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profile:山本ふみこ
随筆家。1958年北海道生まれ。つれあいと娘3人との5人暮らし。ふだんの生活をさりげなく描いたエッセイで読者の支持を集める。著書に『片づけたがり』 『おいしい くふう たのしい くふう 』、『こぎれい、こざっぱり』、『人づきあい学習帖』、『親がしてやれることなんて、ほんの少し』(ともにオレンジページ)、『家族のさじかげん』(家の光協会)など。

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2012/07/17
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カテゴリ:生活
 「エッセイを書いてみよう」の講座がはじまった。 
 そのときの様子は、あとで少し記すつもりだけれど、その前に書いておかなければいけないことがある。 
 このたびのなりゆきについて。 
 これまでわたしの目の前にあらわれたなりゆきのなかでも、このたびのは「妙(たえ)なる」なりゆきだという気がした。 
 自分が誰かに、エッセイの指南をする日がくるなど、思ってもみなかった。この話が持ちあがったとき、だから、「へー?」と思った。 
 ——こりゃまた、ものすごいなりゆき。
 そう思った。

 初めて受講の皆さんのエッセイを読んだ日(講座のAセンターから自宅に送られてきた)、遠くなつかしい光景がよみがえった。
 出版社の編集室。
 20歳代のわたしの目の前には、いつも仕事が山積みだった。わたしは、勤勉と怠けを織りまぜ織りまぜ、仕事をした。怠けてばかりではだめだということは幼い頃からおしえられつづけていたけれど、勤勉だけでもまた立ち行かぬことは、みずからの経験がおしえた。
 当時は、取材も原稿書きも、割りつけ(いまで云うレイアウト)も、校正も、ざっとした云い方になるが、「何もかも」自分でしなければならなかった。それでも、いまのように総合力が重視されていたわけではなく、編集部内で、お互いの不備、不得手のようなものは補いあっていたような気がする。
 たとえば、わたしは原稿書きは苦にならなかったが、校正の力はてんでなかった。が、そのあたりのことは、暗黙のうちに了解しあっていたのである。
 さて、当時の仕事のなかに、こういうのがあった。
 毎号タイトルを決めて読者にエッセイの投稿を募る。送られてきたエッセイをひとつ残らず読み、掲載作品を選ぶ。少し添削して紙面にのせる。というものだった。
 このページの担当になったときは気がつかなかったが、はじめてみたら、たのしくてたまらない。会ったこともない誰かさんのエッセイを読むこと、すぐれた作品を選ぶこと、そしてほんの少し手を入れることが、ひと連なりのたのしみになった。後年、編集長から「座談会の仕事をまかせたいから、読者の投稿ページは後輩に譲ったらどうか」と云われたときも、「投稿ページだけは、もう少し担当させてほしい」と懇願した。
 何がたのしかったのだろう。
 それは……、誰かさんの書いたものが、ほんのちょっと手を入れるだけで、見違えるような文章になるところだった。
 いちばんさいごに好物をゆっくり味わって食べるような気持ちで(ただし、食べるときには、わたしはこうはしない。好きなものはとっとと食べてしまう)、読者の投稿ページの仕事は、いつもさいごのさいごにとっておいた。
 ほんのちょっと手を入れる。
 書きだしを数行うしろに移動させるだけで……、不要な説明を1、2行削るだけで……、不要だがおもしろい説明を際立たせるだけで……、反省することを我慢してもらうだけで……、文章はぐっとよくなる。「ほんのちょっと手を入れ」てもぜんぜんよくならない場合は、その文章になかみがないか、またはわたしには理解できない類いの傑作であるか、のどちらかだ。
 雑誌ができ上がってから、「自分のエッセイが掲載されて、どんなにうれしかったことか。気のせいかもしれないが、書いたときより、少しよく見えるのは不思議なばかりだ」というはがきが舞いこむようなときには、小躍りしたものだ。

 はじめての講座を(講師の立場で)経験したとき思いだしたのが、このときの小躍りだった。ひとは、長い、長い時間を経て、何かをわかることがある。何かを得ることが、ある。
 わたしはこのたび、妙なるなりゆきによって、目の前に好きな仕事を運ばれたのだった。

「エッセイを書いてみよう」の講座でわたしがしたはなしを、少し記しておこうと思う。
 文章はどんなものでも、たとえば日記のようなものでさえも、読者を持つという宿命を背負っている。ここに、書くときの覚悟がもとめられる(とわたしは考えている)。
 読者の信頼を裏切らない、がっかりさせないという覚悟。
 日記も……? もちろん日記も。
 未来の自分という読者の信頼を裏切らないと誓うことこそは、最も大事な覚悟かもしれない。というはなしをしたのである。


