テーマ:好きなクラシック(2282)
カテゴリ:オーケストラ
鑑賞日:2012年12月2日(日)16:00開演 入場料:¥2,000 自由席3階 【主催】ヘンデル協会 第48回 メサイア演奏会 会場:愛知県芸術劇場コンサートホール 出演: 指 揮:三石精一 管弦楽:名古屋フィルハーモニー交響楽団 合 唱:ヘンデル協会 ソプラノ:金原聡子 アルト:三輪陽子 テナー:中井亮一 ベース:伊藤貴之 オルガン:鈴木牧子 チェンバロ:戸崎廣乃 感 想: 名古屋で「メサイア」全曲の演奏会があるとのことで、寒空の中、栄の愛知県芸術劇場まで出かけた。 メサイヤ協会は金城学院大学の部活動から始まって1966年に第1回「メサイア」演奏会を開催し、その後学生中心から大学同窓生、一般社会人、学生に広がって続けられ、今年で48回目になるとのこと。 当日券自由席を購入し1、2階と3階正面5列目までは指定席のため3階上手サイドの席へ。当ホールは音響がよく、3階席でも全体がバランスよく聴こえる。指定席は9割の入で、流石歴史がある演奏会。 開演ブザーの後、合唱入場。約120名で男声は1/3で、下手からソプラノ、アルト、テノール、バスの順で並んでいる。続いてオケ入場。弦は3プルトで、チェンバロ、オルガンが加わる。オルガンはホールのパイプオルガンでなく、可搬型のオルガンを使用。 1曲めの序曲から始まり、名古屋フィルだけあって上手い。第1部のトランペットは2階客席からの演奏で、ホール中に響いて効果的。全体的にメリハリがあり、テンポよく進む。ソリスト、合唱とのバランスも良く、指揮者の功績でしょう。 合唱は年齢層が高めだが皆さん発声が良く、特にソプラノのピッチが良く安定しており、他のパートが若干危ないところもあったが、安心して聞けた演奏だった。 ハレルヤでは客電が付き、多くの観客が立ち上がって聴いており、この当たりもこの演奏会の歴史を感じる。 唯一残念だったのは、客席で携帯電話の着信音が3回鳴り、プログラムを落とす音やしゃべり声も聞こえたりと、アマチュアの演奏会だと仕様がないか。 料金の割に質の高い演奏であり、今後も継続されることを期待したい。 End お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.12.03 20:16:45
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