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カテゴリ:WEBビジネス
ロングテイル。長い尻尾?
検索エンジンマーケティングをかじっている方ならイメージしやすい言葉かも知れない。 検索エンジンを上手に使う方は、多くの単語を上手に並べ、的確な情報を最上位に表示す ることが出来る。 例えばであるが、蒲田で働く私が、近場で餃子が食べたい!と思ったときに「餃子」とい うワードだけで検索をする事は無いです。必ず「蒲田 餃子」と2つ以上のワードを利用 します。(←クロスワード検索) Googleでの各検索結果数は・・・ 「餃子」1460000件 「蒲田 餃子」15400件 更に 「蒲田 ギョウザ」7150件 「蒲田 ギョウザ おいしい」3920件 「蒲田 西口 ギョウザ おいしい」973件 ドンドン検索結果数が絞られていきます。 上記のような感じでキーワードを増やすと、検索結果に表されるURLの長さがドンドン後 ろに伸びていくので「ロングテイル(=長い尻尾)」っていわれるような訳です。 情報流通がインターネットにより莫大な規模になり、その中からユーザーが適切な情報を える為の知識を付けていくと、検索エンジンに限らずその思考の中で多くの情報(ワー ド)をメインキーワードにつなげていく事になる。即ちそれは、よりその個人「だけ」に あったニッチなマーケットが必要とされていく事になる。 以前、某ファーストフード大企業の新規事業関係者が言った言葉がある。 「我々は1億の事業はやらない、50億以上で事業化を考える。」 ニッチ産業に大企業は踏み込みにくいのである。 本社費が巨大すぎるのだ。 ネット企業にしても、目的とするトラフィックが1億PV/月で考えればそれなりの規模の ネットワーク施設が必要である。となると最初の立ち上げ月からエライ勢いの費用割り当 てが降りかかってくるのだ。 だから小さな結果を残す事業プレゼンを社内で行いずらい! ちょっと言い過ぎかもしれませんがそんな感じです。 そしてそんな時に、ニッチでしか生き残れない事業体が有機的に市場で繋がり始めると、 メインストリームで事業をやっているリーダー企業がニッチ総体に一蹴されるような現象 も増えてくる事でしょう。 ・・・ という事で、大企業さん。ネット企業のM&A攻勢に駆逐される前に少しは対策立てたほう が良いですよ。今のネット企業が日本のトップ企業になる事は現状難しいですが、もう しばらく放っておくとそこを取って代わられる可能性が高くなってきます。 さあ、どうします? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年03月11日 11時10分35秒
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