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真理探究と歴史探訪

2015年05月31日
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今月の5月13日、真言宗総本山の「高野山」において、つい先日まで執行されていた「開創1200年記念大法会」に参詣するご縁をいただいた。

ご承知のように高野山は、約1200年前に「弘法大師 空海」が開いた、日本を代表する真言密教の聖地である。

まず最初の画像は、総本山 金剛峯寺の主殿(本坊)を、斜め横から撮影したものである。それはそれは沢山の人が現地を訪れていたが、押し寄せる人波が途絶えた一瞬を見計らって映したものだ。

そういえば数年前、泊りがけで初めて高野山に参詣した折に、早朝に宿坊から浴衣一枚でフラフラと歩き出て、たまたま大きなお寺の前に来てしまったことがある。

それが今回の参詣で、朝の爽やかな風を感じつつ暫らく一人で佇んでいたその場所が、この金剛峯寺の境内だったことを確認でき・・・そうか、ここだったんだ・・・と、感慨深くまた懐かしく思い出されたことを憶えている。

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次の画像は、同じ金剛峯寺の寺内にある中庭で、日本最大となる枯山水の庭「蟠龍庭(ばんりゅうてい)」の一部を撮影したものだ。この「蟠龍」とは、「地上にうずくまっていて、まだ天に昇らない龍」という意味合いとのこと。

この2340平方メートルもの広い敷地に、雲海の中で向かい合う雌雄の龍が、金胎不二(こんたいふに)の相として表現されており、龍は大師の出生地である四国の青い花崗岩140個を使い、雲海には京都の白川砂が使われている。


そして以下に掲げる三つの画像は、金剛峯寺が管理する「壇場伽藍(真言密教の道場)」に建立された諸堂塔の中から、「中門」・「金堂」・「根本大塔」を撮影したものである。

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◎「中門」・・・開創1200年を記念する主要事業として、天保14(1843)年に焼失した壇上伽藍の中門が172年ぶりに再建された。

新たな中門は、鎌倉時代の建築様式をもとに設計され、規模は東西25m、南北15m、高さ16m。今年の4月に落慶したこの中門には、四天王像が安置されている。

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◎「金堂」・・・この金堂は、高野山が開かれた当時は「講堂」と呼ばれていた。現本尊は薬師如来(阿閦如来)で、金堂再建時に新造された高村光雲の作である。

平安時代の半ばから、高野山の総本堂として重要な役割のある建物である。現在の金堂は7度目の再建で、昭和7(1932)年に完成した。

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◎「根本大塔」・・・金堂の右後方にある多宝塔。空海入定1,100年を記念して再建したもので、中央に胎蔵大日如来像、その四方に金剛界四仏を安置する。

本来別々の密教経典に説かれている「胎蔵曼荼羅」の仏像と「金剛界曼荼羅」の仏像を一緒に安置するが、これは、両者は根本的には一つだという、空海の思想を表したものといい、「根本大塔」という建物名もこれに由来するという。

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最後の画像は、奥の院にある「御廟橋(ごびょうばし)」の手前から、大師信仰の中心となる「弘法大師御廟」を展望したものだ。

ちなみに大師御廟へ渡る最後の石橋は、36枚の橋板と橋全体を1枚として37枚と数え、金剛界37尊を表していると言われ、橋板の裏には仏様のシンボルの梵字が刻まれているとのことである。

また、この「弘法大師御廟」に至る奥の院参道に沿って並ぶ墓所の数は10万基とも20万基とも言われ、皇族から名もない人々まで、あらゆる階層の人々が競ってここに墓碑を建立してきたそうだ。

有名な戦国武将に絞ってみても、織田信長、明智光秀、豊臣秀吉、徳川家康、石田三成、伊達政宗、武田信玄、上杉謙信など、戦国大名の6割以上の墓碑や供養塔があるとのことで、奥の院を案内・解説する弁士の名調子を聴きながら・・・なるほど、それで各地の武将が築城した名城を巡ってきたのかもしれない・・・などと、感慨に耽ける自分がいたことを思い出す。

それにしても・・・である。世界遺産の高野山にて、時は「開創1200年 記念大法会」の執行期間でもあったわけだが、大変な人数の参詣者や観光客でごったがえす境内の雰囲気は、子供向けのテーマパーク「ディズニー」や「USJ」のような、言わば《年配者向けのテーマパーク》という様相を呈しており、今回の参詣については何とも複雑な心境になったことを憶えている。






最終更新日  2015年05月31日 05時44分44秒


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