今日の昼前、傘を差すほどでもなかったがすでに雨がポツリポツリと降っている中、天神の北のはずれを中洲中島町方向に歩いていたら、日本銀行福岡支店の前で、行員というのか社員というのか、止まれの旗を持った人に止められた。歩道だけではなく車道にも出て通行を止めていた。
俺は急いでいたこともあって、平時に(準)公務員ごときが交通を遮断する権利はないだろうと文句の一つも言ってやろうと思ったら、日銀の門から、パトカーに先導された見たこともないトラックが出て来た。
所属(日本銀行等)も書いていないし、色もいかめしくないし、一台だったら気づかなかったかもしれないが、
同じ車両が3台連なり、前後をパトカーで挟まれているならば、間違いなく日銀の現金輸送車であろう。
これは文句を言うどころではなく、いいものを見せてくれてありがとうとお礼を言いたい。
しかしこの中にはいくらくらいの現金が詰まっているんだろうね。ちょうど
日銀のサイトに一億円の大きさの見本があったが、これで一億円ならばこの大きなトラック3台で、下手したら「兆」が入るんじゃない
と思ったけれど、前後にパトカーが付く厳重さからすると、2台はダミーで実際に積んでいるのはどれか一台だけってこともありうるかもね。
さらには積んでるのは現金ではなく、例えば「在位30年記念」とか「即位記念」とかの金貨を作るために、各支店に分けて保管していた金を造幣局に集めるとかいうこともあるかもしれんなと思ったが、どうせ俺の銭じゃないしどうでもいいか。
でもまあ、めったに見られないいいものを見させてもらった。