とても楽しみにしていました。
もう少し重めの作品かと思っていましたが、
意外と軽いティストですね。
おのおのの時代を感じさせる『フォレスト・ガンプ』や、
不思議な人生と言う意味では『ビッグ・フィッシュ』、
年をとらない主人公『グリーンマイル(のラスト)』を思い出しながら
長編を感じることなく、鑑賞しました。
じんわりとじんわりと、笑いも交えて
生と死を考えさせられる作品でした。
ブラピの演じるベンジャミンの人生、
見た目は老人なのに少年の中身が何とも愛おしく感じました。
私は特に映画の前半に、惹きつけられました。
後半の若いシーンはファンにはよだれものでしょうね。
母親クィーニー役のタラジ・P・ヘンソン の演技が素晴らしかった。
無償の愛ですね。
ケイトの演技を何よりも楽しみにしていました。
NYの夜の公園を背景に、浮かび上がるバレエのシルエット。
美しい~。
ティルダの出演も楽しみにしていたのですが
ちょっとケイトとティルダが外観的にもかぶるので
違う方でも良かったような気がしました。
デイジーが祖母に絵本をせがみ、ベンジャミン(見た目は老人)
と一緒に聞き入るシーンが微笑ましい。
でも何故?「家族のもとを去らなければならなかったのか」
良くわからないなぁ。
風変わりな人生・・私の大好きなストーリーです。
なので、期待が大き過ぎた為か
少し物足りなさも感じてしまいました。
余韻が欲しかったかな。
頭の中で『プライドと偏見』の名シーンと
台詞がぐるぐるしていたせいかも