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以下の記述は、今月一日(2024年10月1日)の未明に見た”夢日記”(明晰夢)である。 ・・・”九つの眼”を持つ白龍が、私に挨拶に来た。その龍の長い顔には、斑点のような鋭い目が美しい文様の如く、うねるような配置で並んでいた。そこで白龍は私に…何度も何度も交配を重ねることで、結果として”九つの眼”になる…ということ等を、分かりやすく教えてくれた。 その私へ教示する際の白龍は、私が不安や恐怖心を抱かないように適切な配慮があったと感じられ、またその素性が私に理解しやすいように、懇切丁寧だが淡々とした解説であった。・・・ 以上が、”明晰夢”の内容から、特に印象に残った部分を掻い摘んで記したものだ。夢から醒めた直後、その美しい輝きを放つ”絹”のような地肌の白龍は、私には「九頭龍」との強い印象があった。 さて冒頭の夢日記には”九つの眼”を持つ白龍と書いたが、その夢の中で観た白龍の〔大きな頭部の長い顔に”九つの眼”が並ぶイメージ〕を、自分なりの発想で作図した画像が上だ。 そこで上の図象の原型となったものが、(冒頭画像に映る白壁の上方に並ぶ)かつて自身の展示会(下の関連記事)で公開した「うみへび座」(当星座を構成する主要な〈九つの星〉を〈九つの形〉に見立てた)と題した作品である。 (※ちなみに、冒頭画像に映る白壁の下方に展示した赤色を基調とする作品群は、「南十字星」を模っている。) ※関連記事・・・展示会の様子(4) さて、そもそも「九頭龍」の本来の名称は「九頭一尾の龍」とされ、この長い名称がつづまり通称の「九頭龍」になったということだ。実は面白いことに、その経緯を知った頃に見た「夢」があった。 それは今から十年以上前の「夢」なのだが、「五」を中心とする”九マスの方陣”(以下に示した左側の《五中数理》)が出てきて、「九頭一尾」の「九頭」が(五行説に対応する方位では)「南」の位置付けとなる「九」の氣場に龍の”頭”が置かれ、一方の「一尾」は「北」の方位となる「一」の氣場に龍の“尾”が置かれたビジョンが観え、とても印象的だったことを憶えている。 次に冒頭の夢日記に書いた〔”九つの眼”を持つ白龍〕についてだが、上の画像の白龍の頭部に観えた”九つの眼”のイメージ図を参考にすれば、その左右の眼の合計が「18」になるからであろう・・・その「覚醒夢」が覚めた直後の私には、上に示した右側の《六中数理》の、タテ・ヨコ・ナナメの三数計が「18」となる”九マスの方陣”が観えたのであった。 興味深いことに、この《六中数理》には、いわゆる「弥勒(ミロク)下生」を象徴する暗号を読み取ることができる。つまり、斜めに並ぶ二つの計「18」となる三数が、一方は〔369〕で「弥勒(ミロク)」を暗示し、もう一方の〔567〕は「(弥勒下生は)56億7千万年後」と読み取れるというわけだ。 以上の暗号の解読等については、”九マスの方陣”の立体的解釈を含め、以下の関連記事に詳しい。 ※関連記事・・・『6』の仕組み ところで、かねてより私の中では・・・「九頭龍」の本質とは「うみへび座」を構成する主要な「九つの星」・・・との認識が、以下の参考書籍の影響もあって定着しており、これまで広い会場で個展を開く際には、天空の星々を自作の造形群に見立て、例えば冒頭画像や以下の関連記事に掲載した画像のように、南側の壁面には「うみへび座」と「南十字星」を模った造形の数々を展示し、その解説を試みてきた。 ※関連記事・・・個展の模様(6) ※参考書籍・・・書名『 星空の卑弥呼 』(上下巻) 榊 晶一郎 著作・星雲社(2004年/初版) 今月の10月1日の未明に、私なりに「九頭龍」と感得した「白龍」の出現は、上の記述内容もさることながら、今年の5~6月にかけて結果的に二回(以下に双方の連載記事の筆頭をリンク)に分けたかたちで「列島中央部への旅路」に出かけ、一回目の旅路にて長野市は戸隠奥社の「九頭龍神社」への参拝、そして二回目の旅路にて福井市は「九頭龍川」の河口域(末尾画像)を散策したことも関連していたのではないかと感じたのであった。 ※関連記事・・・「富士山」から「戸隠山」へ…そして・・・(1) ※関連記事・・・ふたたび”列島中央部”への旅路(1) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年10月08日 15時46分27秒
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