するのかということを全く規定しておらず、また、発信者情報を開示するための条件が厳しすぎるので、この点については見直しを進めるように運動をしていこうかなと思います。

……そんな?!じゃあ、個人情報ほしさに批判されてないのに「批判されました」とか言われたらどうするんですか!効率は悪いですけど、ちょっと煽って釣った(反論が来た)現場を理由に公開求められたりとかするかもしれないじゃないですか!

だから、ポコポコばらすけど住所氏名を教えてくれと言って集めるしかないんだと言っておる。

――誰が登録するんですか……。

だから正気かと言ってるんだ。法律で定める必要がありますとか言っておったが、私が思うに法律を破棄するほうが先なのではないかと思う。

IT関連弁護士とは思えない方向に進めてませんか?

だからきっとフォローがあるとずっと信じておるのに全くないのだよ。
文字数制限があるのでここでいったん区切りを入れる。休憩後再開するから遅れないように

(続く)







最終更新日  2005年03月05日 23時58分43秒
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2005年02月16日
カテゴリ:個人情報保護とか

勅使河原君、大変だ。JSF国が鎖国宣言だどうしよう?

隊長の赤さならむしろ喜ぶところでは…?

バカモノ。我ら左翼をなんだと思っておる。叩くべき敵がいないと反戦活動できんではないか!

…隊長、アンタだけ。

はぁ、今回は左翼は休んで軽く個人情報保護法で行くか。

昨日の続きですか?まぁ、左翼じゃなきゃなんでもいいですよ。

では柏崎君、戦術スクリーンを展開したまえ。

プロバイダ責任制限法第4条の見直し

んー。昨日の(無題の)隊長と大河内さんの話題でも出てた内容がちらほらと?隊長が興味を持つわけですね。

うむ、ざっとさらってみよう。

「お前が今それを行っても、誰もお前がそれをやったとはわからない。だから、本能の赴くままにやりたいことをやってしまえ」という悪魔のささやきが人間を堕落させるという側面が、匿名による情報発信を可能とする情報通信サービスにはあることは否定出来ません。

これは否定できんな。だがそうでないことも否定できん。今回の件で言えば、悪意の書き込みは見られなかった―たいしたことないと思うならなおさら―と思う。

結局のところ(誤用気味な使い方の)性善説で考えるか、性悪説で考えるかだろう。
「記名すれば真面目な議論の役に立つ」「悪意ある存在の流入を可能な限り抑えること質を高める」と思っておるのが小倉君。「記名すれば参加の敷居を高くして議論の質を落とす」「悪意ある存在の流入する危険性が前者より大きいが量質共に維持したい」と考えているのが私と言うところか。
管理側のローリスクローリターン・参加側のハイリスクハイリターンを狙うか、あるいはその逆か、は参加者ではなく管理者の好みだろう。

小倉君の言うように「悪意ある存在が混じっている」などと言うのは当然の話。それをもって匿名だから堕落すると見るべきかどうか。その気になればどこぞの誰かの住所氏名メールアドレスを使用される場合だってあるわけで…探偵ファイルで特集の合ったYahooオークションIDの盗用などを思い出すな。
匿名だから堕落するのか、堕落した人間が匿名を好んで使うのか。フィギュア萌え族とか、コミケに集う人間を指して「ここに10万人の宮崎勉がいます」と報道したマスコミとか…性悪説なんだろうな。


昨今問題となっている「コメントスクラム」という現象にしても、コメント投稿者がblog主に正しい氏名および住所を通知しなければコメント投稿ができないシステムの元では、おそらく発生し得ないでしょう。

なんとまぁ、この辺り突っ込みにくい内容だな。どこに突っ込むのが適切かわからんくらい。可能性の話をするなら「発生しうる」と回答しよう。公開が必要な物・情報の取扱方・議論の状況等により変わるだろう。確かに荒らす人間は限りなく減るだろうから「荒らしは発生し得ない」と言うのはまだ分かるが、コメントスクラム=今回のコメント欄程度の煽りなら発生しうると思うぞ…もちろん発生を抑えられるのは認める。

…どうも小倉先生、荒らされてると言う認識な気がしてなりませんね。

ようはそこだな。小倉君がその認識だという言質は取れた。「コメントスクラムを受けてみて」のエントリと、“コメントスクラムの被害者”と言う言葉からな。被害を受けるような行為をされたと言う認識なのが確定したわけだ。よってコメントスクラムと言う用語を荒らし行為と解読し、「小倉君は今回は荒らされたと言う認識でいる」とすれば「発生し得ない」は納得がいく。


権力を持たない同じ市民を批判することすら「自分がどこの誰であるのか」を知られないように細心の注意を払わなければ行えないのが、我が国の自称「普通のサラリーマンや学生」の姿です

逆にこうであるべきだと私は思う。みだりに個人情報はばら撒くな、細心の注意を持って扱えと。自分の情報に注意を払えない輩に他人の情報を扱えるものか。「細心の注意を払う」ことが望ましいことに間違いはあるまい。


 ただ、何人も、匿名性の陰に隠れて闇討ちされることを──それが名誉毀損や侮辱、営業妨害、プライバシー侵害等「一線を越えた」ものとなるなどの特別の事情がない限り──甘受しなければならないというのはおかしいのではないかと私は思います。自らを公然と批判する者がどこの誰であるのかを──それが正当な批判であれ、不当な批判であれ、批判の名を借りた単なる個人攻撃であれ──知りたいと思うのは、「しがない記者」氏の個人情報を暴いた人々の弁明にもあるとおり、自然な感情であるとは思います(略)。むしろ、真摯な議論は、議論の両当事者が正面から向き合ったところでこそよく行われるものであることを考えるならば、他人を批判する以上、その批判の対象となっている人に、自分がどこの誰であるのかを知らせることは、ネット上での議論の真摯性を促進する上でも役に立つといえそうです。

