新着記事一覧 | 何かいいことないか、子猫ちゃん。　２００8春。

資産運用スタート

一月四日、野村證券柏支店に行く。受付嬢が振袖だった。担当のｋ嬢と話し込み、いくつかの商品を買った。以下の通り。1.野村ｲﾝﾄﾞ株投信2.アップルコンピューターの株３．外貨投資　ユーロを２０万円　　　　　　　米ドルを１０万円●解説●１について。中国はﾊﾞﾌﾞﾙ崩壊前夜だと思う。買ってもいいがチキンﾚｰｽになる。次に来るのはインドというのが定説だ。事実同じファンドで、去年は６万円くらい利益を上げた。２について。昨年発売したｉﾌｫﾝの好調への投資。アメリカでｉフォンは爆発的に売れた。今年はヨーロッパと中国・日本でも発売になる。世界中の若者が殺到するだろう。加えて、高齢者に優しい操作性＝画面を「めくる」という操作性はメカに弱い中高年に受けるだろう。少子高齢化の日本でも売れるに違いない。ちなみに去年、この株を利益確定して８万円の利益を得た。年末の話である。３について。１月４日の大発会は610円超の下落から始まった。故に、一時的に円高に針が触れた。　　１ユーロ＝１６１円　　１ＵＳﾄﾞﾙ＝１０９円必ず、３～４円　円安に動くだろう。そこをすばやく売る。★吉か凶か、それは時の運だ。　が、しかし私は勝利を確信している。

2008.01.06

IKKU

ななかまど　眼に　さはやかに　朝の道富士川の　畔歩けば　霜枯れるさんざしの　花愛らしく　道ふさぐおうばいの　花待つキミの　横顔よ

2008.01.06

竹中平蔵氏の講演を聞く。日本経済はどうなる。

サンケイホールで行われた「新春経済ｾﾐﾅｰ」というものに出席した。講師は、元小泉内閣の牽引車だった人らしく論旨明快だった。必ずしも賛成しかねる部分もあるが、この人のﾎﾟｼﾞｼｮﾝが良く分かった。事実上の小泉総理の理論的支柱であり、小泉改革の青写真を引いたヒトだという事がよく分かった。竹中氏は言う。「改革が後退し始めている」「不良債権処理はﾌﾞﾚｰｷが掛かってしまった」世界第二の経済大国といわれた日本は、今ではＧＤＰで世界１８位になった。世界のＧＤＰの１８ﾊﾟｰｾﾝﾄを占有していたが、去年は１０ﾊﾟｰｾﾝﾄを切った。この原因は「小泉改革」が継承されていないからだ。そのように竹中氏は語る。が、良いではないか。日本が経済大国であり続けるための「改革」は弱者切捨てであった。経済のあくなき効率化である。実際にはさまざまな改革の果てに、ワーキングプアが大量に発生した。非正規雇用は増える一方だ。マクロ的経済発展が、ﾐｸﾛの庶民生活を圧迫する。コレで良い訳がない。ところで、ﾀﾞｲﾅﾐｯｸな経済動向を把握する事、学ぶ事もそれは大切だ。世界を理解する事は大切だ。しかし、政治家や学者の議論がすべて正しいとは言いかねる。日本が経済大国であり続けることが、庶民の生活の充実・向上と結びつかない。むしろ相反している。コレはやはりヘンだよ。よーく考えてみたい。

2008.01.05

ああ

ああああ

2008.01.05

法政大学経済学部教授・鈴木徹三

●鈴木徹三、元社会党党首/鈴木茂三郎氏の三男。　愛知県蒲郡に生まれる。　大学卒業の後、講師・助教授を経て、法政大学経済学部教授となる。　専門分野は、経済政策・中小企業論。　この分野の専門書の他に、父君について「鈴木茂三郎伝」を著す。　2002年6月ガンのため没した。●鈴木ゼミナールを持っていた。　卒業生に「何かいいことないか、子猫ちゃん」の著者Ｍがいる。　ちなみにＭは、ｾﾞﾐ生の中では異端である。★先生の略歴を記すとこうなるかな。　私は学者としての鈴木センセイより、この闊達で優しい視線で若者と接する男　としてのセンセイがすきだった。　ｾﾞﾐ生の同輩諸君も、教師としてのセンセイより生活者、人生の先輩としての　鈴木徹三氏を愛した。　　ちょっと皮肉屋で、そのくせ暖かい肉声に触れる　と安心した。　　勉強は二の次だった。ｾﾝｾｲを真ん中に、２０人弱の青春が忌憚なく兄弟のように　交わった。　私の大学生活は、鈴木徹三ゼミナールと共にあった。　そう言って良い。

