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真理探究と歴史探訪

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2009年08月23日
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前回のブログでは、古今東西で採用されてきた「五色」に惹かれて、それぞれ同じ造形を用いた計5種類の、様々な色の組み合わせの「五色の玉」を掲載した。

その「同じ造形」とは、今日の画像の中央の作品とも同じ造形で、「正12面体」の配置となっている軸線構成だ。


ある時、その多様な彩りで魅せてくれる数々の「五色の玉」を眺めているうちに・・・これら全ての色を網羅した「ひとつ」の造形ができたら、その醸し出す景色は面白いはずだ・・・と思った。

そういえば、この「正12面体」の軸線構成は、「正4面体」が「十個」の組み合わせで出来ている。

つまり、一色を一個とすれば、「十色」で「十個」の組み合わせで「ひとつ」の造形が成形できることになるわけだ。

確認してみると、前回のブログに掲載した5種類の「五色の玉」で使用した色の全てが、その「十色」に含まれることがわかった。



これは面白い!ということで嬉しくなり、早速製作したのが今日の画像の中心にある造形である。

そこで、その「ひとつ」の造形に含まれる「十色」が、それぞれ何色なのかが分かるように、その造形の周囲に「十色」に色分けした「正4面体」を円環状に並べてみた・・・というわけだ。


この「十色」の融和した作品を見ていて感じたのは、「五色」を色分けした造形では得られない「全体性」を、そこに感得することができるということ。

ここのところはうまく説明できないのだが、つまり「なぜ人間の手の指が、左手五本と右手五本の計十本あるのだろう」という素朴な疑問が、直感的に氷解してしまうだけの説得力を、この「ひとつ」の造形自身が持っている・・・と、そのような感じがしてくるのである。


「十人十色」という言葉もあるように、「みんなちがってみんないい」と、それで「ひとつ」の全体として纏まっているという世界を、この『十色の玉』は詠っているのかも・・・。





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最終更新日  2009年08月23日 11時47分34秒


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