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カテゴリ:普通の晩飯
俺の住む福岡では納豆は文化的には無しだ。
子供の頃食卓に納豆が上った記憶がない。俺が納豆を食べ出したのは大人になってからだ。 ところが、隣の熊本県では納豆は普通にありで、全国的に有名なメーカーも存在する。 熊本に納豆文化が根付いた理由として有名なのは加藤清正起源説なんだけど、それを信じると熊本の納豆は東日本の納豆とは全然別の発祥の過程を経てきたことになる。それにしては東日本の納豆も、熊本の納豆も全く一緒だぞ。 ちょっと調べてみたらもう1説あって、前九年の役で源氏に破れ奥州から筑前大島に流された安倍宗任が広めたという説らしい。そうなると平安時代から熊本に納豆があったのか? これもあやしいもので、宗任が大島の配流地から広めたのなら(ちなみに大島には今でも宗任の墓とされるものがある)、地元の宗像や熊本までの各地に1ヶ所くらい納豆文化があってもよさそうだし、1000年近くも熊本で食べられていたのに、その周りの地域に広がらなかったってのもおかしい。 まぁ、そんなことはどうでも良くて、久しぶりに納豆を買ってきた。 おでんの時に触れた消費期限の切れたからしを入れてかき混ぜながら、納豆にからしを入れたら美味いと初めに気づいた奴は偉いと思いながら食ったのだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年03月07日 22時56分47秒
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