地元の映画館で『グラン・ブルー/デジタル・レストアVer.』の
公開があったので
当時、映画館でも観ましたが
映画館で観たいなぁ・・と計画しましたが
2週間で上映時間は終わってました。
この映画、公開は1988年。22年も前ですね。
私は、社会人成り立ての頃?学生の頃?自由時間もたっぷりで
がんがん一人で映画を観ていた頃です。
この作品も、一人で観ました。
ちなみに私が観た作品は『グレート・ブルー』でした。
グレート・ブルーの昔の感想
ラスト近いシーン。
ベットで寝ているジャックに迫り来る波の描写がとにかく
印象に残ってます。
感動と共に何とも言えない後味の悪さ?重さもあり
圧倒的な世界観に引き込まれたまま
ぼーっと映画館を後にしたのを覚えております。
ジョアンナ(ロザンナ・アークエット)がエンゾ(ジャン・レノ)のママを前に
海の幸のスパゲティ(大盛り)を
バクバクがんばって食べるシーンが鮮明に覚えてます。
映画における、印象に残った食べ物・・
絶対にこの映画のスパゲティをあげると思う。
断崖にあるお洒落なレストラン、行ってみたい。(実在するホテルのようですね)
漆黒の海、イルカと泳ぐジャック。海でしか生きられない男。
そんな男を愛した女。
ジョアンナ目線で、孤独なジャックに惹かれて映画を観ました。
グラン・ブルー/完全版をDVDで借りてきました。
168分は、長いでしょう??と思ったけど
惹き込まれて、面白くて、一気に鑑賞しました。
でも、要らない部分も感じました。
完全版は恋人同士(ジャックとジョアンナ)の描写が多いなぁ。
ちょっとくどいし、ルイおじさんや日本人ダイバーもいらないかな・・。
今回見直して、以前はあまり心象に残らなかったエンゾ(ジャンレノ)の
キャラクターに惹かれました。
シリアスになりがちなテーマでもありますが、
エンゾのキャラが、家族と共にコミカルに仕上がってます。
迫力あるママも笑える。
エンゾとジャックの男同士の友情にジーンと来てしまった。
イントロのモノクロのシーン(幼少時代)も大好き。
ペルーでジャックとジョアンナの出会いのシーン。
あまりに素敵で、鳥肌たってしまいました。
『さっき会ったね。イルカに似てる・・』この台詞も素敵
また、10年位経って見直したい、そんな作品です。
リュック・ベッソン監督は、やっぱり初期の頃が好きです。