2008.01.05

恩師の奥様に逢いに行く　2

正月の喧騒を抜けた所に　その老人ホームはあった。まるでホテルのような佇まい。先生の奥様Ｓさんは古希をとうに過ぎ、なお美しくお元気だった。先生の遺影に手をあわせ線香をあげる。一階の食堂に行き正月膳を囲んだ。お屠蘇を飲みつつ昔話に花が咲く。千葉の海・岩井に行きましたね。先生と一緒に海岸を散歩したっけ---そうそう、白馬にも皆で行きましたね。北アルプスがきれいだった。近況。インドにいった話。スイスに行った話。お若い　お若い。私たちもこんな風に老後を過ごせたらなあ、と思う。先生の元気な頃のビデオを見た。懐かしいな。３時間で辞去した。坂を下り駅へと向かう私達を、手を振りながら見送ってくれた。また逢いましょう。

2008.01.05

●古希過ぎて　なお美しき　女のあり

●古希すぎて　なお美しく　君はあり●松飾　やがて過ぎ行く　寝正月●光る花　ねこやなぎ揺れ　川の辺よ

2008.01.05

恩師の奥様に逢いに行く

●大学時代のｾﾞﾐﾅｰﾙの先生は先年亡くなったが、その奥様が我が家の近くの老人ホームに暮らしている。●学生時代の先輩・Ｈ氏と、ご機嫌伺いに訪ねる事にした。●この人は若い頃、とても美し、く我々ゼミ生は半分この人に逢うため千歳船橋の先生の家をしばしば訪ねたものだった。●女優・有馬稲子さん似ていると評判の奥様は８０歳になっても美しく気品に満ちている。南柏駅からﾀｸｼｰで５分、特別養老施設を訪ねた。つづく

2008.01.04

旅のプラン2008 ●パリ　京都　ｼﾝｶﾞﾎﾟｰﾙ

旅に出たいな。２００８年の旅の計画をアトランダムに挙げてみる。●寒さを避けてシンガポールへ。赤道直下のシンガポールは好きな町だ。　寒さを避けてこの街を歩きたい。　オーチャーロードをぶらぶら歩く。Ｔシャツ姿で短パンで気楽に行こう。　冷えたビールが旨いはず。●真冬の京都へ　京都の友人に合いに行こう。先輩の上川さん、後輩の幸田君、彼は太秦の　撮影所にいる。　花見小路のＢＡＲでしっとり飲もうよ。　凍てつく古寺の境内で空を見上げよう。　にしん蕎麦でも食べるかな。●パリ、ルルド、カンヌ　義兄が住むパリを再訪しよう。　美術館を巡る。セーヌ川を見る。　妻の念願のルルドへも足を伸ばそう。　　聖母が出現するという泉水の水を飲んでみよう。●山行⇔春のキナバル山/夏の八が岳・オーレン小屋。

2008.01.04

車を買いに行く

妻がクルマを買い換えたい、と言ったのは去年の夏だった。私を頼りにしていない妻はﾊﾞｲﾄでこつこつお金を貯めはじめた。目標１３０万円、目指すｸﾙﾏは三菱アイだ。宇宙船のようなメタリックなイメージが未来志向の強い軽自動車だ。試乗会に娘といって、すっかり魅了されてしまった。室内が広い、設備が充実している、インテリアが素敵。が、お値段はこのｸﾗｽの国産車としてはお高い。すっかり熱病のようになってしまった。確かに街でこのｸﾙﾏとすれ違うと、際立っている。駄馬の間にサラブレッドがいるようなものだ。クルマに興味のない私にもそのオーラは感じられる。しかし、１３０万円への道は遠い。焦れてきた。この正月、どさっと入った新聞のチラシをチェックしていた妻の手が止まった。次善の候補としていたＴＡＮＴＯが格安と言う情報だった。新古車で６９万円と言う格安価格だ。私が箱根駅伝を見ている横でﾃﾞｨｰﾗｰに電話した。売り切れていないのを確認すると、昼食後スグ見に行くと言い出した。１６号線脇にオープンしたての東京日産の展示場へ向かった。愛想の良いセールスマンがつくばＥＸの柏の葉ｷｬﾝﾊﾞｽ駅で待っていた。今日が初売りなのである。その車は展示場の中央に輝いていた。サーモンピンクの小柄な車体は結構上品だ。軽にありがちの浮ついた安っぽさがない。「買うわ」妻は一通りｾｰﾙｽﾏﾝの説明を聞くと即断した。まず、営業所展示用だからそう今日距離10キロしか走っていない。車検は18ケ月残っている。「金はあるのかい」と言うと、何とか成るという。へそくりがあるらしい。「じゃあ買えば～」私が言って購入決定す。アトは、現在乗っている三菱MIRAが幾らで売れるかだ。あれよあれよと新車購入が決まってしまった。いいのかな。

