さが桜マラソン2024を走る
今朝5時半に家を出たときには、傘を差さなくてもいいくらいの雨だった。ところが佐賀駅に着いたら結構な雨が降っており、会場までの道のりはアスファルトに水たまりが出来ていて、いきなりスニーカーが水浸しになる。ちぇっ、佐賀駅でランニングシューズに履き替えておけばよかった。どうせランシューは水浸しになるだろうから、スニーカーを温存した方が帰りが快適だった。スタート時もそこそこの雨で、今日はタフなレースになりそうだ。さが桜マラソンはいったん南に向かって走り、佐賀城址を一周してスタート地点に戻って来たら10kmで、ファンランはゴールとなる。その時点ではまだ余裕があり、そこでファンランに紛れてゴール(正しくはリタイアね)したいとは思わなかったが、14〜5km地点ですでにもうしんどくて、とりあえず23km過ぎだったと記憶していた、吉野ヶ里歴史公園内エイドの神埼そうめんまでは粘ろうと思う。ところが、吉野ヶ里公園内は走路が水浸しになっており、シューズ内がグチョグチョになってしまい、若干心を折られる。その状況を改善すべく、溜まった水をバケツで掻き出しているボランティアさんを見ると、そんなことは言えないんだけどね。無事神埼そうめんをゲットして、そこからは毎度おなじみの1kmずつ食っていく作戦で、人から見たら歩いているようなスピードだろうが、俺の中ではエイド以外では歩かず走っていた。30kmの手前では雨もほぼ気にならない状況になり、それと同時に身体も軽くなり(実際ウエアも乾く)、絶対に歩かずにゴールすると固く誓う。37kmの地点でちょうど4時間半だったので、これは5時間には間に合わないとあきらめた。結果はネット(俺がスタートラインを超えてから)でも5時間を1分過ぎていたが、途中の状況を考えたら、今日は途中であきらめずに完走しただけで俺をほめてやりたい。珍しくゴール後に腹が減っていたので、出店のたろめんを食う。たろめんは水害対応の災害ボランティアで毎週佐賀に通って頃に、一度俺のブログにも出てきたことがある。佐賀県大町町の名物で牛骨スープにエビが基本形。会場でビールを見つけられなかったので、列車に乗って飲酒解禁となる。帰りは靴下を履かずに濡れたスニーカーを履く。こんな状況にもかかわらず頑張ってくださったボランティアやスタッフの皆さん、沿道て応援してくださった方々に感謝して、帰宅後に追加で乾杯。激しく減塩の俺の体力的にフルマラソンは無理で、ハーフマラソンくらいがちょうどいいんだと思うんだよね。フルは自粛してハーフにしようと思いながら、また秋になったらフルマラソンにエントリーしている気がする。