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野性の大田区(東京都大田区自然探訪記)

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2021年01月13日
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亜種カモメ(学名Laru canus kamtschatschensis 英名  Kamchatka Gull)成鳥。全長44~52㎝、ロシア東部カムチャッカ周辺で繁殖し、冬は日本及びユーラシア大陸東部・朝鮮半島などで越冬。国内では最も多いとされる亜種。



亜種ニシシベリアカモメ(学名 Larus canus heinei 英名 Russian Common Gull)成鳥。全長40~45㎝でカモメと比べ小さく冬羽頭部に班が少ない。また頭頂部は平らな印象。ロシアのカムチャッカ半島付近を除くエリアで繁殖、冬季はユーラシア大陸東部・黒海やカスピ海沿岸および日本で越冬。



亜種コカモメ(学名 Larus canus brachyrhynchus 英名 Short-billed Gull またはMew Gull)カモメの亜種ではなく独立種とする説もある。全長38~45㎝でユリカモメより少し大きく、カモメよりはかなり小さい。頭部から後頚部にかけてモヤモヤした班が見られる。アラスカやカナダ北西部で繁殖、主に北米西海岸で越冬するが少数が日本に渡来する。



コカモメは、飛翔時風切羽P8にムーンが見られる個体が大部分を占めるとされる。写真のような模様に見える。



幼羽は、下尾筒の模様はカモメより太く脇羽の模様も他亜種より明瞭。



同一個体。



同一個体、ユリカモメとの大きさ比較。写真中央の個体。ユリカモメの全長は34~39cm。






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最終更新日  2021年01月13日 20時03分55秒
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