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カテゴリ:飯に関する諸々
俺は自分のことを右利きだと思って育ってきた。物心がついた時から箸を持ったり字を書いたり、投げたり打ったりするのは右だったし、矯正された覚えもない。
初めて「あれっ?」と思ったのは、小学校低学年の時に学校に警察が来て、自転車の乗り方教室があった時だった。「自転車は降りて押す時も左側通行です。左側通行で押せば、脇を通り抜ける車と自分の間に自転車があるので、車のミラーに引っかけられたりせず安全です」と教えられたが、何度やっても自転車と車の間に俺の体がある。 野球の投げる打つをイメージしてもらうとわかりやすいが、右利きの人は左足が軸になって、右足が動くんだよね。自転車も同じで、右利きの人は左足を軸にして自転車の左側に降りるが、俺は右足が軸になるので右側に降りてしまう。 今となっては自転車の乗り降りはどうでもいいが、実はこれはバイクも一緒で、サイドスタンドって車体の左にあるから、必ず左足を軸にして降りなければならない。 これが俺にとっては苦痛で、今でもバイクは乗り降りが一番苦手だ。 他には例えばお札を数えるとか、トランプを繰るとかいうのが左右逆の手になる。 お金を数えるのは数え間違えなければ逆でもいいだろうが、トランプを繰るのが逆手なのは、仲間内の遊びなら許されるが・・・ (もちろん仲間内の遊びでしかトランプを繰りません。) 両利きというのは、右でも左でも出来る人のことだが、俺は右で出来ることは右でしか、左で出来ることは左でしかできない。 箸は右だと書いたが、フォークとナイフはなぜか左利きなんだよね。 箸は左利きでも作法違反と言われないが、フォークナイフは切る時は逆でもいいけれど、フォークを口に運ぶ時には持ちかえなければならないらしい。 という話を散々書いて来て、今夜は先日半分焼いたステーキの残り半分を焼く。 エノキダケの在庫があるので、肉汁を吸わすべく横で一緒に炒める。 ステーキに味噌汁か?という話かもしれないが、味噌汁の具もエノキダケ。 今日言いたかったことは、テーブルにフォークやナイフを置く時に、どちらをどちらに置くべきか瞬時に判断できない。今夜はナイフと箸だったので、適当に置いて考えるよりも食おう。 今日置いたナイフの位置はたぶん合っているはず。(自信がない) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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