2008.01.03

１月４日の一句　●福袋

福袋　ちいさな福に　笑みこぼれ初売りや　半纏叫び　客逃げる初売りの　行列に並び　足踏みす親子ずれ　両手に余る　福袋

2008.01.03

箱根駅伝4　●ゴール

●駒澤大学がﾄｯﾌﾟを切ってゴールした。　強かった。布陣が良かったのかもしれない。　復路に強い選手を配置した。　選手層の厚さも勝因だろう。　●それにしても早稲田の健闘が光った。　６区までは、このまま優勝は間違いないと　私は思った。●が、ベージックな強さは駒大が一枚も二枚も上だったということか。　箱根の山では、断然、早稲田が強かった。　が、平地に戻った途端、駒大の腰の強さが早稲田を上まり、順位をひっくり返した。●よく戦った、よくやった早稲田。　早稲田の選手の健闘を讃えたい。　駒沢大学の確かな強さを賞賛したい。●感動を有難う。　若きアスリートの汗と熱闘に敬意を表したい。

2008.01.03

駅伝3　　猛迫する駒澤大学

●８区、早稲田の飯塚を駒沢が猛迫する。　襷ﾘﾚｰの時、２分あった差を１4秒にまでちじめた。●早稲田の走者・三輪が力走する。後ろから駒沢・堺が猛迫する。●たちまち差は４秒に縮まった。　背後に迫る堺、するすると並んだ。●中継地点から2キロ走ったところで、一気に抜き去る駒澤大学・堺。　ついに逆転した。●頑張れ　早稲田。　「此処からは駆け引きと」ＮＴＶの解説者は言う。●併走する駒澤大学と早稲田大学。●勝負の行く方は　混沌としてきた。※11時31分.

2008.01.03

箱根駅伝　2

●学連選抜が三位に浮上した。放送によれば、去年から学連選抜の記録も正式に記載されるようになったという。複合チームであり、従来良い記録は期待できなかった。今年は眼を見張るﾁｰﾑﾜｰｸだ。来年はシードされることも充分ありうる。●それはさておき、早稲田・加藤創大の快走は続く。　区間新記録のペース。　二年生：加藤が逃げる。逃げ切る。　小田原ﾌ中継所、加藤創大、今７区の選手にタスキを渡した。　やった　若武者・加藤創大。

2008.01.03

箱根駅伝　復路ｽﾀｰﾄ

今、芦ﾉ湖のｽﾀｰﾄﾗｲﾝを駒澤大学がスタートした。首位・早稲田大学を追う。駒大は復路に実力選手を配置したという。学連選抜が第四位でスタートした。確か学連選抜は優勝しても、記録上は記載されない。そんなﾁｰﾑが　この位置にいる事が信じられない快挙だ。今　シード校ぎりぎりの中央大学がｽﾀｰﾄした。●我が母校・法政大学は１５位、まだｽﾀｰとしていない。頑張れよ、後輩達。目指せ１０位＝シード校確保。今８時９分、法政・上田君がスタートした。頑張れ　上田！●残り復路いっせいｽﾀｰﾄ組が　８時１０分ｽﾀｰﾄした。　昨日無念にもリタイアした順天堂大学も記録ナシを前提に、スタートした。●頑張れ選手達、素晴らしい走りを見せてくれ！　　たくさんの青春が見つめている。　　たくさんの青春追想組が見つめている。

2008.01.03

●正月三日、箱根駅伝もおわったし

紅白歌合戦⇔箱根駅伝⇔皇居ご参賀⇔年賀状拝受⇔親戚へのお年始。まあ一通り済みますと、段々タイクツして参ります。ああ、あの人はどうしてる。あの人は元気かな。アイツに久々会ってみたいね。だんだん人恋しくなってきます。何やら身体がむずむずしてきます。はあ、今日は此処へ行こう。誰と会おう。いっそヨコハマか鎌倉にでも足を伸ばそうかな。元気の虫が湧いてきて、胸が騒ぎます。あなたは--------。