 とすれば、社会的なシステムとしては、インターネット上で批判を受けた者は、自らを公然と批判する者がどこの誰であるのかを──それが正当な批判であれ、不当な批判であれ、批判の名を借りた単なる個人攻撃であれ──知ることができるというものが望ましいのではないかと思います。

甘受する必要はなかろう。おかしな意見は反論すればいいだけであって。それが出来ない未熟な者、実名知らなきゃ論議できませんと言う者は、適切に管理リスクコントロールしてコメント禁止や実名記入のみコメント可などの手段をとる。
個人情報はどうしても必要な時のみに利用を制限すべきだ。「批判受けたので気になるんです」などと言う曖昧な理由で重要情報垂れ流してすシステムを望むのは行き過ぎておる。

興味で公開する社会システム…そんなもん作っては個人情報保護法が無意味になるのでは…。

プロバイダ責任法が規定していたところで、公開よりは「無駄に開示しない」ほうがよっぽど安全。ここまで性悪説で望みながら、公開された情報の行方についてずいぶんと緩い考えな気がするな。それに、仮に「当該発信者情報をみだりに用いて~してはならない」が守られたとしても、みだりに見せる時点でいかんだろ。個人情報保護法を忘れ去られてる感がしてならんな。小倉君は「悪意ある人間はできるだけ隠そうとするからシステムが形成されない」と予想しているが…それ以前の問題だろう。

でもまぁ、作りかたにもよるんじゃないですか?自己情報を登録したい人間が自由に登録する議論コミュニティとか。ソーシャルネットワーク(GREEやmixi)は実現しているんですかね?

それだと社会システムとは言えんがな。だからこそ逆に、

 現在の法律では、インターネット上の匿名表現により私法上の権利を侵害されるに至った者のみが当該匿名表現を行った者の住所・氏名等の開示をISP等に求めることができます(インターネット上の匿名表現が「犯罪」に該当する場合は、被疑者不詳のまま刑事告発をして、警察等に匿名表現者の捜査を期待することもできますが、これは警察等の気分次第という側面があり、確実性に劣ります。)。

 現行プロバイダ責任制限法第4条は、情報発信者をトレースするために誰がどのような役割を分担するのかということを全く規定しておらず、また、発信者情報を開示するための条件が厳しすぎるので、この点については見直しを進めるように運動をしていこうかなと思います。

「一線を越えた」荒らしどもを相手に対応するための機能は強化してほしいところだな。事件になってまで秘匿される必要はあるまい。


批判者の匿名性を過剰に保護してしまうことは、時間に余裕があり、かつ、「匿名性」という悪魔のささやきに弱い人達の意に沿わない発言を行う自由が却って阻害されてしまう危険を有しています。すなわち、インターネット上での自由な発言、真摯な議論を促進する(少なくとも阻害しない)ためには、発言者の匿名性は一定の限度で制限されるべきということはいえそうです。

勅使河原君が言うように、発信者情報開示システムの構築を望むのではなく、発信者情報を開示する条件下で議論をしたいと言う意味でシステム(ツールという意味)を望むのはおかしくはない。ユーザ(authorもcommenterも)は自分の開示できる情報レベルや能力を考慮してサービスを選択する。ただし選択の幅は自分しだいで狭まることになるがな。例えば我が同胞の小倉君の例の望むような状況が欲しいとしても、存在できる場所は大きく狭まるだろうな。

小倉先生は匿名だと信頼性が落ちるという側面を強調しておられますね。

受け手の趣味と能力の問題だからな。そこまでして言いたいか言いたくないか、聞きたいか聞きたくないかの話だから、ネットワーク全体で「一定」としても無駄だろう。というか「一線を越えた」ヴァカに対抗するために苦労して一定の制限なんぞかけるくらいなら、とっとと訴えろと言いたい。

そうですね…できることならそっちの敷居を低くして欲しいものですね、荒らし(犯罪者)対策のサイバーポリス窓口とか。


 このような意見に対しては、発信者情報が批判等の対象となった人に容易に開示されるとなった場合には真摯な内部告発等ができなくなるという批判があり得るところですが、(略)真摯な内部告発等を保護するために「発言者の匿名性」一般を保護するということは、真摯な内部告発を圧倒的大多数のノイズの中に埋もれさせてしまい、真摯な内部告発の持つ力を半減させてしまうので妥当ではないように思います。

うーん、告発って実際どうやるんでしょうね。「告発の受け元」は「告発者」のことを知っているが公開情報として出さない―ここで一般には匿名人物として認識されるが「告発の受け元」には匿名性はなくなる、という状況を想定していたんですが。
匿名で連絡したら、匿名のまま関係部署が動いてくれるようなこともあるんでしょうか?

分からん。だが告発者本人のリスクコントロールだと思うがな。これは真実らしさを確認して公表された以後はやはり「正当であれ不当であれ」告発者の個人情報を照会することができるということなのかな?だとすれば「真実らしさ」を確認できたとしても匿名であることを望む告発者が存在する場合はどうか?一般には徹頭徹尾非公開にできるようなシステムを用意しておかないと「告発者の登場」の阻害になるとだろうな。

なんにせよ「発言者の個人情報」一般を保護するのは当然だ。これは妥当な行為。前提が違うんだろうな。


では今日はここまでとする。

ところで隊長、「あの男」とは?

……しかし今回の一件、大河内の差し金かも知れんな…。柏崎君、車の用意を。

………また逃げた。どういうネタなんだこれは…。







最終更新日  2005年02月16日 01時31分22秒
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