カテゴリ:上美知代の日常
こんな行動だけはすまい、と心に誓うことが時々ある。
先日、とあるサービス業の勤務を終え、 店内で買い物をしていたときのこと。 これを言ってしまうとだいたいどこの店か特定できてしまうのだけど、 この店はお客様にとある商品をサービスとして提供している。 あくまでサービスで。 仕事を終え店内で買い物をしていたわたしが目撃した衝撃。 や、こんな程度で衝撃を受けるのはまぁ幸せ呑気に生きてきた 証拠だと思うのだが、たまたま忙しくスタッフが席を空けていた折に、 勝手に普段サービスしているあるドリンクをポットごと注ごうとしていたのだ。 ま、勝手に、というのはわたしの個人的な感情にすぎない。 慌てて、スタッフですと声をかけ、 不在にしていたことを詫びて、サービスドリンクを手渡ししたのだが、 人生ではふいに自分の引いているものさしを超えてくるひとに出会い、 衝撃を受けるのだ。 席を空けるならサービスのドリンクをそのまま下げるといいのだが、 常時お客様へのご案内が続いたりするとその時間もままならず、 ということもあり。 自分のものさしは時々疑うことも必要だろうけれど、 誠実さや慎ましさはひととして、できるだけ迷子にならないように 心に身につけておこうと、ちょっとだけ思った。 なんというか、慎ましさというものを忘れずにいたいな、 と思ってしまったのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.06.02 21:23:22
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