2005/05/07(土)22:25
いざ鎌倉へ。
このGW、ろくに旅行もしなかったので
ちょっと足を伸ばしてみるかぁということで、
鎌倉に行ってきました。
大学時代に鎌倉の花火大会に行って以来なので、
かなり久々です。
天気はあいにくの雨でしたが、
まぁかえってすいてたのでよかったのかなぁと。
鎌倉駅を降りてまず向かったのは、鶴岡八幡宮。
実朝が暗殺されたという「隠れイチョウ」の木、
(暗殺者の公暁がこのイチョウの木に隠れていたのでこの名がつく)
樹齢1000年以上というから、貫禄がものすごい。
なんか、歴史の重みを感じてしまいますね。
帰りは「段葛(だんかずら)」と呼ばれる参道を通りました。
ここは頼朝が妻政子の安産を願って建設されたという参道で、
両側には桜並木が続きます。
桜の季節は綺麗なんだろうなぁ。(でも混むのかなぁ、やっぱり)
鎌倉駅に戻って、今度は江ノ電に乗り、
「鎌倉文学館」に行くことに。
ここはずっと行きたかったんですよ~。
私、けっこう文学少女で
なかでも芥川龍之介が大好きだったんです。
でも、案内とは違って芥川に関するものはほとんどなかったなぁ。
パンフレットによると劣化を防ぐために年に数回
展示物を入れ替えているとのこと。
それが理由で、あまりなかったのかもしれないですね。
文学館の外観は西洋建築で、けっこうおしゃれです。
もともとは加賀百万石で知られる前田家の別邸だったとか。
だから豪華な感じなんですね。
私がいったときは、ちょうど特別展で夏目漱石展をやっていました。
私は漱石の「こころ」という作品が結構すきなのですが
その原稿があって、ちょっと感動しましたね。
あと、漱石が芥川の「鼻」という作品を絶賛して
それがきっかけで芥川が世に出たというエピソードがあるのですが、
その、まさに絶賛している手紙が展示されていて、
けっこう興味深かったです。
漱石のデスマスクなんかもありました。
次に向かったのは、ご存知鎌倉の大仏さん。
鎌倉は何度か行ったことがあるのですが、
大仏さんは意外にも初めて行きました。
それにしても、大きい~!
与謝野晶子が「かまくらや みほとけなれど釈迦牟尼(しゃかむに)は美男におはす夏木立かな」と
大仏さんの美男子ぶりを詠んでいます。
ところで、大仏さんの後ろって見たことありますか?
こんな風になってるんですよ~。窓みたいのがついててびっくり(笑)
本当は大仏さんの中にも入れるみたいなんですが、
受付は4時半で終わってたのでムリでした。
(私が着いたのは5時過ぎ)
本当はもっといろんなところを回りたかったのですが、
出かけた時間が遅めだったのと、雨が降っていたので
今日の鎌倉めぐりはここまで。
あとは鎌倉の小町通りにあるお好み焼きさんで夕食を済まし、
帰路に着きました。
おみやげに「鎌倉カスター」を買いましたが、
あれって本当においしいですね!
どら焼きよりもっと薄い生地の中にカスタードクリームが入っている
という感じのお菓子です。
鳩サブレーも有名だけど、鎌倉に行ったら
鎌倉カスターをぜひ食べてみてください♪