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真理探究と歴史探訪

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2024年10月02日
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当日記で何度か取り上げてきた「ベシカパイシス」とは、”すべての始まりをあらわす形”とされ、上の画像の図形では、半径が同じ2つの円周が双方の円の中心を通って交差し、その中央部に形成される”黄色”を囲む形状のことだ。



そこで、冒頭画像に映る「ベシカパイシス」は”2次元の平面図形”なのだが、私の中で「ベシカパイシス」とは、なぜか”3次元の立体構造”として表現すべきとの『夢』を通じた直感(以下の関連記事)があり、それを具現化した作品が上の画像に映る造形である。(※「ベシカパイシス」の立体的表現…第一種)

☆関連記事・・・​ベシカパイシス・・・

上の画像に映る造形は、上の関連記事に掲載の冒頭に映る造形と全く同じものなのだが、映した角度により全く違う造形に観えてくるところが、(一場面に限定される平面図形と比べた場合に)立体造形の醍醐味であり奥深さと言うことができよう。

ちなみに、「ベシカパイシス」を形成する二つの円の基本単位である”一つの円”に対応する”3次元の立体”とは、制作当時の私なりの解釈で「準正14面体」の軸線構成とした。

​つまり以上の解説を前提として、円形(球体)と見立てた”青色”の「準正14面体」と”赤色”の「準正14面体」が和合した部分に形成される形状が、立体的な「ベシカパイシス」ということである。

(※上の画像に映る造形の接合部が、少し黄ばんで映っているのは、上の関連記事を公開した日付が2007年7月22日であり、その年月日に制作し17年を経た今も健在だった作品を撮影したからだ。)



そして上の画像に映る造形は、以下の関連記事でも書いたが、かつて「準正14面体」の”縮小版”を制作していたことから、その「小さい準正14面体」の二つを結合して「立体的ベシカパイシス」を制作し撮影したもので、今回の記事で初めて公開する作品である。(※「ベシカパイシス」の立体的表現…第二種)

☆関連記事・・・​​フラワー・オブ・ライフ(立体)の”縮小版”を制作(下)​​

この上の画像に映る「第二種の立体的ベシカパイシス」を自分の手の平に置いた時、改めて「フラワー・オブ・ライフ」につながる大元の構成単位であり、生命感あふれる「立体的フラワー・オブ・ライフ」を生成する《根源》なるものを垣間見たのであった。



次に上の画像に映る造形は、「ベシカパイシス」を構成する基本単位の「円」を「準正32面体」と見立て、青と赤の二つの「準正32面体」の軸線構成を、互いの中心核を共有する形で結合した構造体であり、中央部に形成される黄色の軸線構成が「ベシカパイシス」の位置付けとなる。(「ベシカパイシス」の立体的表現…第三種)

☆関連記事・・・​「ベシカパイシス」の立体的表現(Vol.2)

以上で簡単ではあるが、三種類の「ベシカパイシス」の立体的表現を解説したことになるが、この「ベシカパイシス」について検索を重ねた際に、特に目を引き印象的だった画像が下である。


この上の画像は​、前回の日記​でも紹介した​「ベシカパイシス」について分かりやすく解説されたサイト​から引用した”人間の『受精卵』”を撮影したもので、それはまさに「ベシカパイシス」を含む二つの球体が結合した形態であった。

そこで以下の文章は、そのサイトから抜粋したものだ。

・・・私たち人間も、幾何学的な道筋を通った末の産物です。その象徴たるものが受精卵。
何億という精子の中から、卵子に辿り着いたたった一つが卵子の中へ入っていきます。
そこで精子の尾が外れ、精子の頭の部分が卵核とちょうど同じ大きさの球体になると、次第にその二つが融合して、ご覧の通り「ベシカパイシス」を形成しました。
その融合し合った二つの細胞は、その時点であらゆるすべての宇宙の叡智を内包しているのです。
ここから発展していく有名な「フラワー・オブ・ライフ」も、たくさんの「ベシカパイシス」の集合体に他なりません。・・・


さて末尾画像の地図に描いた図形は、今年7月の連載記事​「ふたたび”列島中央部”への旅路」​に出かける直前に描くことになった陰陽二つの円と「ベシカパイシス」である。

この大きな時代の転換期に、日本列島の中央部に秘められてきた【 弥勒(ミロク)の世 】を暗示する「ベシカパイシス」が、ふたたび浮上し律動する時を迎えたと感じる今日この頃である。






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最終更新日  2024年10月03日 06時43分12秒


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