ブログ多肉植物1.jpg
ある日。
かつての自分を彷彿とさせるような雑誌編集者の長女が、

新聞紙をひろげ、おだやかな顔をして何かをつまんでは、
ぶつぶつと……。
「こんにちは、赤ちゃん」
多肉植物の赤ちゃんを、植え替えているそうです。


ブログ多肉植物2.jpg
赤ちゃんが、親元を巣立ちました。

ここでもまた、
長い、長い時間を経て……ということを
おしえられてしまいました。
多肉植物の赤ちゃんにおしえられ、
救われた日曜日の昼下がり。







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最終更新日  2012/07/17 09:48:45 AM
コメント(31) | コメントを書く

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妙なる なりゆき   寧楽 さん
ふみ虫さま

あのフォーラムでのお話

「なりゆき」という言葉を
胸に帰路についていました。

長い間の積み重ね
引き寄せられるように
ふみこさんのもとに
やってきたじかん。

それが妙なるなりゆき…

なんだか清々しくて、嬉しい。 (2012/07/17 10:01:44 AM)

書く   まきはや さん
こんにちは。暑い、暑い日々ですね。
書くということ。高校では文芸部でした。文集を作ったり、郷土の作家についてまとめたり。大学を経て、就いた仕事は 繊維関係の市場調査。インタビューして 書いてまとめて。母になってからは 小中の PTA新聞作りを10年。 今も 聞いて書く仕事です。
好きなんですかね。手で書くこと。
今も大事な文章は まず、手で書いて、 それから打ってみる。
メールやコメントは 書かないけど、黙読。ゴロが悪いと 再考。
自分の文章に手を入れてもらって 良くなるのって ワクワクしますよね。それから ちょっと悔しくしくなる。あー、なんで気づかなかったんだろって。
私、結婚する時 の 決め手は 手紙の 文章でした。そういえば。 過不足なく ピタッとはまったというか。
(2012/07/17 10:15:21 AM)

投稿   こぐま さん
ふみ虫さま

文章を投稿すること、大好きです。
ときどき掲載された文章を読んで、直されていると、
あーなるほど、って感心します。習ったことはないのですが、書くことって好きです。読者の信頼を裏切らない覚悟、
もたないといけませんね。覚悟します。 (2012/07/17 10:37:09 AM)

今はわからなくても・・・   ゆるりんりん さん
「長い、長い時間を経て、
 何かをわかることがある。
 何かを得ることが、ある。」
画面に赤線を引きそうになりました。
途中は大事、そんなことを思いました。 (2012/07/17 12:02:58 PM)

書く時の覚悟   みぃ さん
ふみこさま みなさま

こんにちは。暑いですね。

”文章はどんなものでも、たとえば日記のようなものでさえも、読者をもつという宿命を背負っている。ここに書く時の覚悟がもとめられる。”

見事に、わたしの心にズキューン!!でした。
拙い文章ながら、人さまに読んでいただく機会があるので
やはり覚悟をもって取り組もう!と思いました。
ふみこさん ありがとうございました。 (2012/07/17 03:17:15 PM)

なんと   つづみ さん
嬉しいお役目ですね、妙なるなりゆき・・・。
流れ着いてくるものなのですね・・・。
そんな「なりゆき」を楽しめる人生を迎えるべく、
今をしっかり頑張ろう。うん

エッセイではないけれども、日々の生活や仕事の事を
ブログに綴っています。
PCを棚から出して接続して、自分のブログのページへ行き、
入力した文章を何度も読みなおして・・・アップ。
友達からは「面倒くさくない?携帯から書けるのに。」と
言われますが、その準備が私にとって大切なんだよなぁっと
思っていたら・・・「覚悟」だったんですね、「覚悟」。納得









(2012/07/17 05:15:06 PM)

なりゆきの「妙」。   ふみ虫 さん
寧楽さん

目標がない。
上昇志向なし。
と云うと、ぎょっとされる……。

でも、「なりゆき」を受けとめる覚悟は
しているつもりです。
ときに、厳しいなりゆきも。

寧楽さんも……?

