テーマ:好きなクラシック(2280)
カテゴリ:オペラ
鑑賞日:2015年5月23日(土)14:00開演 入場料:¥4,000 (B席:2階L1列) 【主催】東海テレビ放送 しらかわホール プレミアタイム2015 田中彩子 ソプラノ・リサイタル 「華麗なるコロラトゥーラ」 会場:三井住友海上しらかわホール 出演: ソプラノ:田中彩子 ピアノ :加藤昌則 曲目 <第1部> ナイチンゲールの歌 :グローテ 愛の歌 :フォーレ 影の歌 ~歌劇「ディノラー」より :マイアベーア アラベスク(ピアノ・ソロ) :シューマン 野ばら :シューベルト すみれ :モーツァルト 夜の女王のアリア ~歌劇「魔笛」より :モーツァルト <第2部> 鐘の歌 ~歌劇「ラクメ」より :ドリーブ さようなら ~歌劇「連隊の娘」より :ドニゼッティ 風と海とカッペリの花(ピアノ・ソロ) :加藤昌則 クローリスへ :アーン 夏の名残りの薔薇 ~歌劇「マルタ」より :フロトー 春の声 :ヨハン・シュトラウス二世 <アンコール> 天使の糧 :フランク アヴェ・マリア :シューベルト 感想: 1~2月頃のTV放送やぶらぼうの記事で知ったウィーン在住ソプラノ歌手、田中彩子の名古屋のコンサートに出掛けた。 開演前のロビーでは、出身の京都にちなんだデザートや飲み物が用意され、女性を意識したプロモーションあり。開演時間には客席は満席に、3月の東京コンサートが早々にSold outとのことで注目株なのでしょう。 鮮やかなオレンジのドレスで黒スーツのピアニストと登場。1曲目の初めて聴く曲、高音のトリル部分が沢山出てくる曲だが確かな音程で歌い驚き。 低音部分の響きが不足気味かと思ったが、曲が進んで行くと、どんどん聞こえてくるように感じた。 途中、ピアノ・ソロが入り、有名な歌曲2曲のあと、お得意の「夜の女王のアリア」も、超高音Fも確実に歌い圧巻。 休憩の後は、鮮やかな赤いドレスで登場。冒頭のドリーブ「鐘の歌」は、困難な鐘の音の高音トリルやポルタメントを素晴らしい技術で歌う。 しらかわホールは1階421席、2階272席のジュークボックス型で天井が高く、音響が優れているホールで、室内楽や声楽のコンサートにピッタリ。 そのホール中の空気を震わせて、響かせている歌声。当方の鼓膜も何度も共振し、TVやCDでは味わえない。けして音量や勢いで歌うことなく、終始正確な音程で、1曲1曲、1音1音を丁寧に歌う。最後の曲が終わると、客席はスタンディングオベーションに。 コンサート中にMCは無く、アンコール前にマイクで挨拶があったのみだが、音楽中心のコンサートとの姿勢で好感が持てた。 これからの更なる進歩に期待したい。 End お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.05.24 22:23:20
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