2008.01.03

1月２日の朝

朝、玄関のブザーが鳴るので開けてみると兄が居た。え、昨日お年賀に行ったばかりなのに　と思っていると～兄はタッパウエアを差し出した。手に持つと、それは暖かかった。「昨日よ、コレを出し忘れちゃってさ」そういって、焼きたてのキスを手渡した。コレも鹿島沖で釣ったヤツに違いない。「あ、どうも」そう言って有難く受け取る。胸の奥のほうから＜ぼわっ＞と　微かに灯がともった。

2008.01.02

1月3日の一句　蟹鍋　夏みかん　

●北風の　窓のこちらは　鍋の湯気●蟹スキを　食せし君は　外国人●床の間に　手折りて飾る　　夏みかん　

2008.01.02

蟹ｽｷ鍋

風の強い一日だった。●朝、市内を車で走った。ふとした拍子に富士山の雄姿を一瞬だが見た。ああ、やっぱり富士はいい。春になったら忍野八海にでも行こうかな。雲のない早朝の富士山を撮影する。それまでにﾃﾞｼﾞﾀﾙ一眼ﾚﾌをかわなきゃあ。やっぱメーカーはＣＡＮＯＮでしょうね。●昼は、御節を食す。既に、カズノコとサシミは此処で売り切れた。餅は自家製が山ほどある。ああ、寿司もねえ。そう思っていたら、娘がカレシを連れてきた。カレシは日系ブラジル人である。●急遽、蟹すきをすることに決定。兄の家から貰ってきたタラバの足がある。さあ、今日も宴会だ。ＢＧＭはセルディオメンデスでも架けるとするか。

2008.01.02

箱根駅伝2:　早稲田躍進、劇的首位へ進出！

●箱根駅伝の往路最終区間。　早稲田のｷｬﾌﾟﾃﾝ駒野亮太が感動的な走りを見せた。●何人抜きだろう。　６位から一気に強敵を牛蒡抜き。　駒沢のｷｬﾌﾟﾃﾝ００とﾃﾞｯﾄﾋｰﾄのうちに、一気に首位・山梨学院を抜き去った。　更に、併走する駒澤大学を13キロ地点であっさり引き離した。　箱根の急坂を表情を変えず登り行く。●沿道の観客は増え、熱狂している。　●表表情も変えず、駒野亮太走っていく。　飄々と、淡々と前を見つめ、走り去る。●この若者・駒野の走りは、卒業生だけでなく全国の人々に元気をもたらす。●芦ﾉ湖のＧＯＡＬまで、あと5キロ。　勝利を確信した駒野の走り。　もう勝利は揺るがない。

2008.01.02

箱根駅伝　激走中

８時スタート　ただいま一区激走中。横一線。頑張れ　法政大学・福島クン！おお我が母校。行けッ　フクシマ。

2008.01.02

何故にあなたは初詣へ行くの。

正月、人々は初詣に繰り出します。ご近所の神社仏閣へ、川崎大師へ、浅草浅草寺へ。果ては、奈良や京都や出雲へ行く。♪何故に貴方は京都に行くの？別段深い意味はないのです。スイッチの切り替え、はたまたエンタメです。第一家にごろごろして居たのでは気分が改まり居ません。そういうわけで、晴れ着きて連れ立って出かけます。ぞろぞろ。社寺の方も心得ておりまして、巫女さん小坊主を増員してまっております。ふるまい酒や甘酒サービスなんていうのもあり、参詣客は得した気分。「やっぱりお正月は初詣だ」と納得します。かくして日本中、初詣で盛り上がる。ああ平和だね。

2008.01.01

●メジロ来て庭の蜜柑をつつくなり●

初春や　街行く人の　胸を張り初詣　破魔矢を抱え　帰り来ぬ階段を　登りつ親子　手をつなぐ

2008.01.01

年始　富士山　破魔矢

お年始に　ファミリイ集い　酌み交わす初富士を　遠く望むや　ベランダよ街行けば　破魔矢振袖　訪問着

2008.01.01

お年始

元旦である。わが家から1キロくらいの距離に住む兄を訪ねた。兄の息子夫婦、孫3人と賑やかに集合していた。兄は年来の釣りキチである。年末鹿島沖で釣り上げた鰈の刺身、イシモチの煮付けがメインディッシュ、御節も揃っているがこの美味には敵わない。去年は甥の小学生の娘ホノカが話題の中心だったが、今年は2歳になるハヤトが断然の人気者。お膳の周りを歩き、抱っこをせがむ愛らしさはあどけなく眼が離せない。この11歳ホノカと2才半のハヤトをつれて電車を見に行った。総武流山線の二両編成の列車が目の前を過ぎると、眼を輝かせて手を振った。スピードを緩めた車窓から制服の車掌が微笑んで手を振るのが見えた。バイバーイ、ここでも子供はアイドルだ。街の宝だ。●柔らかな元日の午後の陽射しを浴びて、三人手をつなぎ歩いた。元旦の　陽射し明るく　孫照らす

