テーマ:好きなクラシック(2054)
カテゴリ:オペラ
鑑賞日:2021年11月28日(日)14:00開演 入場料:6,000円(BC席シーズンセット券/2階F列) 【主催】(財)東京二期会、 【共催】(財)ニッセイ文化振興財団 《二期会創立70周年記念公演》 ベルリン・コーミッシェ・オーパーとの提携公演 東京二期会オペラ劇場〈二期会名作オペラ祭〉 NISSAY OPERA 2021提携 オペレッタ「こうもり」 ヨハン・シュトラウスII世作曲 (ドイツ語歌唱、日本語台詞上演/日本語字幕付) 会場:日生劇場 スタッフ ![]() 指 揮 :川瀬賢太郎 演 出 :アンドレアス・ホモキ 舞台美術:ヴォルフガング・グスマン 照 明 :フランク・エヴィン 合唱指揮:根本卓也 演出助手:上原真希 舞台監督:幸泉浩司 公演監督:加賀清孝 合 唱 :二期会合唱団 管弦楽 :東京交響楽団 キャスト アイゼンシュタイン:小林啓倫 ロザリンデ :森谷真理→木下美穂子 フランク :杉浦隆大 オルロフスキー:成田伊美 アルフレード :金山京介 ファルケ :加耒 徹 ブリント :大川信之 アデーレ :雨笠佳奈 イダ :内山侑紀 フロッシュ :森 公美子 感想 11月は所要が入り、日生オペラ「カプレーティとモンテッキ」、新国立「マイスタージンガー」と相次ぎ聞きに行けず。 東京二期会シーズンセット券に入っている公演、年末も近づき「こうもり」を観に、新型コロナがすっかり収まり急激に人出が増えている中、日比谷、日生劇場へ出掛けた。 1年振りの日生劇場は、入り口でのアルコール消毒、遠隔カメラによる検温、チケット半券自身もぎり、チラシピックアップ、ドリンクサービス中止(ペットボトル販売のみ)等の新型コロナ感染対策はこれまで通り。 客席は前2列以外は全席販売で、ほぼ満席。オケピットには管楽器も入り、通常のオペラ公演を聞くことが出来た。 舞台は幕が開いた状態で、装置全てがベージュ色のカバーに覆われた状態で、序曲が始まる。序曲途中でカバーが除かれ、アイゼンシュタイン邸宅の居間が表れる。 家具の配置や奥の壁が動いて、そのままオルロフスキー公爵邸の舞踏会場に転換。 本来3幕物を2部構成にしており、2幕ハンガリーの伯爵夫人に変装したロザリンデがフランス人侯爵ルナールに扮したアイゼンシュタインから懐中時計を取り上げ、オルロフスキー公爵の シャンパンの唄で第1部が幕。20分の休憩を挟み、まだ客席が暗転になる前から演奏が始まり、堅苦しくないオペレッタならではの演出。 再び家具などの舞台装置が動かされ、天井の巨大シャンデリアが降ろされた状態で監獄の所長フランクの部屋となる。オルロフスキー公爵はファルケが雇った女性を男装させた偽物程度の読み替えで、全体的に違和感のない演出。 オケはスピーディな演奏で、どんどん物語が進められるのは、指揮者の功績でしょう。 ロザリンデ役の森谷真理さんが東京二期会退会伴い木下美穂子さんへ変更あったものの、歌手は皆さん役に合った歌声で、日本語の台詞も解り易い。2017年公演の再演とのことで、演技もスムーズ。フロッシュ役の森公美子の講釈は、自らの歌声とオペラに絡めたお話で面白い。 やはりオペレッタはこのような肩肘張らない演出が良いと思った公演だった。 すでに東京二期会の「2022-2023シーズンラインアップ」が発表されており、11月の日生劇場オペレッタは「天国と地獄」とのことで楽しみに。 End
最終更新日
2021.12.01 21:05:18
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