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カテゴリ:旅に出る 飯を食う
すでに書いたが、今回の伊勢の宿泊は、主催者斡旋で二見浦の旅館だった。 実は二見浦は第3希望というか、最終選択肢だったが、結果として二見浦泊でよかった。 市内泊だったなら、せっかく伊勢まで来たのに、二見浦まで足を伸ばすことはなかっただろう。 ただ晩飯の選択というか、暗くなってからも開いてる店は少なく、下手をしたらコンビニ弁当かとも考えたのだが、表参道にぽつりと一軒だけ明かりがついていた店の暖簾をくぐる。 事前に調べていたわけではないので、伊勢うどんののぼりがあるから飲食店だろうくらいの認識だったが、この多市屋は明治10年創業で二見浦興玉神社の表参道名物らしい。 おすすめの貝めしと伊勢うどんのセット(1,000円)を注文した。ビールを飲みながら待つことしばし、サザエの混ぜご飯と伊勢うどんに赤だしのセットが運ばれて来た。 福岡の俺には、うどんといえばつゆが並々注がれたものだから、味噌汁が付くことは考えられないが、この構成を見て、このタレまぶしうどんは汁椀というよりもおかずなんだなと納得する。 サザエの混ぜご飯も美味しく、時々くるジゴ(内臓)のほのかな苦みと、一緒に口に放り込んだご飯の自然な甘みがまたいい。 前日の夕方に夫婦岩は見学していたのだが、朝起きてすることもなく、 6時45分だったらしい日の出の夫婦岩を再度見に行ったが、残念ながら曇っていた。 夫婦岩自体は日本全国にあるのだろうが、福岡にも志摩という地名があって(怡土と志摩で現在の糸島)、そこに「二見ヶ浦」があり夫婦岩がある。 恥ずかしながらこの歳になるまで、このような海中の近接する二つの岩に注連縄を掛けるのは、単に立ち姿が珍しいから、それ自体が神体扱いなんだろうと思っていたが、これは海側の鳥居だと案内板に説明されて、初めて合点がいった。 日曜の朝に行った時はちょうど干潮で岩の根元まで見えたのだが、女岩の根元にはどうも人工物があるよなと思ったが、帰って来て調べてみると、大正7年に台風で倒れて修理されているらしい。 俺はどちらかというと、自然の景勝よりも土木の跡を見つけたりする方が楽しい。 さて、お伊勢さんマラソンでは当日会場の出店や内宮参道のおかげ横丁で使える500円のチケットまでもらえるが、当日は昨日も書いたサンプルとビールで腹いっぱいになったので、 鰻巻寿司に換えて、これは家まで持って帰って、酒のアテで余った総菜のから揚げと春雨スープと共に、昨日の晩飯になった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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マラソンをしに行っただけだと思ったら、観光客のようにうまそうなものいっぱい食べてますね(笑)
サザエ混ぜご飯、うまそう! そして、鰻巻寿司というのは初めて見ましたが、これまたとてつもなくうまそう! かなりしっかり味がついていそうな見た目ですが、どんな感じなんでしょう。 (2016年12月05日 21時35分56秒)
伊勢は相当長く行っていないけど、小学校の修学旅行で泊まった旅館は「いろは館」だったような気がする。^^
貝めし、かなり旨そう。^^ ・・・って、喰い付くとこが、リコプテラさんと一緒だし。(笑) (kuni) (2016年12月05日 22時00分29秒)
なんだかんだで楽しんでるね兄貴!
そうそう、ここから伊勢・二見は遠い 伊勢湾に巨大な橋でもかからない限り・・と、思ったら 伊良湖岬から鳥羽を結ぶという壮大な大橋計画があるのだった それでも遠い 大阪の実家と同じくらい距離があるんだよね (2016年12月06日 00時43分32秒)
サザエとかアワビの苦い部分を食べられない友達が飲みに来るとこの素人がとか嫌がらせております(笑)
(2016年12月06日 19時52分06秒)
リコプテラさん
俺の場合は、マラソン大会=旅行ですからね。 食べたり観光も出来るだけしたい。 うなぎの巻きずしは、うな重やうな丼のたれを塗してあるようで、 酢飯の酸味は感じませんでした。 (2016年12月07日 07時01分07秒)
matsu-kuniさん
そちらからだと伊勢が小学生の修学旅行先になるんだ。 いろは館って高級旅館じゃないの? というか、小学生がドスンドスン暴れたら解体してしまいそうな・・・ (2016年12月07日 07時02分44秒)
ponpontondaさん
しげさんのところからも小学生の修学旅行コースですか。 伊勢って結構人気スポットなんですね。 いまどき木刀なんて売っていても誰も買わないでしょうね。 (2016年12月07日 07時08分29秒)
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