ふ (2012/07/17 06:21:04 PM)

書く。   ふみ虫 さん
まきはやさん

「書く」は技術ではなく(ほんとは、
少しは技術ですが)、ものの見方です。
「そこ」は、深くて深くて、溺れそうな
領域だなあと思います。ね。

ふ (2012/07/17 06:23:30 PM)

覚悟。   ふみ虫 さん
こぐまさん

覚悟。

ふ (2012/07/17 06:27:53 PM)

だからこそ。   ふみ虫 さん
ゆるりんりんさん

だからこそ、先など見えぬ「途中」が
大事です。ね。ね。

ふ (2012/07/17 06:32:54 PM)

みぃさんの「ズキューン」。   ふみ虫 さん
みぃさん

わたしには、みぃさんの
「ズキューン」が、
ズキューンでした。

深呼吸して、機嫌よく書いてゆきたいです。ね。
謙虚に。


(2012/07/17 06:35:09 PM)

ブログ。   ふみ虫 さん
つづみさん

流れついてくる、というより、
与えられる(ときには過酷にも)課題かな。
つづみさんにも、「課題」というほうが、
しっくりくるのでは……?

「なりゆき」と呼ぶと、
ぬるく感じられる向きもありましょうけれど、
逃げられないかたち。ね。

ふ (2012/07/17 06:40:37 PM)

おおお   つづみ さん
「課題」!その言葉、しっくりきます。
そう、「課題」・・・
いつも何かが訪れる度に、そんな思いを持っています。
「なりゆき」と「課題」・・・しっくり、しっくり。
ありがとうございます。 (2012/07/17 09:08:54 PM)

逃げられないと書いたけれど。   ふみ虫 さん
つづみさん

逃げられないのでなく……、
逃げないと決めた。とか、
(このたびは)逃げたくない。
 とかでしょうか。

「逃」の字を書くたび、
恥ずかしい気持ちになります。
「逃げる」を選ぶことが少なくはなく、
逃げ足もすごく速いわたしだからです。

きょうも、佳い日に。



(2012/07/18 09:32:59 AM)

長い長い時間   rantana さん
若いころのわたしから見たら、ため息をつきそうなくらい長い時間を過ごしてきた。
それなら、ふみこさんみたいに、好きな仕事を呼び寄せる準備は万端!のはずであるな、わたしも。
妙なるなりゆきに恵まれ、そして見逃しませんように。
てぐすね、引きすぎかしら。

多肉植物の赤ちゃん、かわいいですね! (2012/07/19 08:11:55 AM)

てぐすね   ふみ虫 さん
rantanaさん

「てぐすねひく」の「てぐすね」って何だろうかと
思って、辞書を引きました。
……「くすね」(糸や弓弦に塗って、
それを強化する松脂の混ぜもの)なんですね。

「てぐすね」もいいですが、
思いがけないところから、「なりゆき」は
やってくるものだと思うので、
それに気づく神経(感性)も入り用でしょう。
芳しからぬ出立ちでやってくるものも
少なくはない(というのがわたしの実感です)。

rantanaさん、ほら、そこにもう……。


>若いころのわたしから見たら、ため息をつきそうなくらい長い時間を過ごしてきた。
>それなら、ふみこさんみたいに、好きな仕事を呼び寄せる準備は万端!のはずであるな、わたしも。
>妙なるなりゆきに恵まれ、そして見逃しませんように。
>てぐすね、引きすぎかしら。

>多肉植物の赤ちゃん、かわいいですね!
-----
(2012/07/19 10:31:20 AM)

なりゆきをたのしむ   あすちるべ さん
ふみこさま
暑くなりましたね。各地の雨も心配です。
寧楽さんと同じく、わたしもあのフォーラムで「なりゆき」という言葉を聞かせていただいて、時々あの日書いたメモを読み返しています。
書くことの覚悟、覚悟して書くこと、考えたことがなかったです。心します。
話が変わりますが、あちらこちらからたくさんのきゅうりがやってきました。一瞬どうしよう?と立ち止まりましたが、友人が教えてくれたきゅうりのナムル(かな?スライスして塩もみしてしばらく置いて食べる時ギューッと絞ってごま油をかけます)、ふみこさんのお弁当の本にあったキューカンバーサンドウィッチ、あとはキューちゃん漬けにしようかなと思っていたら、今号のクロワッサンの最終ページにふみこさんのキュウリの献立を見つけました。5本はそぼろあんにします。
きゅうり、ドンと来い!です。 (2012/07/19 04:16:34 PM)

「エッセイを書いてみよう」の講座!   えぞももんが さん
ふみこ様

おはようございます
今朝 心底思いました。 ふみこさんの「エッセイを書いてみよう」の講座・・・受けてみたいなぁ。
自分の文章が どんな風に成長していくのだろうか。
いま 私が 上手くなりたい事、
一つ 料理。もう一つ 文章を書くと言うこと。
この2つなのです。
ふみこさんの「がっかりさせない覚悟」の文字に「書くこと」生業にしている 背負う者の大きさを感じました。