2008.01.01

死者との合奏　さようなら坂井泉水さん

●紅白歌合戦にＺＡＲＤ坂井泉水さんが初出場した。●ＮＨＫが見せたケレンである。　粋なことをするじゃないか。　渥美清さんがなくなった年、有名歌手がつぎつぎ「男はつらいよ」のテーマを　ワンフレーズずつ歌いつないだ。　あの時の事を想い出す。●映像は歌う坂井さん、手前は伴奏するｵｰｹｽﾄﾚｰｼｮﾝ。　みんな生前に彼女のﾊﾞｯｸをつけた人々だ。●考えてみれば、此れは「逆ｶﾗｵｹ」だ。　カラオケがﾏｼﾝの音楽に合わせて歌うことなら、これは　「歌う死者の映像に合わせて演奏する」行為だ。　普通、これは難しい作業だろう。●が、坂井泉水さんと演奏者はかつての仲間である。　楽々と往時を偲びつつ演奏したに違いない。　心中いかばかりか？●こうして「紅白初出場」は叶えられた。　死者は知らず、電波を通して「死者との合奏」を見た私たちが感動を　貰ったことは間違いない。●さよなら　ＺＡＲＤ。　さよなら坂井泉水さん!

2008.01.01

元旦の一句　●初詣　おみくじ　振袖

初詣　かがり火紅く　森黒く甘酒を　振舞うヒトや　初詣振袖の　裾を気にする　初詣おみくじを　手渡す巫女の　掌は凍り

2007.12.31

おみくじ：：小金八坂神社にて

ＪＲ北小金駅そばの小さな神社に初詣した。甘酒をもらい、巫女さんから福おみくじを受け取る。●立ちよれば　袖になびきて　　　　　　　　　　　白萩の　花の香ゆらぐ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　月の下かげ～とあった。早い話が「吉」である。願望：早くすれば他人の助けありて　調う〔ﾄﾄﾉｳ〕旅行：さわりなし　よろし相場：動かせば利あり恋愛：未来に幸福あり病気：心を強くもてばなおる※けっこう　いいやんか。　では、この運を信じ今年もがんばろ。　ガンバ大阪。　あほ～。何言うとるねん。

2007.12.31

謹賀新年。本年も宜しくお頼申し上げます。

年が明けました。ことし　貴方に良いことがありますよう祈念申し上げます。平成20年　元旦

2007.12.31

紅白歌合戦、進行中！

「おしりかじりむし」をアニメキャラクターが謳う。関根勉の娘がコレを応援する。子供たちが踊り、リアディゾンが登場した。中川しょこたん登場、歌う。アイドル総集合。まさに時代です。時代に迎合する---。そうとばかりも言えない。時代は音もなくスライドして行き捉えることが出来ない。それが芸能だ。紅白歌合戦は日本の2007年の決算だ。舞台は、米米クラブに転換した。2007残すところ3時間37分。

2007.12.31

年の瀬の銭湯へ

大晦日である。一年の垢を落としに近所の銭湯「小金湯」へ行く。思いのほか混雑していた。ふだん一人か二人しか入っていない露天風呂に三人で入った。サウナルームも大繁盛。ＴＶでは、志村ケンと鶴瓶が美女と絡む爆笑クイズとやらをやっていた。クイズに負けたら、わさび大盛りの寿司を食うというくだらない趣向である。きゅっと締まった肉体美の若者が３人、ゲラゲラと笑っていた。ぼんやり　これを眺め砂時計を片目で追う。汗をたっぷり掻いてサウナルームを出た。からだをの隅々まで、洗い上げる。湯船の中で、来年の構想など＜ぼわっ＞と考える。アレをこうして、コレをああしたい。何も考えて居ないのと同じだ。さっぱりとしてロビーに出る。例によって、腰に手を当ててコーヒー牛乳を飲みほした。銭湯を出ると西の空が茜色だった。

