テーマ:好きなクラシック(2282)
カテゴリ:オペラ
鑑賞日:2022年4月9日(土)14:00開演 入場料:4,950円(D席 4階2列) 【主催】(財)新国立劇場 新国立劇場2021/2022シーズン オペラ『ばらの騎士』 リヒャルト・シュトラウス作曲 全3幕(ドイツ語上演/日本語及び英語字幕付) 会場:新国立劇場オペラパレス スタッフ 指 揮 :サッシャ・ゲッツェル 演 出 :ジョナサン・ミラー 美術・衣裳:イザベラ・バイウォーター 照 明 :磯野 睦 再演演出 :三浦安浩 舞台監督 :髙橋尚史 合唱指揮 :三澤洋史 合 唱 :新国立劇場合唱団 児童合唱 :多摩ファミリーシンガーズ 管弦楽 :東京フィルハーモニー交響楽団 出演 元帥夫人 :アンネッテ・ダッシュ オックス男爵:クリスティン・ジクムントソン→妻屋秀和 オクタヴィアン:マリア・カターエワ → 小林由佳 ファーニナル :与那城 敬 ゾフィー :安井陽子 マリアンネ :森谷真理 ヴァルツァッキ:内山信吾 アンニーナ :加納悦子 警 部 :妻屋秀和 → 大塚博章 元帥夫人の執事:升島唯博 ファーニナル家の執事:濱松孝行 公証人 :晴 雅彦 料理屋の主人 :青地英幸 テノール歌手 :宮里直樹 帽子屋 :佐藤路子 動物商 :土崎 譲 3人の孤児 :肥沼涼子、小酒部晶子、長澤美希 感想 大好きな「ばらの騎士」の公演があるとのことで、20℃を超え初夏を思わせる天候の中、初台まで出掛けた。 ロビーに人も多く、テラスビッフェでは、ワインやシャンパンも飲める。ようやく日常が戻って来た印象。客席も1階前2列のみ空席のみで、Z席を含めほぼ満席の状況。 新国立劇場「ばらの騎士」の本演出は、過去に3シーズン観ており本日で4回目。1幕、2幕とも時代設定にあった舞台装置で3幕の居酒屋の仕掛けも奇をてらったものでなく、衣装含め、安心して観られる演出。2011年4月大震災後の公演は特に印象に残っている。 今回上手側の席だったため、1,2幕は上手の廊下部分がよく観え、1幕終わりにオクタヴィアンが駆けて出て行く所も見えたが、3幕は廊下が下手側になるので廊下は全く観えず。 時間となり指揮者登場で序曲が始まる。ホルンも無事に奏でられ幕が開き、伯爵夫人の寝室。ここでの伯爵夫人とオクタヴィアンのやり取りがぎこちなく恋仲に見えない。歌の方も独唱はそれなりに聞こえるものの重唱にバラバラ感あり綺麗に聞こえてこない。これは3幕終わりの3重唱まで全てに共通して感じた。 これまで観たシーズンの歌手との違い、代役日本人歌手の影響も大きいだろうが、演出変更の影響もあると思われる。 新型コロナ対策で歌っている時は距離を空ける演出になっているため、1幕のベッドの上で一緒に歌うことは出来ず、二人の恋愛感が伝わってこない。 2幕のオックス男爵はオクタヴィアンと剣で争い、過去シーズンでは足を怪我する設定だったが腕を怪我する設定に変更。これも従者を側に寄せないためと思われるが、ソファーに横になり大げさに痛がる設定と合わず、従者も周囲をウロウロしているだけで違和感あり。 オーケストラも新型コロナ対策でオケピットを浅くしているためか、少々迫力不足に感じてしまった。 ぜひ新型コロナの影響がない状態での再演を観たい。 End お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.04.11 21:40:46
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