「がっかりさせない料理」私は 諦めず がんばります。


追伸・・・・
OLをしていた頃 給湯室の台所の清掃は
新人さんの担当でした。
でも シンクをピカピカにするのが趣味だったので
「シンク磨きだけは もう少し 私にさせて」と
新人さんにお願いしました (笑)
梅雨があけたようですね。暑さ本番。お体 大切にしてください。  (2012/07/20 05:30:59 AM)

なりゆき。   ふみ虫 さん
あすちるべさん

あすちるべさんと
1対1でお目にかかれなかったことだけが、
昨年の奈良の会のしくじりでした。
(……まだ云ってる……)。

さて。
オリンピックが近づいてきて、
ああ、オリンピック選手の皆さんは、
目標を掲げてがんばってきたひとたちだなあと
しみじみ思わされます。
「オリンピックはなりゆきです」
なんてひとは、ひとりもいない。
そういう意味では、わたしとは別次元を
生きる皆さんです。

けれど、
いきなり「目標=オリンピック」ではなくて、
毎日毎日練習を重ねるところからはじまっているのだとしたら、
やはり、それは「なりゆき」に運ばれた地点とも
云えるかな。

きゅうりが好きで好きで、
わたしは河童か……と思うほどです。
昨日は、うすく切って塩もみにしたものを、
卵豆腐とともに椀だねにしました。
ぬるめの清汁(あんまり暑かったので)。


(2012/07/20 10:14:24 AM)

おんなじ!   ふみ虫 さん
えぞももんがさん

シンクをぴかぴかに。
というのと、まるきりおんなじ!
そしてあの仕事は、
自分自身を磨いてもくれた……。

磨いたり、磨かれたりも、
そこらじゅうに機会があります。ね。

ふ (2012/07/20 10:17:08 AM)

気持ちが引き締まるような…   もも さん
ふんちゃん

 今回は、背筋が伸びるようなお話でした…。
 以前も、ここで、書く練習、書く練習…と、ふんちゃんに励まされたような気がしています。
 私にとって、ことばに記すって難しい…、けれど、時々、それをすることによって気持ちが整理されることがあったりして、したくなったり…。
 ここでは、「ふんちゃん、聞いてぇ」という感じになっていることが多い気がします。いつも丁寧なお返事を、ありがとうございます。しみじみ…。

 あとね…、キューカンバーのサンドウィッチも作ってみました!我が家の畑に、きゅうりがなりだしたので…。
 おいしかったぁ。今度は、ビビンパを試してみようと心に決めています! (2012/07/21 12:33:21 AM)

Re:なりゆき。(07/17)   Kiyomi さん
ふみこさん、お久しぶりです。学校以来ですね。

オリンピックとなりゆきのコメント読んで思わず噴出してしまいました。でも、ユーモアの中にも深い鋭い観点からの、納得の行くコメントでした。

ひょんなことからふみこさんの日本でのご活躍を知り、今までのブログ一気に、読み通しました。感無量です。
これからは私の月曜日の日課になりそうです。楽しみにしています。(時差で、日本の火曜日がこちらの月曜日)

ふみ虫さん
>あすちるべさん

>あすちるべさんと
>1対1でお目にかかれなかったことだけが、
>昨年の奈良の会のしくじりでした。
>(……まだ云ってる……)。

>さて。
>オリンピックが近づいてきて、
>ああ、オリンピック選手の皆さんは、
>目標を掲げてがんばってきたひとたちだなあと
>しみじみ思わされます。
>「オリンピックはなりゆきです」
>なんてひとは、ひとりもいない。
>そういう意味では、わたしとは別次元を
>生きる皆さんです。

>けれど、
>いきなり「目標=オリンピック」ではなくて、
>毎日毎日練習を重ねるところからはじまっているのだとしたら、
>やはり、それは「なりゆき」に運ばれた地点とも
>云えるかな。

>きゅうりが好きで好きで、
>わたしは河童か……と思うほどです。
>昨日は、うすく切って塩もみにしたものを、
>卵豆腐とともに椀だねにしました。
>ぬるめの清汁(あんまり暑かったので)。

>ふ
-----
(2012/07/21 02:16:12 AM)

