危うくだまされるところだった・・・
昨晩で焼酎がなくなったので、出かけたついでにディスカウント酒屋に寄った。俺が家に常備しているのは「かのか」麦で、いつも1.8リットルの紙パックで買ってくる。「かのか」にはそれより大きなサイズで2.7リットルとか4リットルのペットボトルもあるが、何せほら、俺は箸とボールペンより重たいものを持ったことがないからね。今日行った酒屋で1.8リットルを見ると1,049円だった。特別安くもないけれど、まあ許容範囲内だ。ふと横を見ると2.7リットルのペットボトルがある。1,690円だ。最近、焼酎の消費が激しくてよく切らしているから、お徳なら大きなほうでもいいんじゃないか?そう思ったんだけど、あれ?何かが変だぞ。俺のケチ・センサーが作動した。こんな時、暗算ですぐに100ml単位に割れればいいんだけど、俺の溶けかかった脳みそでは対応できない。どうすればいいんだ? あぁ、最大公約数の900ml単位で割ってやればいいんだ。1.8リットルの紙パックが1,049円だから÷2で524.5円。2.7リットルのペットボトルが1,690円÷3で563.33・・・円。なんだ?量が少ないほうがお徳じゃないか。酒やジュースなんて量が多ければ多いほどお徳になると頭から信じ込んでいるので、危うくだまされてしまうところだったよ。もちろん紙パックの方を買って来て早速飲んでいるが、いやー今夜の酒は美味いよ。なんというか勝利の美酒だ。もしペットボトルの方を買って、家に帰ってきてから気づいていたら今頃、「俺はなんてダメな奴なんだ・・・ 生きている価値がないよ・・・」と、自棄酒を飲んでいただろう。なんだ、結局飲むんじゃん。※メーカーのHPで確認したら、希望小売価格は容量が大きいほど単価が安いみたいだ。 需要と供給の関係で価格が逆転するんだろうね。