大宮フレンド応援日記

2011/06/15(水)16:22

★Cチーム便り★(番外編)

どうでもいいですが、tomypapaは今週の月~金までまるまる関西出張です。 せっかくなので、大阪に単身赴任しているAチームのヤトーコーチを呼び出して飲みました。 遅くまで付き合わせてしまいましたが、ヤトーコーチとはおととしの6年生で子供が同期で、一緒にベンチで笑ったり泣いたり(?)した仲です。 前監督のシブヤさんがシーズン途中でやめざるを得なくなり、当時ヘッドコーチだったヤトーコーチに秋以降のシーズンを「監督代行」という形で引き継いでいただいたのですが、本当に大変だったと思います。 ヤトーコーチは本格的に野球をやった経験はないのですが、その時点でAチームヘッドも2年目になり、少年野球における勝負の風向きやベンチワークについてはすでにいっぱしでした。 よく覚えているのが、12月にあった八千草大会です。準決・決勝と1日に2試合もサドンの延長戦を戦い、決勝で惜しくも敗れた大会です。 当時のフレンドAチームは完全に先行逃げ切りの守備型のチームで、先制されるととたんに試合運びが苦しくなるところがありました。 12月にもなると子供たちも成長し、先制しようがされようが、充分試合の流れをコントロールできる力をつけていましたが、実際には先制できてしまうので、そのような経験もあまりありませんでした。 準決勝が始まる前にヤトー監督代行は子供たちを集めて一言。 「今日は先制されるかもしれない。でもお前たちなら大丈夫。絶対逆転できる」 そうしたら本当に先制されて最終回まで追いつけない展開になりました。 でもきっちり追いつき(カズキの涙のホームラン)、サドンでも落ち着いた試合を見せた子供たちは本当にすごい。 もちろん子供たちの実力がついてきて、先制された試合展開でも動じなかったのが一番ですが、「君たちの実力は先行逃げ切りだけではないよ」と言葉に出し、子供たちも「ああ、そうだよな。オレたちなら大丈夫だよな」と思うことができたのは、気持ちの余裕になっていたはずです。 ベンチにいた私自身が、試合中になんどもヤトーコーチの訓示を思い出して自分を奮い立たせていましたから。 子供の成長ペースと一致した的確な声掛けは、2倍も3倍も効果を発揮するなあと思ったと同時に、ヤトー監督代行の勝負勘にびっくりさせられた出来事でした。

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