テーマ:好きなクラシック(2282)
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鑑賞日:2016年5月4日(水・祝) ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2016 「la nature ナチュール - 自然と音楽」 【主催】東京国際フォーラム 2日目は雨模様で嵐になるとの予報だったが、朝方の雨風も9時頃には止んで昼前に東京国際フォーラムへ到着。 今年プログラム発表の際に聞きたい公演が2つ。小曽根真他「動物の謝肉祭」とローザンヌ声楽アンサンブル「天地創造」。どちらも2日目の1回のみで、昼一と夜最後の公演。体力的に少々心配だったが、1日パスポート券を購入して5公演まとめて聞くことに。 公演番号:212/室内楽版「動物の謝肉祭」 日時:2016年5月4日(水・祝) 11:45~12:30 会場:東京国際フォーラム ホールA 入場料:¥3,500(S席1階23列目) 曲 目: 春の海 サン=サーンス:組曲「動物の謝肉祭」 <アンコール> 「動物の謝肉祭」フィナーレ 出演者: ピアノ :小曽根真、江口玲 ヴァイオリン:ドミトリ・マフチン、矢部達哉 ヴィオラ :ジェラール・コセ チェロ :宮田大 コントラバス:山本修 フルート :工藤重典 クラリネット:吉田誠 木琴、鉄琴 :安江佐和子 感 想: 客席は空席が見られず、5,000人のホールが満員状態。 舞台上にはピアノ2台が前後して置かれ、開演時間となり、江口玲、矢部達哉、吉田誠の3人だけが登場。 日本の名曲「春の海」を演奏。ピアノからは琴のような音色が奏でられた。演奏後、小曽根真が登場し、ピアノの弦からテープを剥がし、ハンマーが当たる部分に貼ったとの種明かしがあり、今回のLFJの中で誰も演奏しないだろうとのことで選曲したとのこと。 小曽根真のピアノ・ソロ演奏の後、舞台へ全員が登場。宮田大、矢部達哉、工藤重典らは、単独コンサートや客演で呼ばれるクラシックの名手達であり、同じステージに立つだけでも奇跡的で、小曽根真の人脈ならでは。入場料も今回のLFJで最高額になっている。 最初は原曲通りの展開から、曲が進むに連れてどんどんアレンジが入ってきて、「ピアニスト」では完全にジャズセッションに。次の「白鳥」は宮田大の素晴らしいソロ演奏が聞けて、これだけでも入場料の元を取った気分に。「終曲」は盛大なフィナーレで大盛り上がり。 数回のカーテンコールでも拍手が鳴り止まず、アンコールはピアノのフリーセッションの掛け合いから再び「終曲」を演奏。さらにカーテンコールが続くとムッシューPが蝶々を追いかけながら舞台へ飛び入りし、客席の盛り上がりは最高潮に! 11時のゲート開場後、ホール入場に20分ほど待たされ、忙しい演奏者達なので事前の練習は殆ど無く、直前の合わせだけなのかなとの推測。フリーセッションの雰囲気で、通常のクラシック音楽とは異なる音楽を楽しむことが出来た。本公演が1回のみなのは残念で、また機会があれば聞きたい。 Cont. お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.05.12 22:03:31
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