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本日の日記は、前回の「観えてきた「扇(奥義)」(上)の続きとなるが、特に日本列島の「扇の要」と想定した「富士山」を中心とするエリアに関する世界観の披露となる。 実はかつて「富士山」に初めて登った2011年7月の翌月に、縁あって長野県軽井沢を訪れ、「浅間山」を身近に展望する機会があった。その折の模様を書いた記事が以下である。 ※関連記事・・・浅間山の展望より・・・(2011年8月19日の日記 ) 上の記事にあるように、以下の「富士山」と「金峰山」と「浅間山」の関係性を、それぞれの御山に対応する「神名」を含めて直観的に見出すことができ、これを地図上に示した画像が上である。 【 富 士 山(標高 3,776m)】…〔 コノハナサクヤヒメ 〕 【 金 峰 山(標高 2,599m)】…〔 オオヤマヅミ 〕 【 浅 間 山(標高 2,568m)】…〔 イワナガヒメ 〕 さて、ここで思い出したのは、知る人ぞ知る・・・〔 日本列島は世界地図の縮図 〕・・・という捉え方であった。この捉え方でいくと、「本州」は「ユーラシア大陸」と照応する関係にある。 実は今から10年以上前、上記の照応関係を俯瞰していると、なぜか日本最高峰の「富士山」と世界最高峰の「エベレスト山」が地質構造を含めて重なって観えたことがあった。以下の記事は、その件について書いた日記だ。 ※関連記事・・・糸魚川のヒスイ(2005年7月24日の日記) そこで上の記事を読み直してみると、興味深いことを書いていたので以下に抜粋してみよう。 ・日本列島を地質構造という側面から眺めてみると、実に興味深いものがある。 ・これは、地質学者が述べていることだが、かつての伊豆半島は、現在の伊豆諸島に連なる「島」のひとつで、その大きな島が長い時間をかけて地下に沈み込んでいき、結果的に現在の「富士山」が盛り上がるようにしてできたということである。 ・日本列島を東西に二分するように太平洋側からもぐりこんでいく、その静かな動きは、いずれは先述したフォッサマグナと連動するかたちで、数千万年後には、列島を分断することになるということである。 ・ここで、面白い話をしよう。「日本列島は、世界地図の縮図である」とは、聞かれた方もあると思う。そのとらえかたでいくと、「本州」が「ユーラシア大陸」となる。そして、「富士山」が「エベレスト山」となってくる。 ・それを暗示するかのように、エベレスト山を含むヒマラヤ山脈は、インドのデカン高原が、やはりかつては大きな島であって、それが大陸にぶつかり、沈み込んでいくことで、結果的にヒマラヤ山脈となっていったということである。 ・これは、先述した「富士山」の造山のしくみと、よく似ているではないか。 そういう観点を自らつかんだためか、この「縮図説」は、いつも私の心の片隅にある。 以上が10年以上前に書いた記事の抜粋だ。手前味噌ではあるが、今読んでも斬新な説得力がある。
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最終更新日
2019年09月17日 07時34分00秒
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