メシ食う俺もすきずき

2019/05/14(火)17:11

アジも釣れない俺の土産がアジのかまぼこ

お酒とあて(346)

昨日小値賀島(小値賀町)から帰宅したが、夏のキャンプに向けて打ち合わせや、見て回るところが多くて、フェリーターミナルでお土産を買う暇はなかったのだが、物価や品ぞろえを確認するために最後に寄った食料品店で、自分用にかまぼこを買う。 この一固まりで500円と少々値が張るが、地物のアジを使ったかまぼこでずしっと重い。お土産用には​すぼ巻きになった物​もあったが、自宅用ならばどう考えてもこっちが美味いだろう。こちらはすぼ巻きに対して、餅型といわれるらしい。 半分を切って、今夜の酒のアテにする。 考えたら先週は愛媛県三崎でじゃこ天を買って来た。じゃこ天に比べると、小値賀のかまぼこは噛み砕く骨の数が少ない。(まったくないわけではない。)書かないけれど原材料も全然違うので、似たような色だが味も全然違う。(ちなみに小値賀はアジ) 練りもの(かまぼこ)がそれぞれの地域で似たように発達して来たのは、この国がいかに動物性のタンパク質を海産物に頼って来たかということと共に、庶民にとって青魚がいかに大切なものだったかということだろうね。 ところで、無人島の野崎島でサビキ釣りをした。(あくまでも子供たちのアクティビティの候補として体験。) 竿とアミ(撒き餌)を持って海へ行こうとしたら、無人島の管理人さんに「釣れない」と言われる。いやいやご謙遜でしょう。だって無人島だよ、下手したら鯨とか掛かりかねん。 ところが、引き潮の上、港が浅くてサビキの上の針が海上に出そうな状態だ。メダカみたいなエサ取りしか見えん。廃村なので、波止もところどころ通行止めになっていて、よさそうなところには行けないんだよね。無人島だから誰も見ていないとはいえ、「教育キャンプの下見で来ました。誰も見ていないところでは少しだけルールを破ります。」ではカッコ悪い。 結局、アジ子はあきらめて岩場でシャクっていたら、小さなアラカブが一尾掛かった。ロックフィッシュは俺の引き出しにあるからね。 一応、生かしておいたけれど、結局オヤジ(アウトドアの師匠)と2人でこのアラカブ一尾だったので、これだけを捌くのは面倒くさくリリースした。命拾いしやがったな。 俺は地合いが悪かっただけだと思っているが、オヤジはアクティビティの候補から、釣りを早々に消したようだ。波止のサビキ釣りは、釣り針を自分に引っ掛けたり、下手したら海に落ちる子も出かねないので、俺も出来ればやりたくないんだよね。釣れ過ぎて捌くことを考えたらぞっとする。

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