☆ｏｒａｎｇｅ　ｐｅｅｌ☆気分

かいじゅうたちのいるところ posted by (C)☆オレンジピール☆

日曜日のレイトショーで一人、字幕版を鑑賞して来ました。
もぉ～胸がキュンキュンして帰って来ました

絵本が原作で、主人公は小学生?の男の子が主人公ですが
大人も楽しめると言うか、考えさせられる作品でした。
小2の次女にも見せたかったのですが、結局諦めました。
もし一緒に鑑賞したら、この世界（社会の難しさ）を
どこまで理解してくれたかな？・・なんて思いました。
原作の絵本は未読。表紙は見たことありました。

鑑賞前に他の方の感想を読んで、ラストの後味
（アンハッピーかハッピーか）書かれていて
結末を事前に知りたくない私としては、
軽くショックでした。
ならば絵本を読んでから、どう映画化されたかを
楽しむことにしました。

絵本は図書館で借りて、読んでみました。
（閉書になっていて、すごく苦労しました）
映画では絵本に描かれていない
かいじゅうたちの生活と悩みを詳しく
ダイナミックなアクション？と共に描かれていました。

色々な性格のかいじゅうがいるわけで、悩みも違うし
問題に遭遇した対処の仕方も違う。
社会の縮図ですね～。（思わず日本の政治家を、思い出しました）
そんなかいじゅうたちの王様になるため
幼い少年が四苦八苦。
そして･･王様と言う言葉も、解釈しだいで変わります。
深いです。

子供の傲慢さ、未熟さ・・そんな危うく多感な子供には
やはり親のあふれる愛が必要なんですよね

マックス少年の繊細な演技に、ぎゅーっと
抱きしめてあげたくなりました。
憂いをおびた表情、繊細な演技、赤い唇、あー可愛い
（ヘンタイチックですみません）

･･って言うか、体調不良の私が
寝かし付けを夫に頼み、レイトショーに行ってていいのかしら？
と、反省。
よく映画を1人で観て（懲りませんが）母として反省はしてます（爆）

かいじゅうや城の造詣は素晴らしく、音楽も
物悲しくて、良かったです。

ただ残念だったのは、カメラワークがぶれて
酔いました。
体調不良のせいかもしれませんが・・。