2007.12.31

さくらが咲いております。今年も懐かしいふるさと、葛飾柴又のさくらが咲いております。

●つまらねえことで親父と大喧嘩。１５の時にぷいと家を出て、そのまま二度と帰らねえつもりで居りましたが、風の便りに故郷に残した妹さくらやおいちゃん、おばちゃんのことを聞くにつけ、居ても立っても居られず、こうして舞い戻って参りました。●そうです。私のふるさとは東京　葛飾柴又なのです。〔♪お馴染みのｵｰﾌﾟﾆﾝｸﾞテーマ響く〕※これは～　映画「男はつらいよ」第一作冒頭の寅次郎の独白。　画面は　江戸川堤に爛漫と咲くソメイヨシノ。ちらちら散る花吹雪。　寅さん映画の幕が挙がったのは、昭和４４年８月でした。　以来２７年、私たち日本人を楽しませてくれた寅さんでした。　寅さん　いま何処を旅していますか？

2007.12.31

「寅さん」のﾛｹｰｼｮﾝにて。渥美清さんはこう言った。

ある冬の日、東京郊外で山田組「男はつらいよ」撮影隊はロケをしていた。一軒のしもた屋を借りていた。渥美さんをはじめ共演者、メークさん、結髪さん、ロケマネらが撮影の準備をしていた。寒い日だったので、渥美さんや女優さんは炬燵に入っていた。渥美さんが　ふとこう言った。「けど不思議だと思わないか。俺たちこうしているけど、此処はまるで見ず知らずの他人の家だぜ。そこへズカズカ上がりこんで、堂々と炬燵に包まってお茶を飲んだりしている。かたぎの世界じゃあ考えられないことだよ。つくずくヤクザな商売だってことよ。」そうなのだ。それまで当たり前だと思っていたのが不思議なくらいだ。こいう拠点がなければ寒空に　役者も監督も震えながら立って仕事をする事になる。「やくざな商売」こう指摘する渥美さんの感性の方がノーマルなのだ。

2007.12.31

なおさん来宅。ＳＮＳ利用法の伝授。

わが町・松戸で「ラブ松」というＳＮＳを立ち上げたなおさんが来宅した。私のプロフィルに写真がないのを哀れんでのことである。この際、いろいろ教わりましょう。来宅そうそうパソコンに向かいパコパコと写真をＵＰしてくれた。その手順もコーチしてくれた。が、パソコン音痴の私にはかなり高等技術だ。メモし、今後に備える。2008年自在に写真登録したいものだ。第一、デジタルカメラさえ持っていない。ＡＵのEXLIMケータイでも買おうかな。使い勝手がいいらしい。その他、検索方法あれこれも伝授していただく。はぁ松戸にこんな店あるのかぁ。帰りに我が家特製の梅酒をお持ち帰り戴いた。

2007.12.30

真夜中に歌声聞くや大晦日

真夜中の　歌声聞くや　大晦日ピラカンサ　玄関飾り　訪問者マンサクの　花つぼみなり　長谷山〔ﾁｮｳｺｸｻﾝ〕ヤマツバキ　一輪咲けり　朝日射す

2007.12.30

浅田真央、安藤美姫　華麗なる戦い

全日本ﾌｨｷﾞｭｱ決勝戦を見た。見事な勝負であった。結果は浅田真央の優勝、安藤美姫が二位。僅差であった。勝ち負けは技術の差ということか、時の運が左右しているというべきだろう。次の戦いで順位が逆転という事は充分ありえる。しかし、真央ちゃんの幼さな顔で妖精のように舞う姿は周囲を魅了する。またその磁力の強さは尋常ではない。一方、敗れたとはいえ安藤美姫の妖艶さ、演技力は特筆に値する。真央がゼッタイに敵わない女のフェロモンを周囲に撒き散らしている。美姫はｽｹｰﾄの技術だけでないプラスアルファを有している。「安藤美姫の世界」とでも呼べる世界を構築している。これはオリジナリティというものだろう。●ともあれ、この二人の火花散る戦いに拍手を贈りたい。

2007.12.30

霙　晦日　茜

●雹降りて　姦しく過ぎし　晦日かな●晦日なり　一心腐乱に　人の行く●夕陽さす　茜に染まる　晦日かな

2007.12.30

除夜の鐘

正月が近づくと想い出す。息子が少年だった頃、よく近所の丘の上にある小さな寺に除夜の鐘をつきに行った。除夜の鐘をどんどん突かせてくれて、その鐘の音が近所に鳴り渡るので、息子は意気揚々と鐘を突く。私も一緒に突いた。そのお寺・福昌寺は娘の小学校の同級生の親が住職、娘ともよく行った。日付けが変わる頃、寺の本堂に招きいれられる。護摩が焚かれ、長い巻物を解きながら延々と読経が続く。時に、中学生くらいの住職の倅が読経することもあった。足がしびれてくる頃、読経は終わり、縁起物の達磨さんが配られる。片目を毛筆で入れてくれる。息子も娘もこれをもらうのが　主なる狙いだった。暗い森の中に立つ鐘楼に並び　近在の人々と鐘をつく。鐘の音は木魂のように辺り一体に鳴り響き、新年が来たことを知らしめる。ｸﾞオーン、ぐぉーん　グオーン。

