南の海で釣り・・・大浦湾(沖縄)
4月下旬に、人生初の沖縄に行ってきました。今回の旅行では、沖縄のキレイな海と美味しい食べ物を堪能してきました。もうそれだけで充分満足な旅でありました。それはそれとして、家から1500km以上も離れた海で釣りをするという滅多にないチャンスも生かすべく、とりあえずなんでもいいからってかんじで釣りもしてきました。釣り場は、泊まったホテルの近くに位置する大浦湾です。ということで船の予約だけして、タックルは現地でレンタル。どんな方法で何を釣るのかもなんも調べず。何を狙うわけでもなく、海にちょっと出りゃあ何かしら釣れんだろうってかんじでボートに乗り込みます。船長さんの説明によると、餌の小エビをとにかく底に落とし込めとのこと。いつも投げてるスプーンの50倍くらいは重そうな錘を使い、ボートの真下に仕掛けを落とします。投げない釣りって初めてだったりします。常に底を取りつつ、根がかりに気をつけながら上げちゃあ降ろしを何度かやっていたら一発目がきました。ベラの仲間のようですが、まるでビタミンCと葉緑素が豊富に含まれてそうな、実に鮮やかでステキな色あいです。これぞ南国の魚ってかんじで感動。一応船は魚のいる真上で止まってくれるので、そこに餌を落として魚が食いつかないわけが無い、という前提のもとに釣りをするわけですが、アタリを感じても即アワセではどうも釣れないような。急いで竿を上げてみても、エビが半分食われただけだったりします。竿先がコンコンいってるのをひたすら我慢し、魚の口が針に到達したであろう的な状況を妄想する釣りっていうのは、いつもやってる釣りとはちょっと違うかんじでこれまた面白い。釣れる魚がいつも見てる種類と全然違うのもまた面白いです。この日一番大きかったやつです。カンモンハタという魚らしいですが、あっちではハタ類はミーバイと呼ぶそうです。ちなみに船長さんはこれをメバルと言ってました。ミーバイをメバルとも呼ぶ地域があるとのこと。本州のいわゆるメバルは沖縄方面にはいないらしいので、混同することは無いようです。ところで、この日も含め、滞在中の沖縄方面はこの時期にしては異様な寒さでした。気温だけ見ると東京よりも低い日があったりして、万が一を想定して持って来たフリースがなんと大活躍してしまったという。現地の人いわく、2月の方がまだ暑かったとのこと。。寒さに耐えながら釣りを続けていると次はこんなのが。オジサンという名前の魚(スズキ目ヒメジ科)。一応正式名称らしいです。確かにヒゲがオジサンぽいです。約2時間弱で5本程度と、いつもと全然違うやり方で、いつもと違う魚を釣ったわけですが、釣果に関してははいつもとほぼ同じ。それでも、何の事前調査もしなかった割には充分楽しめた釣行でした。↓よろしければクリックして頂けると幸いです。