ことば。   ふみ虫 さん
ももさん

ことばは不思議です。
たいていは、ことばは救いになります。

ただ、自分の「そのとき」があたわれるので、
うっかりすると(うっかりすると、です)、
黒い靄(もや)のようなものになって、
ひとに襲いかかります。
そういうことがないように、
ことばに対して敬虔な気持ちを持ちつづけたい、と。

きゅうりのはなしを訊くと、
はにゃーん、となります。
ももさん、おいしいきゅうりの話、
またしてください。

ふ (2012/07/21 06:22:36 PM)

ホノルルから?   ふみ虫 さん
Kiyomiさん

うれしいです。
わたしにとって、kiyomiさんは、
空に浮かぶ白い雲みたいな存在だった……。
(雲?って思わないでね。 雲好きなのです)。

あの、きれいな笑顔で、
ここに会いにきてくれたんだね。
ありがとう、ありがとう。

ふ (2012/07/21 06:29:25 PM)

妙なるなりゆき   CITRON さん
ふみこ様

長い時間を経た、妙なるなりゆき。
いつか蒔いた種が、いつの間にか育っていたのですね。

若いころは、バサっと切り捨てて方向転換
することが、未練がましくなくむしろ
かっこいいような気がしていました。
でも年を経るにつれ、切り捨てたはずのものは
よきにつけ、悪しきにつけ、どこかで
つながっている、と実感するように。

この瞬間が未来のなりゆきへとつながること
改めて心にとめておきます。
誰かにことばを手渡す時の「覚悟」と一緒に。
(2012/07/21 11:34:36 PM)

ほんと、ほんと。   ふみ虫 さん
CITRONさん

バサッと切り捨て方向変換。
わたしもそういうのが好きでした。

>でも年を経るにつれ、切り捨てたはずのものは
>よきにつけ、悪しきにつけ、どこかで
>つながっている、と実感するように。

ほんと、ほんと。
その実感することが、
ときに苦みや痛みをともなったとしても、
「つながり」は「つながり」。
わたしも、そう思えるようになってきました。

苦いとか、痛いとか云わず、
「不思議」とぽわんとつぶやいていたくもあります。
うれしい一方の「つながり」を得たときは、
「不思議、不思議」とうかれます。
……ね。

ふ (2012/07/22 07:53:40 AM)

エッセイで元気に   ゆきたん さん
ふみこ様
最近、職場のことで、疲れてしまって、心身参っています。
体だけは壊したくないと、色々、発想かえて、自分を大切に、未来に向かって、今、できることをと思っているのですが…。
行き詰まって、苦しい
この場所で、ごめんなさい。
ふみこさんの、エッセイに、いつも、助けられているので、読み返しています。
どうしていいか、わからない。
元気になりたい。
元気になりたい。 (2012/07/23 06:42:49 AM)

深呼吸。   ふみ虫 さん
ゆきたんさん

あせってはだめです。

来週の後半には、
いまとはちがった気持ちになって
おられるでしょうけれど、そのときの
まわりの風景の見え方は大事だと思います。
あせると、よく見えなかったりしますもの。
せっかくの風景を眺め損なうのは、困ります。

呼吸が浅くなっていると、
あせりが出ます。
深呼吸してください。
吐くほうを、いっぱい。

そして、来週、見えた風景を
知らせてください。
待っています。


(2012/07/23 03:49:27 PM)

エッセイ教室   Kouji さん
ふみこさま、みなさま、こんにちは。

生徒になりたいです。ふみこさんの教えをうけたい、というのが第一ですが、ひとつ空間に集い、学びをうけることの楽しさ。

ふとおもったのは、ふみこさんとやりとりのできるこのコメント欄もまた、教室といえるのかもしれませんね。
ふみこさんが講師で、ときには他の方が講師になったりして。
行き来自由な教室ですね。 (2012/07/23 04:37:10 PM)

教室。   ふみ虫 さん
Koujiさん

教室。
ほんとうにそうですね。

「せんせい」は、毎日、毎回、
かわっています。
わたしは、日直。

教室というわけですから、
明日からは「夏休み」気分でゆきましょう。

宿題もしましょうか。
自由研究も。


(2012/07/23 09:51:21 PM)

こんばんは   あいあい さん
ふみこさんへ。

7月の記事。コメントを今頃に、失礼します。
ふみこさんの講座を受講できる機会があったなんて、眠気が吹っ飛びました!
私は地方住まいなので、なかなか今は叶いませんが、いつも心にふみこさんを感じて過ごしています。たいていのことを平気なふりして頑張れるのです!ふみこさんは私の魔法使いです。

(2012/08/09 11:51:29 PM)


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