2007.12.30

撮影所のスタッフルームは---。

松竹大船撮影所が健在だった頃のことです。撮影所の本館には約１０部屋くらいのスタッフルームがあった。スタッフルームは８畳間ほどの広さ、たいがい冷蔵庫と長机、黒板があるだけの殺風景な場所だ。此処はいわば連絡事務所だ。監督も居るが、主人公は製作主任だ。電話連絡で役者のスケジュールを確保する。直近のｽｹｼﾞｭｰﾙを立てて、セット、ロケーションの準備をする。出来上がった予定表をスタッフに配布し徹底する。監督やカメラマンは此処で日々の打ち合わせを行う。このシーンはどう撮るか、監督の演出プランを聞き、必要な小道具や機材を準備する。終了後の撮影の反省会もおこなう。撮影が終わると、此処で酒盛りもする。此処で下地を入れて大船の街へ繰り出す。役者もちょくちょく顔を出す。「監督ちょっと相談が---」「撮影のｘｘさん居ない？」撮影の重要な拠点なのである。懐かしくも寂しき拠点の不在。

2007.12.30

日野三郎さんの家へゆく。

●日野三郎さん、７６歳。　　今月５日にパリから帰国。　　年末のご挨拶へ、妻と行く。●このヒトは、一年の四ヶ月をパリのﾙｰﾌﾞﾙで暮らし、残りの八ヶ月を　　東京中野で暮らす・●趣味　ダイビング。バリ、モルジブ、アカプルコ---世界の海で潜っている。　　超ベテラン。　　今年の年賀状は、小笠原の海の底でＶサインしている写真だった。●奥様は、7年前メキシコの海でﾀﾞｲﾋﾞﾝｸﾞ中に亡くなった。　　私の妻の姉上である。

2007.12.30

初詣　破魔矢　注連飾り

●かがり火の　神域照らす　初詣●晴れ着着て　破魔矢抱えし　小学生●年の瀬や　印半纏　注連飾り●年の瀬や　道行く人の　小走りに

2007.12.30

あと三日 ●早く来い来いお正月●

あと三日で今年も終わる。今年の大晦日をどうやって過ごそうか。ああ、やっぱり紅白歌合戦から行く年来る年という「ていばん路線」でいくかなぁ。いやいや某カフェが開くＪＡＺＺライブがあるぞ、カラオケＢＡＲの年越しＳＥＴも面白そうだよ。今年の大晦日は最高に寒いという噂です。初詣は温かくして行きましょう。私は近くの古刹・東漸寺〔520年前に創建〕に行く事、これは決定！

2007.12.29

小野リサを聴きながら。

深夜　小野リサのＣＤをかける。柔らかいボサノバの歌声が部屋いっぱいに満ちる。ブラジルの陽気で透明な音楽に身を任せる。小野リサはﾌﾞﾗｼﾞﾙ育ち、ボサノバの日本第一人者だ。日本の音楽界では貴重な存在。バタ臭く、しかし親しみやすい音楽は夜聞くのに最適だ。軽快にジョギングするようなｽﾋﾟｰﾄﾞで曲は進行する。さあ、夜更かしも此処まで。この一曲が済んだら眠ろう。

2007.12.28

わが憧れのオーレン。

夏が来たら八ケ岳のオーレン小屋に行きたい。小屋の前に湧く「強清水」を手で掬って飲み、山野を駈けたい。森林の霊気を浴び、山に挑みたい。赤岳、硫黄岳、夏沢峠---素晴らしき景観、湧き上がる夏雲。山の霊気を浴び、都会の垢を削ぎ落としたい。さあ、一緒に登ろうオーレンまで。

2007.12.28

29 日の一句●春を待つ少女●年賀状●大掃除●

春を待つ　少女野をゆく　ねこやなぎ年賀状　投函済みて　溜息す障子洗ふ　男の背中　冬の陽よ街を行く　愛犬勇み　ロープ引く

2007.12.28

福袋　●妻いわく「どこかに車の当たる福袋って無いの？」

妻はいま軽自動車の買い替えを計画しており、さまざまなﾃﾞｰﾗｰに声掛けて、お気に入りの車を物色中だ。だからこんな発言が出てくる。条件：軽自動車：燃費よし：料金格安：ﾃﾞｻﾞｲﾝ女性語のみにカッコイイ：堅牢、壊れにくい：故障少な目。こんな条件に当てはまる車の機種は何？こんな車　福袋で扱ってます？〔アホかいな〕●ﾋﾝﾄで良いから　誰か教えて！>b>

2007.12.28

欠席の理由　2

●脇田　茂〔元松竹映画製作本部長〕山根さんを偲ぶ気持ちは皆さんと共有できると思いますが、身体の方がついてゆきません。ご盛会祈ります。秀之さんに宜しく。●山内静夫〔元ﾌﾟﾛﾃﾞューサ〕申し訳ありませんが欠席させて頂きます。山根君への思いは深く、いつまでも残っています。ご盛会を祈ります。●森田郷平〔元美術監督〕久しぶりに山根映画を観たいのですが、今回は失礼します。次の機会をたのしみに。私はとても元気にしています〔頭以外は〕。●関根〔松竹株式会社人事部〕部の忘宴会のため欠席させて頂きます。妻が私たち夫婦の結婚ﾊﾟｰティに「白いスーツを着たカッコイイﾋﾄがいた」と言います。山根監督のことです。私たち夫婦の心の中に生きています。●稲葉信代〔故人の妹〕何時も兄のことを思って下さりありがとうございます。うれしく思います。残念ながら、どうしても都合がつきません。〔会費の一部に加えてください〕●野中直子〔文化放送ｱﾅｳﾝｻｰ〕欠席させて頂きます。山根さんは亡くなってからも、こんなに多くの方に思われてしあわせな方ですね。愛に溢れた立派な方だったのですね。またの機会に参加させていただきます。

2007.12.28

偲ぶ会　欠席の理由。　郷ひろみ、ｼﾞｪｰﾑｽ三木----

●ジェームス三木〔脚本家〕行くつもりでしたが体調優れず、失礼させていただきます。山根さんは私の脚本を一字も変えずに撮ってくれた唯一の監督です。良い想いでしか残っていません。あの世でも飲んでいますかね。●郷ひろみ〔歌手〕欠席させていただきます。●鈴木清順〔映画監督〕ご案内有難う御座いました。体調不良で残念乍ら欠席です。山根さんと私の間に梶原一騎さんがいました。或る映画の製作・原作が梶原さんで、山根さんからいろいろと梶原さんのこといろいろ聞きました。若く逝ったことが残念です。●内藤　誠〔映画監督〕去年に引き続き、今年も出席させていただく予定でしたが、勤務先の都合で残念です。皆様、良いお年を。●加島　潤〔俳優〕ごめんなさい。ｲﾍﾞﾝﾄのお手伝いのバイトです。老優なんとか頑張っています。「さらばｱ夏の光よ」は　郷ひろみさんの髪を切るシーンで見学の女性に集中的にﾌﾞｰｲﾝｸﾞを受けたことを　思い出します。ご盛会をお祈りします。つづく

2007.12.28

●映画監督・ヤマネシゲユキを偲ぶ会／銀座にて。

●わが敬愛する山根成之さんを偲ぶ会が昨日行われた。●第一会場は松竹本社試写室にて1976年製作の「さらば夏の光よ」を鑑賞した。　若き日の郷ひろみと、眩いくらい美しい秋吉久美子の共演だ。　これぞ青春映画、これぞ日本映画のスタンダード。　生きることのつらさ・素晴らしさ、魂の孤独、友と生きる美しさ、恋愛の苦さ----　ビビットに展開する物語、流れるような映像美。映画の楽しさを体感した。　31年前の映画なのに少しも古びていない。　デビュー間もない郷ひろみの演技が気持ちよい、若き秋吉久美子の演技力の　卓抜に眼を見張る。●第二会場、銀座三原橋の居酒屋「伝八」の個室にてしっとりと呑んだ。　参加者15名。　故人の弟・山根秀之さん、映画製作の女房役・坂本典隆カメラマン、高校時代の　同級生、氏のﾌｧﾝであった映画サークル「映画村」の仲間達。　去年の参加者42名から比べると人数は激減だが、偲ぶ会にふさわしく着席で　しんみりと語りあった。　●鮮やかなヤマネシゲユキの記憶が、そこにあった。　ヒトが生きた証はこういう風に胸の奥に残るものなのか。　　懐かしくも愉しい150分だった。

2007.12.28